シギィは中央教王庁所属の修道女であり、異端審問官。
悪魔崇拝者や異教徒はもちろん、不埒な信徒もすべて火あぶりにすることが彼女の使命である。

彼女は熱烈な神の信奉者で、一言で言えば狂信者。
その厳格さにより女王クローデットも一目置く存在である。

異端と判断したものは自らの権限で罰することが許されている。
叛乱軍を異端者の巣窟として滅ぼすことに執念を燃やしている。
首魁アンネロッテを悪魔の血を引く忌まわしい存在と見ているのだ。
また、彼女は錬金術も異端であるという持論を持っている（これは中央教王庁でも意見が分かれているところである）。

戦闘技術も極めており、"聖炎の槌鉾"と隠し武器"神鎖剣"を使う。
さらに神の奇跡を顕現させる"神聖力"(ディヴァインパワー)の使い手である。
なおその際には、経典に記された"聖なるポーズ"を忠実に実行する必要がある。

同じく"聖なるポーズ"を使用するメルファと共通する部分があるが、
メルファが"ポーズが嫌いだが、決まりだから仕方なく恥ずかしそうにやる"のに対して、
シギィは"抵抗なくポーズができるが、羞恥心はある"という違いがある。

性格

残虐な殺人行為を行うものの、シギィ本人はむしろ普段は善良な女性である。
実際、OVAでは病気で苦しむ少年を聖なるポーズ「治癒」で治療した。
ただ、熱心過ぎる信者であることから、どこまでも真面目で融通が利かない性格をしている。
そのため審判を下す時には躊躇がない。彼女にとってはそれが異端者の断罪であるならば殺人＝悪ではない。
だからこそ、一番タチが悪いとも言える。

容姿

綺麗な長い髪をして、上品な雰囲気を醸し出している容姿端麗な女性。
服装は青を基調とした敬虔な聖職者のような服装を着ている。
ただ、その割には胸元は大胆に開いており、白くかなり丈の短いミニスカートを履いている。
太腿には純白のガーターが見えて、足は鎧で覆われている。
下着は聖職者にあるまじきTバックを愛用しており、これでは聖職者ではなく性職者である。