概要
おっぱい暖簾,暖簾服,おっぱい前掛け,垂れ布ブラなどの名称でも呼ばれる。
この特徴が見られる衣装は胸周りに布が無く、正面から前垂れ状の布などが掛かっているのみで、おっぱい自体はノーブラな上にほぼフル解放というとんでもない格好である場合が多い。
否応なしに視線が胸元の暖簾部分に行くため、暖簾のデザインに描き手のセンスが光ると言っても良いだろう。
胸を少ない布地で隠すことでギリギリのハミ乳を楽しむエロ衣装と言えば、他にはスリングショットや裸サスペンダー等が存在するが、こちらは文字通り布が暖簾のごとく垂れかかっているだけなので、少し動いたり風が吹いたりするだけで簡単にポロリするような構造となっている。
ただし、暖簾の下は必ずしもつけてないとは限らず、衣服やインナー越しに乳暖簾が垂れている場合もある。
本記事のメイン画像にもなっている『アズールレーン』のシリアス等によって2020年頃を境に認知度が上がってきたが、デザインとしては2010年以前から存在していた。
(『ファントムブレイブ』のクローネ(2009)や『ダンスインザヴァンパイアバンド』のミナ・ツェペッシュ(2006)、『Chu×Chuアイドる』のチュチュ・アストラム(2007)など)
バリエーション
二つ割り暖簾タイプ
「暖簾」を連想させる形状から、最もオーソドックスなタイプ。首元や襟や胸元などから2枚の布が延びる形になっている。他にもタオルブラのように一枚の布をうなじに通す形で両胸に掛けている場合もある。
また、前面に結び目やホックが存在するホルターネックビキニはこれを解くことで二つ割り暖簾状の乳暖簾になる。
似たようなデザインとして、クロスビキニやサスペンダーと同じように何らかの形で布の先端が固定されており、布の先端が乳頭部分から暖簾状に垂れ下がらないものがある。これらは「襷ブラ」と呼ばれている。
前掛けタイプ
大きい一枚布が前掛けのようになっているタイプ。布面積は広くなるが、それによって横乳や下乳へのギリギリズムがより強調されている。
肩掛けタイプ
ケープやストール等の肩掛けがそのまま乳暖簾になっているタイプ。下に何も着ていない場合は「裸ケープ」とも呼ばれ、腕や肩を動かそうものならほぼ確実にポロリする。
その他
和風ビキニアーマー
日本の甲冑には「栴檀板」「鳩尾板」と呼ばれる乳暖簾型の構造をしている部位が実在するためデザインの相性が良く、モチーフに取り入れられることがある。中でも有名なのが彼女だろう。
フリルビキニ
フリルがめくれる構造になっている場合は乳暖簾として扱われることがある。また、トップスの形状によっては後述の「乳カーテン」に近い見た目になる。
乳カーテン
おっぱいで押し上げられた衣服が乳袋を作ることなく乳頭部分から真下に垂れ下がり、身体との間に空間ができている様をカーテンに例えた表現。
下からのぞき込めば下乳が見えそうな構造という点では肩掛けタイプに近いが、こちらは「衣服がおっぱいで押し上げられること」が前提条件となっているため、実質的に巨乳・爆乳の女性専用となっている。
また、ワイシャツのように前面にボタンがついている服の場合、前開きにすることで乳カーテンと乳暖簾の中間のような状態にすることも可能。代表例としては彼女が有名。
関連イラスト
関連リンク
関連タグ
エロ衣装 暖簾 ノーブラ/つけてない 歩く18禁 スタイリッシュ痴女 ギリギリズム
垂れ布ブラ:別名称。こちらは布限定かつノーブラ限定
乳カーテン:構造や語感が似ているが、先述のように意味や用法が多少限定的
裸マント/裸ケープ/髪ブラ/タオルブラ/例のスーツ:形状が近いエロ衣装およびシチュエーション
襷ブラ/裸サスペンダー:類似デザイン。準乳暖簾とも呼称される。
ノーパン前垂れ:こちらは股間周りのギリギリズムを強調するための衣装。特徴とデザイン上の目的が似通っているため、乳暖簾と併用されることも少なくない。
修道服/シスター/性職者:元々胸元まで覆う長い襟が特徴のひとつであり、2020年以降、それらを乳暖簾としてアレンジしたものがお色気作品等で多く見られるようになってきている傾向にある。
主な乳暖簾のキャラクター
*他にいましたら追記お願いします。
- 春日ツバキ『ブルーアーカイブ』
- カミラ『モンスター娘TD』
- クローネ『ファントムブレイブ』
- サクラ(黒夜密行)『勝利の女神:NIKKE』
- 申鶴『原神』
- エミリエ『原神』
- 迅鯨(水着)『艦隊これくしょん』
- マトイ(ミコトクラスタ)『ファンタシースターオンライン2』
- ミナ・ツェペッシュ『ダンスインザヴァンパイアバンド』
- レビヤタン『Echocalypse -緋紅の神約-』
- セヴァストポリ『戦艦少女』
クイーンズブレイドシリーズ
閃乱カグラシリーズ