月影の踊り手ルナルナ
げつえいのおどりてるなるな
「うふふ、あなたの上で踊ってあ・げ・る」
月影の踊り手ルナルナは、クイーンズブレイド公式ホームページ上で行われた、美闘士アイデア募集企画により生まれたキャラクター。原案はイラストレーターのばん!氏。
頭部と両手の甲から伸びる4本の触手を操り、さながら6本の腕があるかのように闘う。また、勇猛な性格と無邪気な性格を併せ持ち、性格が変化すると肌の色が変わり、戦い方も変化する。
なお、「月影の踊り“子”」と間違われる事が多いが、正確には「月影の踊り“手”」である。
性格により変化する肌の色と、黒い長髪が特徴。変化する肌によって戦士のように勇猛な性格と、少女のように無邪気な性格が入れ替わる。また、かなりそそっかしい。
- 勇猛な性格の時には褐色の肌(画像右)になり、落ち着いた口調になる。
- 無邪気な性格の時には白い肌(画像左)になり、可愛らしい少女のような口調になる。
上半身は肩掛けのみ、下半身は玉パン一丁という極めて裸に近い格好をしており、さらに女性であるにもかかわらずコテカを装備している。ベースとなったモチーフは恐らくバリ島の邪神ランダ。
ゲームブック版
南方のジャングル奥地にある遺跡の守護者たるカリバラ族。ルナルナはそのカリバラ族最強の戦士だ。彼女は遺跡に眠る"大いなる力"を奪いに来る侵略者を、時には妖艶な舞踏で、時には死の舞踏で歓迎する。髪の毛から伸びる4本の触手を使って、華麗に舞いながら戦う姿は、6本腕の武神のような神々しさである。
勇猛な戦士のような性格と、無邪気な乙女のような性格を持ち、戦いの舞踏の中でそれらが交錯する。性格の変化により肌の色が変わり、戦い方も変化する。その変幻なる戦技を見切れる美闘士はほとんど存在しないだろう。
アニメ版
第3話より登場。カリバラ族の村に叛乱の騎士姫アンネロッテが来るのを察知。しかし当初は彼女のことを男と勘違いしていたため、踊り手と族長、そして踊り手の婚約者しか入れない聖域である遺跡に連れ込んでしまう。その後、彼女から求婚されたアンネロッテは女であることを打ち明けるが、これが原因で聖域を侵した部外者として監禁されてしまう。
時を同じくしてナメクジの怪物がカリバラ族の村を襲撃するも、ルナルナと牢屋から脱出したアンネロッテの共闘により撃破される。後日、村民たちと無事和解を果たしたアンネロッテは旅を続けるため村を去った。
一方、ルナルナもアンネロッテと共に旅をしたいことを族長に伝えると、彼の許可のもと村を飛び出してアンネロッテへ合流。旅に同行することになった。以降はアンネロッテを「姉(ねーね)」と呼んでいる。
キャラクターデザインはイラストレーターのF.S氏。QBでもアヴァンギャルドなキャラクターを担当する氏だが、むっちりとした肉感にエロ可愛らしさを絡めた画風や、確かなファンタジー観と実力による細微さが特長。装飾品などに目を配しても楽しめる。
また先述の通り、元となった公募デザインはイラストレーターのばん!氏によるもの。彼女の特徴である触手とコテカはそれぞれタコとゾウをイメージしているとのこと。
※ばん!氏による原案イラスト
円剣スイング
踊るような彼女の快楽のダンスと連撃は狙った獲物を逃さない。
キック
背力を最大限に生かしたキック。天地逆転の蹴りは相手の虚を突く。
踊り~創造~
豊穣と祈りを司る生命の息吹は新たな生命力を紡ぐ。
踊り~破壊~
怒り昂る触手が怒涛乱舞と相手に襲い掛かる。屍を司る最後の舞踏。
新規デザインの『幻影の音姫ルナルナ』が登場した。
肩掛けが無くなった代わりに触手が一対増えており、先端の吸盤をニプレス代わりにしている。肩掛けで申し訳程度に胸を隠していた旧デザインと比較して、触手ブラを解きさえしなければポロリすることは無いが、こちらも負けず劣らずの過激な服装となっている。