エトナ
えとな
CV:半場友恵
ラハールに仕える魔神。1470歳。誕生日は11月30日(余談だがゼロッケンと同じ誕生日)
魔界でも随一のプリニーの主人である。
ラハールに仕えてはいるが野心家であり、よく喧嘩したり、下克上を狙ったり、時には命すら狙っている。ラハールのことは「殿下」と呼ぶ。ラハールが魔王になっても「陛下」ではなく「殿下」のままである(ファミ通文庫のノベル版ではしばらくたってから陛下と呼ぶようになった)。
気楽で緊張感がなく、常にマイペース。スイーツが大好き。悪魔らしく卑怯な手段も平気で取る。
家来であるプリニーの扱いは極めて悪い(とはいえ教育係からはかなり劣悪に部類するが普通の扱いとのことらしい)。
元々は孤児であり、ラハールの父であるクリチェフスコイに拾われ育てられたため、心酔と言えるほど尊敬していた(一方でラハールの母に対しては嫉妬めいた感情を抱いてたようであまりいい印象を抱いてない)。
天使のフロンのことは、当初は自分の野心のために利用しようとしていたが、後には友人になった。フロンのことは「フロンちゃん」と呼ぶ。
詳細は不明だが魔王城に来た頃はクリチェフスコイの目の届かない所で先輩悪魔にかなりキツい虐めを受けていたらしい。だが成長後はキッチリ報復したとの事。
また、貧乳であるがそのことに触れると激昂する。……が、ほぼ毎作それでいじられている。
ディスガイアシリーズには皆勤である。
ディスガイア
フロンと同様にヒロインのような立場である。一行のツッコミ役のような存在だが、毎回次回予告を乗っ取って嘘予告をする(しかも大抵ラハールが死んだことにされる)。
城にはエトナしか知らない秘密の小部屋があり、そこではエトナが書いた日記を見られる。普段のエトナからは想像もつかない暗い一面を知ることができる。
シリーズ初期の作品であるためか、あらゆる面で強いラハールや、戦闘と回復を両立できるフロンと違い、いまいちパッとしない性能で、プレイヤーキャラとしては不遇と言わざるを得ない。
ディスガイアPORTABLE
移植版ではエトナが主人公となるエトナ編が収録されている。
ストーリー冒頭の、銃や鈍器でラハールを叩き起こすシーンで、もしそのまま勢いでラハールを殺してしまったら…というIFストーリーが展開される。アクターレ編やラズベリル編など、『2』以降の特別編が正史として扱われているのに対し、エトナ編は完全な外伝という位置づけになっている。
とは言え、クリチェフスコイとの関係や、エトナがラハールの配下でいる理由など、本編で重要な要素が掘り下げられているため、ディスガイアファンならプレイする価値はある。
日本一コマンドで最初から始めた場合を除き、敵のレベルが本編より数段上昇しており、また主力であるラハールが使用できない、エトナ自身があまり強くない等の理由で難易度はかなり高い。
ディスガイア2
ラハールと喧嘩をして家出をした、という名目で魔王ゼノンを倒し魔王を名乗るべくヴェルダイムに訪れる。主人公達の前にレベル1000という圧倒的戦力差で挑んでくるが物語終盤にとある事情でレベル1に戻ってしまう。
ラハールとフロンは一定条件を満たさないと仲間にならないが、エトナはストーリー上必ず仲間になるディスガイア1のキャラクターである。
ディスガイアD2
ラハールやフロンとともに再びメインキャラとして登場。衣装がミニスカートからホットパンツに変更されており、普段とは違った印象を受ける。
物語前半は新キャラであるシシリーがメインの話が展開されるが、後半はエトナの過去にスポットが当てられる。エトナ自身も知らない出生の秘密と、謎の男ゼノリスとの関係が明らかになる。
なおディスガイア2ではエトナがラハールから離反して魔神となったのは些細な喧嘩が理由とされていたが、D2では別の理由があったことが明らかになる。
ディスガイア5
DLC第一弾で登場。エトナの魔神の力は魔王級に匹敵するためか、固有の魔奥義を持つ。
その効果は「プリニーを24体呼び出す」と言う物。呼び出されたプリニー達はエトナの装備を一部引き継ぐ為、強力な戦力になるが、特定の条件を満たしてしまうと味方NPCから敵方へ寝返ってしまう欠点も持つ。
プリニー1
初代ディスガイアのノーマルエンド(またはアニメ版ディスガイアのエピローグ)後の世界のため、魔王不在の中魔王城で生活している。なお、当の魔王はと言えば……
スイーツを何者かに食べられてしまい、その代替として究極のスイーツをプリニー隊に捜索させる。
プリニーに対して衝撃耐性の備わったマフラーを渡しているが、逆らった場合は容赦の無い制裁が待ち構えている。仮に通ったとしても……
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※ネタバレ注意 中ボ、ラハールの偉大なる父親、クリチェフスコイ王の視点から、ディスガイア(裏)を出来心で書いてみました。 なるべく「ディスガイアらしさ」みたいなモンを引き出しつつ、クリチェフスコイの心情をやや詳細に書け…ればいいのになぁ~ なぜ本編ではあんなノリノリで三下やってんのか、とか、疑問に思ったプレイヤーの方は当時も今も沢山いらっしゃった事でしょう(決めつけ)。 無論、私もその内の一人であり、そこに意味付けをする必要は魔界的には全く無いのですが、 あえて「こういう深い事情があったんだ」と、あるかどうかもわからない裏の設定、本編で描写されていない大天使との会話とか、色々、思い付きに過ぎぬソレらをここに書き綴らせていただこうと思います。 ※表紙に使用させていただいている画像は、本編のものです。問題があれば(あります)随時変更いたします。16,429文字pixiv小説作品