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「私達だって、好きで人を処刑してきたわけじゃない!」


概要編集

鎌月鈴乃の本名。大法神教会訂教審議会筆頭審問官。


異端審問会暗殺者「デスサイズ・ベル」編集

彼女が所属している訂教審議会は、かつて異端審問会と呼ばれる部署であった。その部署は、教会の教義に反する者たちを取り締まる部署であった。大法神教会が絶大な権力を握る西大陸において、『異端者』の烙印を押されることは、社会的に抹殺されるのと同じであった。

特に魔王軍侵攻の際、教会と諸国の王は「どちらが魔王軍を退けるか」ということで権力争いを行い、内部分裂を起こしていた。それが原因で、魔王軍から壊滅的な被害を受けていた。

異端審問会は、そうした内部分裂を起こす原因を審問にかけ、それでも処理できないものは暗殺することで消し去っていた


結局、勇者エミリアの活躍で魔王軍は壊滅したが、異端審問会は戦時中の苛烈な審判を諸王国から弾劾された。教会は弾劾をかわすため、異端審問会を廃止、「開かれた信仰審判」をモットーとした訂教審議会へと名を改められた。


彼女は、自分たちが嫌というほど人を処刑してきたにもかかわらず、結局魔王軍侵攻前となんら変わらなかった権力欲渦巻く薄汚い平和に納得がいかなかった。そんな中、勇者エミリアの生存を表す証拠を見つけたことで、「希望に満ちた、真の平和」という希望を抱き、日本へと旅立ったのだった。



サリエルの一件により、エミリアとともに魔王を見張るために日本に留まることを選んだ。

しかし、それ以降に起きた、アラス・ラムス騒動、犬吠埼の戦い、佐々木千穂昏睡事件により、天界と教会に対する信仰心がほとんど雲散霧消している模様。

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