異端審問官
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いたんしんもんかん
教義に反する異端者を審問したり断罪する司法職。
キリスト教、特にカトリックの間で、教義に反する者を「異端者」と見做し、尋問や刑罰を下すのが主な役割である。
異端審問は11世初頭から14世紀にかけて南欧・西欧で活発に行われ、多くの者が火あぶり等の残酷な刑に処された。
日本においても浄土真宗において「能化」が類似した役割を持っていたが、当の能化が異端を主張した三業惑乱事件後の1807年にこの職は廃止された。その後は歓学寮が異端の判断を行うこととなった。その他の宗派に関してはそもそも分派が新教団化するケースが多かった為、真宗のように宗派内に異端審問官がいた訳ではないものの、大きな教義逸脱を取り締まる職としては宗教全体を管轄する江戸幕府の寺社奉行が、本山からの訴えに応じる形でその都度審問業務にあたることとなっていた。
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アニメ化のお祝いで2020/9/20に発刊した異世界薬局合同誌と無配を再録しました! なお、こちらの本は、関根ひいさんとの合同誌「薬神様のくすり箱」をご購入いただきますとセットでついてくるオマケ本です。 本はまだ少量ですが在庫がありますので、よければひいちゃんのBOOTH(https://he-who-me.booth.pm/items/2392629)からどうぞ! ●同時投稿 ・ひいの漫画 オールキャラ盛り合わせ(https://www.pixiv.net/artworks/100715048) 異端審問官のお話(https://www.pixiv.net/artworks/100715641) ・もなかの小説 ちゆちゃんのお話(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18218607) ピエールさんのお話(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18218693) 異端審問官のお話(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18218695) ※コミカライズ6巻まで読了されてから読むことを推奨いたします。 内容について ・前半はオールキャラ4コマ漫画 ・後半はファルマくんと薬谷先生の意識が脳内で同居してる設定の4コマ漫画 です。 なお、この本を出した後に更新された原作と、一部内容が矛盾ないし重複している箇所がありますが、二年前は全く予想できていないことだったのでご容赦ください。2,815文字pixiv小説作品