概要
CV:宮田浩徳
人物
外見通り、性格は傲慢で、距離がかなり離れてるはずなのにフロンが邪悪な気配を感じたり、魔王であるラハールが「天使にしておくにはもったいない」と言うほど。
悪魔に強い敵意と憎悪を抱いている。その一方で禁じられている魔神(魔王を除けば最上位の悪魔に与えられる称号みたいなもの)を召喚するなど手段を選ばない。
出番
地球防衛軍のカーター総司令を手引きし魔界侵攻計画を行わせた本作の黒幕。
しかしその企みは露見しており、最終決戦直前にラミントンによって罰を与えられて一輪の花に姿を変えられてしまう(アニメ版ではカエルの姿に変えられており、一輪の花に変えられてしまうのはフロンになっている。その直後にラハールによって悪魔として復活)。
魔界戦記ディスガイア3
ラズベリル編では雑魚キャラとして無職のアルラウネとなったブルカノが登場。
ゼロサムコミック版
フロンに嫉妬している天使長という部分は変わらないが、原作と違い、野心や暗躍はなく、単に堅物なだけの人物として描かれている。
職務そっちのけで趣味の盆栽やケーキ作りに勤しむ大天使にツッコミを入れては天然ボケでスルーされ、心労が募る日々を送っている。掃除中の天使に「掃除の邪魔」と言われたり、人望はない。
物語の中盤からは心労が祟ったのか、大天使とフロンに内心馬鹿にされてるんじゃないか、と被害妄想に捕らわれては精神安定剤が手放せなくなる。この辺りからフロンには嫉妬ではなく恐怖を感じるようになり、後にフロンと出会った際には顔を見ただけで悲鳴を上げている。
終盤では、悪魔を受け入れようとする大天使について行けない、と離反するのだが、敵対してなお天然ボケをかます大天使に「あんたのそーゆー所にもついて行けんのじゃ!!」とついにブチギレている。
ディスガイアRPG
この世界においては超勇者オーラム共々超魔王バールの力によって復活しており、魔界崩壊を企む悪役として描かれている。
…のは、メインストーリーでの話。ディスガイアRPGのイベントストーリーでは
・体育祭の女子はブルマーでなければダメ
・ホレ薬でマジョリタを洗脳した挙げ句、かなり悪趣味なセリフを言わせる
といったエロジジイ(?)要素や
・とある現実世界の人物のメイク術の餌食になり美白美顔になる(ちなみに魔鏡の力で自ら美白美顔にもなっている。前述はそれに加えて清い心も取り戻し…たようにみえて…?)
・悪事に失敗した際に始末書を書かなければならないことにボヤく
・(こちらはイベントストーリーではなく魔界ツアーズ)天界にツアーに来たプレイヤー一派に通り魔的に襲われる
という悲哀も見受けられる。
しかもメインストーリーでの悪役であるオーラム、メインストーリーでは「倒された直後」という扱いのせいで出番がない断罪者ネモ、一応現世にはいるが悪事を働く様子がない(なんならログインボーナスイベントですっかり改心した)ヴォイドダーク、メインストーリー2部でキャラ評価が変わりつつある(?)魔王ゼノン…といった歴代のボス達が軒並みイベントストーリーに絡まない為か、良い意味でも悪い意味でもブルカノだけが悪役陣営の中では目立っている状態になっている。
なお、メインストーリーでもちゃんと敵ユニットとして戦闘があり、かつ固有技も設定されているにもかかわらず、プレイアブルにはなっていない。