概要
異世界「イヴォワール」を舞台としたやりたい放題シミュレーションRPG。
「ディスガイア」シリーズの流れを汲み、際限ないキャラクター&アイテム強化で楽しめる作品だが、移動がマス単位ではなかったり、敵味方を戦闘フィールドの外へ投げ込めたりと、やれる事には大きな違いがある。
プレイヤーは、拠点・おばけ島での準備画面ではアッシュを、戦闘ではマローネを中心に操作する。
作中に登場する人物・能力・地方などの名前には、色の名前が使われている。
キャラクターデザインは原田たけひと、音楽は佐藤天平。
道満晴明によってコンプティークより漫画化されたほか、電撃ゲーム文庫とファミ通文庫で小説化もされている。
世界設定
イヴォワール
本作の舞台。大陸を持たない多島海の世界で、人間以外にも多様な種族が暮らしている。
島々の交易や連絡は「ボトル」を使った様々な道具でやり取りされている。
大きく4つの地方に区分され(地方に属さない離れ島もある)、各地方独特の文化や気候風土を持っている。
宗教は自然信仰が基本で、一部に救世主思想が混ざっている。
自然の力を利用した魔法が発達しており、市民生活レベルで利用されている。(自然信仰が進んだのも魔法の発達によるもの。)
- ウィステァリア地方
- 温暖な気候で最も人口が多い経済の中心地方。
- アクアマリン地方
- 氷雪に覆われた島が多い寒冷地方。
- ヴァーミリオン地方
- 火山帯を持つ熱気地方。異世界である魔界へのゲートがある。
- サンド地方
- 砂漠や荒野が多い乾燥地帯。
ボトル
イヴォワールの科学技術はさほど高くなく、現実でおおよそ産業革命時代程度。各地方による格差も大きい。そんな中で生活に利用されているのが魔法と科学を融合させた『ボトル』である。動力機関や合成といったものに使われている。
- ボトルメール
- 瓶入り手紙型の人造生物。自立歩行したり喋ったりでき、島の間を自ら泳ぐなりして移動して依頼物を渡す郵便の役割を持っている。品質の良いものは黄色、緊急連絡用のものは赤色をしている。
- ボトルシップ
- 島間の移動に使われる船。(こっちではない。)大きな樽型の形をした船体の左右にフロートが付いている形状が一般的。
ボルドー
この世界の通貨。貨幣ではなく、赤や青色の球体に金色の縁取りが付いた宝石のようなもので、色や装飾、玉の中に入っている宝石などで価値が変化する。
能力(ちから)
特定の人物が扱える超能力。遺伝的に受け継がれるものと先天的・後天的に突然変異で身に付くものとがあり、血縁関係に無くとも同種の能力が発現する場合もある。使用する際に固有の詠唱を行う。この詠唱は同じ能力であれば同じ詠唱を使う模様。他にも能力者の中には老化が食い止められる者もいるらしい。
種族(マルカスト)
主に文明を持つ『一般種族』と土地に生息する『モンスター種族』に大分される。モンスター種族は4種が基本だが、固有種も多数いる。
一般種族
- 人間族
- 読んで字の如くの人間。作中のネームドキャラの人間族は能力者が多い。
- ウサギリス族
- 名前の通りウサギのような耳とリスのような体を持つ獣人。温厚な性格の者が多く、他種族よりも長命。
- オウル族
- フクロウの姿をした獣人で、日光避けの眼鏡をかけている。翼が退化しているのか、空を飛ぶことはできない模様。
- キバイノシシ族
- イノシシの顔をした獣人。台詞の「ん」が「ン」になっている(「~~なンだ」等)訛りのようなものがある。種族全体の特徴として腕力がある。
- ワーウルフ族
- いわゆる人狼。独自の共同体を持つため、他種族のいる集落で共存している事は稀。
- マーマン族
- 鮫のような顔と皮膚をした魚人で、見た目どおり水泳能力に優れる。種族数自体は多くない。女性は「マーメイド」と呼ばれる。
モンスター種族
- 4大種族
- パティ族
- 「緑の守人島」という自然豊かな島に住む種族。葉っぱの帽子と衣を纏っており、喋ることはできないが、高い知能を持つ。設定資料によると、植物の一種であるらしい。大事にしている物を亜空間にしまいこむ能力があり、身近な人が大切にしているものを親切心から隠してしまうことがあるため、事情を知らない他の種族からは『森の盗人』と嫌われていたが、その能力が最終決戦で役に立つ。他にも他生物に変身する能力も持つ。
- マンティコア族
- ライオンのような姿をした四足生物。生息範囲が広く、常に群れで行動する。
- スライム族
- 字の如くのスライム。繁殖能力に長け、マンティコア族を上回るほどどこにでも生息している。宝箱に擬態したミミックもこの種族に含まれている。
- ドラゴン族
- 名前通りのドラゴンで、翼が無い二足歩行タイプ。イヴォワールで最も危険なモンスター。
- 固有種
- 茸人間のエリンギャー・ゴースト・ゴーレム・精霊・ゾンビ・使い魔・デスコーギー・リザードマン・ネコサーベル・フェンリル・ベヒモスが該当。
- パティ族
階級
イヴォワールにおける職業身分。古来より全地方で共通する階級制度だが、やはり少なからず差別意識を生む温床にもなっている。『ベリル』は一応階級に含まれているが、区分的には反社会的行為をする者として別扱いになっている。
【上位】
- セルリアン(地区代表者、王)
- セレスト(貴族)…モルト伯等
- ネフライト(魔導士、神職者、医師)
- フォーン(商人)…シェンナ等
- フラックス(生産階級)
- レイヴン(傭兵)…ラファエル、ドラブ等
- クローム(請負人)…マローネ、ウォルナット等
- ベリル(島荒らし、盗賊)
【下位】
登場人物
PS2版公式サイトではアッシュが、PSP版ではマローネが先頭に紹介されているが、ここではゲーム本編エンディングでの並び順に従ってマローネを先頭とする。
マローネ【人間族】
主人公。生まれつき霊魂(ファントム)を操る能力を持っている。この世界で身分の低い「請負人」であることに加え、その能力のせいで「悪霊憑き」と蔑まれ、難癖を付けて報酬を踏み倒す依頼人までいる始末。だが、前向きに生き、誰を恨むこともなくアッシュや霊魂たちと「おばけ島(元は別の名前だったが、マローネが住み着いてからそう呼ばれるように。)」で日々を暮らしている健気な少女。
能力は「奇跡の能力シャルトルーズ」。父親由来の能力だが、本来は父の「傷を癒す能力」だったのだが、マローネのものは治癒に加えて霊魂を物体に憑依(コンファイン)させ、実体を持たせて戦えるようにすることができるようになっている。
詠唱は「さまよえる魂よ 導きに従い現われ出でよ 奇跡の能力 シャルトルーズ」。
アッシュ【人間族】
もう一人の主人公。マローネの良き兄貴分かつ理解者で、正義感の強い青年。
元は請負人だったが、仕事中に魔物に襲われ命を落とした。その際、マローネの両親が持つ能力により霊魂の身となる。
能力は「水竜の能力エカルラート」。拳に聖なる破邪の力を込めて能力を高める。ゲームではコンファイン最終ターンに大幅パワーアップする。
詠唱は「邪悪なる者に討ち克つ力を 水竜の能力 エカルラート」。
カスティル【人間族】
貴族の保養地「いやしの湖島」に住む少女。生まれつき病で足が悪く、基本的にはベッドに寝た切りで碌に外に出ることもできなかった。自身の病で周りに迷惑をかけている事に負い目を感じており、自信を無くしていた。偏見を持たない心優しい性格で、依頼を受けてやってきた同じ年頃のマローネが自活している姿に憧れ、マローネの初めての友達なった。
マローネ達とのやり取りを重ねて少しずつ前向きになり、車椅子で外に出られるまでに成長する。マローネから頼まれてパティ族の1人(後述のモカ)と同居するようになり、手話で意思疎通を図ることに成功。その特技を買われて最終決戦まで同行する。車椅子で。
ウォルナット【人間族】
請負人の青年。同業者の仕事を横取りして達成し報酬を手に入れる”オクサイド”をメインとしており、実力は高いものの、金への執着心が強いことなどから評判は良くない。単に強欲なのでは無いようで、貯めた金は殆ど自分以外の何らかしらの為に使っており、私生活自体は質素。
能力は「覚醒の能力サイコ・バーガンディ」。生命力を炎に変えて潜在能力を引き出すが、肉体・精神的消耗が激しく長時間使用できない。無理に使い過ぎると寿命を縮める。
詠唱は「魂のともしびよ 眠りし獅子を呼び覚ませ 覚醒の能力 サイコ・バーガンディ」。
モカ【パティ族】
パティ族の1人。後述のシシカバブのサーカス団に見世物として捕らえられており、逃げ出したところを捜索の依頼を受けたマローネに出くわす。一度は依頼通り連れ戻されるも再び脱走、マローネの家に隠れていたためにそのまま匿われることになり、その後ある出来事をきっかけにカスティルの家で居候することになる。
人語は話せないが、カスティルとは手話を通じて意思疎通が可能になり、物語終盤のキーマンの1人となる。
シェンナ【人間族】
マローネとアッシュの住む「おばけ島」のシマオサ(島のオーナー)であるミステリアスな美女。「がらくた島」という島でボトルメールの工場も抱えている。
マローネ達に興味を持ち、彼女に島をレンタルさせつつ、その力を見定めるような仕草を見せる。
過去にある事件によって脚を悪くしており、がらくた島から遠出が出来ない。
ムラサキ【ウサギリス族】
シェンナと共にボトルメール工場を営む技師。手先が器用で発明が趣味。後にボトルシップを改良した大型船を開発する。
ラファエル【人間族】
イヴォワールにおける最強の剣客「イヴォワール九つ剣」の1人に数えられ、「無限剣のラファエル」の異名を持ち、世界最強の傭兵団「白狼騎士団」の団長を務める誇り高き剣士。
強者との戦いを好む一面があるが、マローネやアッシュの事情を知っても差別することなく接する真摯な人物。
能力は「極みの能力ヘリオトロープ」。分身したと見紛う程のスピードを発揮し、その速度と手にした名剣『神剣ヴィシュヌ』で異名の如く無数の斬撃を繰り出す。
詠唱は「心無になりしとき 剣は無限の刃となる 極みの能力 ヘリオトロープ」。
スプラウト【人間族】
「イヴォワール九つ剣」の筆頭。かつては「大剣士スプラウト」「輝ける聖剣」と呼ばれ、全ての剣士の憧れの人物だったが、とある事件をきっかけに豹変してしまい、以来打倒サルファーを掲げてただ一人修羅の道をひた走っている。
ラファエルはかつての弟子。
能力は「冒涜の能力ダーク・エボレウス」。手にした大剣『魔剣シヴァ』で吸収した暗黒の力を自らの力に還元し、敵めがけて放出して攻撃する。
作中でも数少ない固有の詠唱を行わない能力。
30年前イヴォワールを襲った巨大な魔物。別世界からやってくる存在で、過去幾度となくイヴォワールに現界して人々を恐怖に陥れている。その都度多大な犠牲を払いつつも撃退されているが、追い返しているだけで倒すには至っていない。
モルト伯【ウサギリス族】
本名・モルト伯カーマイン。作中の一地方「アクアマリン地方」の名士。かつてイヴォワールを救った人物『勇者スカーレット』を知る数少ない一人で、私費を投じて行方を捜している。貴族の階級にありながらそれを鼻にかけることはなく、マローネに対しても偏見を持つことなく接する人格者。依頼を通して、年齢にそぐわない働きを見せるマローネに篤い信頼を寄せる。
勇者スカーレット【人間族】
30年前に自身と同じ名を冠する名剣『霊剣スカーレット』を手にサルファーを退けた伝説の剣士。現在は行方不明となっており、サルファー再来を危惧するモルト伯が捜索している。
能力は「覚醒の能力サイコ・バーガンディ」で、この能力を多用し過ぎたために死亡したという噂が流れている。”サイコ・バーガンディ”は潜在能力の高さで最大出力が変わり、スカーレットはウォルナットを遥かに上回る力を引き出せる。
パーシモン【オウル族】
表の世界にも裏の世界にも精通したやり手の情報屋。行き倒れていたウォルナットを介抱して以来、何かと彼を気にかけている。
マローネの両親で、ヘイズが父、ジャスミンが母。夫婦で請負人を営んでおり、アッシュは仕事仲間で家族ぐるみの付き合いだった。マローネに常々「自分の能力で人から嫌われようと、決して恨んではいけない。その能力は人を助けるために神が与えた能力だから、人を助ける思いやりのある優しい人になれ。いつかきっとみんながお前を好きになってくれる。」と言い聞かせていて、この言葉がマローネの精神的支柱となっている。
マローネが五歳の誕生日を迎える日、とある依頼で危険地帯の「魔島」に向かい、そこで予期せぬ強大な魔物に襲われ、アッシュ共々命を落とす。
ヘイズは能力者で「奇跡の能力シャルトルーズ」を扱えるが、効果は本来の「傷を癒す能力」だった。死の間際にアッシュに用いた際に『奇跡』が起き、彼を霊魂へと変える。
ヘイズにも固有詠唱は無し。
カスティルの両親で、サフランが父、ジョーヌが母。
かつては名門出の富豪だったが、病身のカスティルの為に「いやしの湖島」に移り住み、財産の殆どを彼女の治療に費やしてしまっており、現在は没落している。
カスティルとは血が繋がっていないものの、彼女を想う心は本物。
フェイディッド【人間族】
カスティルの実の兄。ある日家を飛び出していってしまい、現在は行方不明。
ドラブ【キバイノシシ族】
傭兵団「獣王拳団」の団長で、「豪腕のドラブ」の異名を持つ屈強な男。
猪突猛進な性格だが、団員を大切にし、受けた恩は必ず返す義理堅い人物。
能力は「勇猛の能力メガロ・クロッカス」。凄まじい闘気を引き出して腕力を増幅させ、敵を粉砕する。
詠唱は「原始の本能よ あらぶる野性よ 蘇れ 勇猛の能力 メガロ・クロッカス」。
フレイム【人間族】
女性だけで構成された傭兵団「アマゾネス団」の団長で、男勝りな性格。
能力は「乙女の能力コバルト・ブルー」。冷気を操って大気の水分を氷結させ、巨大な氷塊を武器に纏わせて敵を押し潰す。
詠唱は「戦いの女神よ 我らを護り給え 乙女の能力 コバルト・ブルー」。
フォックス【人間族】
「死人使い」の異名を持つ一匹狼の傭兵。強大な魔力を持ち、単独でも上位の傭兵団に引けを取らない実力を持つ
能力は「魔道の能力ヴィリディアン・カッパー」。マローネと同じく死者を操る能力だが、こちらは屍を操る。
詠唱は「精霊は我が意に従い 怨敵を滅ぼさん 魔道の能力 ヴィリディアン・カッパー」。
リエール【人間族】
傭兵団「風の翼団」の団長。生真面目な性格。
能力は「風神の能力オウル・ミョゾディス」。上空で大気を自身の周囲に圧縮し、風を纏いつつ急降下して攻撃する。
「大空の支配者一族が命ずる 風神の能力 オウル・ミョゾディス」。
キャナリー【人間族】
「希少モンスターの権利を主張する会・会長」を自称する人物。着物のような格好で「ござる」言葉でしゃべる。一見人の良さそうな態度だが、『保護』という手段だけに目が眩んでモンスターを顧みない強引な行動をとるなど、主張を疑うような問題行動が目立つ。
キバイノシシの兄弟で、兄のブータンはイヴォワール有数の総合企業「バンブー社」の社長、弟のシシカバブはサーカス団の団長。過去に”サーカス団を作る”というシシカバブの夢にブータンが反対した事で長年仲違いしていたが、とある一件でマローネの尽力もあり、最終的に和解する。
コールドロン【マーマン族】
強面の不動産屋で、一度獲物(島)に喰らい付いたら手に入れるまで諦めない姿勢から「島喰らいのコールドロン」と呼ばれる。時には金に物を言わせた手段を用いる事もあるが、一方で能力があれば風評など気にせず差別なく接する実力主義者でもあり、働きに対してはきっちりと相応の報酬を支払うなど、話せばそれなりに分かる人物。物怖じしないマローネに「おじさま」と呼ばれて感動し、ファンとなる事に。なぜか関西弁。
クローネ【人間族】
wii版で追加された「もうひとりのマローネ編」にて突如現れたマローネに瓜二つの少女。若干マローネよりも大人びており、クールで他人とのなれ合いを嫌う。
正体は別次元のマローネ。彼女の次元ではアッシュが霊魂にならずそのまま死亡してしまい、以降たった一人で人々から中傷を受けて人間不信に陥っており、碌に依頼も来ず、仕方なくオクサイドで生計を立てつつ孤独に生きていた。(本編ではアッシュが中傷メールをこっそり破棄するなどしてマローネのメンタルケアをしていたため、彼がいない世界線のクローネは天涯孤独の身で誹謗中傷を受け続けていた。)
能力は勿論「奇跡の能力シャルトルーズ」。短時間ではあるが多数の霊魂を憑依させられるマローネと異なり、1体だけの代わりに長時間霊魂を憑依させられる。
汎用キャラクター
初期状態で使える一部を除き、敵を倒す事でその職種・種族を作成可能になるが、まさか殺害したそのユニットの霊……ではないと、マローネのためにも信じたい。職種はファイター、レディナイト、ヒーラー、ウィッチ、商人といった一般的なものもあるが、魔導合成師、称号師、ダンジョン師、じいさん、ばあさんといった独特のものも多い。
お馴染み、アーチャーやプリニーやエリンギャーも仲間にできる。ただしこの世界に、アーチャーが本来得意な弓は存在しない。
ゲストキャラクター
戦闘
戦闘開始時、フィールド上にはマローネ(とその武器)を除いた味方ユニットは存在せず、フィールド上の物(オブジェクト)に「コンファイン」(簡単に表現すると、依り代を使った召喚)して戦わせる必要がある。一定ターンが過ぎると味方は送還される。
送還された味方は同じ戦闘で再度呼び出す事は出来ないが、味方ユニット数の最大値は減らないので、あらかじめ余分にユニットを作っておけば、戦闘が長引いても安心。
アイテム持ち帰り
味方ユニットが送還される際、コンファインしていた物を一緒に持ち帰る可能性がある
持ち帰った物(人工物・自然物問わず)は、拠点の「おばけ島」に配置した汎用キャラクター(通常の店などはなく、対応した職種のキャラクターがいないとサービスを受けられない)を経て、
・売る。
・合成して、アイテムに含まれるマナや、アイテムを武器として装備した時に使える技を吸収させる。
・称号(アイテム名やキャラクターの職種名に付き、アイテムやキャラクターの能力に修正を与える)を取り換える。
・放置して、マナを少しずつ吸収させて蓄える。
事ができる。
アイテムはどんな物でもキャラクターが装備して(持って)武器として使えるのだが、剣や杖といった普通の武器でない、草木、岩、器物なども武器にできる(種類別に特有の技がある。能力が戦闘向きでない場合は、技だけを他のアイテムへ合成すればいい)。また、このゲームのアイテムは「それ自体が能力値を持ち、修正パーセント(マイナスもありえる)分キャラクターを強化する」「持ち主が攻撃されるとアイテムもダメージを受ける」「防具や消費アイテムは存在しない」という特徴がある。
ただし、SPD(速度)が高いと手番が回って来るのが早くなるため、SPD修正が高い暗器(ジャマダハルに似た武器)にSPD修正を引き上げるトロッコを合成し、ほかの各種アイテムから技を合成した物が、戦士系キャラクターに最適。マローネには、RES(抵抗力)基準で通常攻撃ができる壺がお奨め。
オブジェクト装備例。
ラインナップ
ファントム・ブレイブ (PS2)
2004年1月22日発売。
ファントム・ブレイブ 2周目はじめました。PlayStation 2 the Best
クリア後のレベル・アイテム引き継ぎ機能やエクストラボス「プリニガーXX」などを追加した廉価版。
ファントム・ブレイブ Wii
「もうひとりのマローネ編」の追加、画面・音声のリファイン、操作性の向上など様々な改良が加えられた。
ファントム・ブレイブ PORTABLE (PSP)
Wii版をベースに5人のキャラクターを追加。
ファントム・ブレイブ PC (Steam)
PSP版ベースの移植版。実績機能や英語音声も収録されている。
関連イラスト
関連タグ
ファントムキングダム 魔界戦記ディスガイア 日本一ソフトウェア
幽霊船団と消えた英雄:約20年越しに製作された次回作。
※たて続けの放送枠で「ブレイブ」「ファントム」という言葉を頻発させていた。