概要
CV:潘めぐみ
魔帝ヴォイドダークに忠誠を誓う魔将軍の一人。一人称は「私」。魔奥義「背神のマギア」の使い手で、自身の魔力を注ぎ込むことで相手を意のままに操る能力を持つ。露出度の高さは作中トップクラス。ちなみに下はスカートではなくカボチャパンツ。
ウサリアの故郷、兎兎魔界を滅ぼしウサリアに呪いをかけた張本人であり、ウサリアからは親の仇として憎まれている。
戦災孤児だったところをヴォイドダークに拾われた過去がある。その経緯から狂信的なまでにヴォイドダークを崇拝しており、彼が掲げる全魔界の独裁支配(=悪魔のための理想郷づくり)の達成を悲願としている。
幼い少女のような容姿とは裏腹に残忍な性格をしており、使えない味方は殺してゾンビ化させ、自身の手駒としている。本人曰く「キル&リサイクル」で、同じ言葉を配下に覚えさせてはスローガンのように掲げている。
ストーリーではウサリアの両親をゾンビ化させて支配下に置き、ウサリアを襲わせ家族同士で殺し合わせるというシリーズでも類を見ない外道ぶりを見せた。
容姿の可愛らしさから一定の人気がある一方で、作中のゲス行動や終盤における小物ぶりから嫌うユーザーもおり、賛否の分かれるキャラとなっている。
作中の嘘予告でも、悪徳農家のウサリアに騙されて奴隷のように働かされる薄幸少女マジョリタ、というネタがあるので、開発もそういうキャラとして認知しているのだろう。
ストーリーにおける結末とその後
ヴォイドダークのことを心から慕っていた彼女だったが、当の本人からは使える手駒程度にしか思われておらず、終盤で作戦に失敗したことを機にあっさり見限られ、魔奥義を奪われた挙句殺されてしまった。
その後、後日談にて呪いの力で復活するものの、代償として「自分を憎む相手(=ウサリア)の願いを叶え続けないと死ぬ」体質になってしまい、不本意ながらキリア達に近づくことに。
当然キリア達には事情を説明しても大不評で、受け入れてもらえる雰囲気ではなかったが、半ば強引に加入。以後、キリア達のもとでウサリアの奴隷として、彼女のご機嫌取りをする毎日を過ごすことになる。
が、描写を見る限りウサリアはパシりにする程度で必要以上に痛めつける真似はしておらず、マジョリタも何故か死ぬ前より生き生きとしていたので、ある意味では幸せそうであった。
ちなみに正気に戻ったヴォイドとも再会しているが、上記経緯もあり一転して憎悪を向けるようになった。ただし当のヴォイドはマジョリタのことなど眼中にないといった様子でまるで気にしていない。哀れマジョリタ。
性能
魔奥義は撃破した敵を自軍ユニットとして蘇生させる「背神のマギア」。
固有魔ビリティは撃破されたユニットの数に応じて攻撃力が上昇する「棺の女王」。
一見すると味方を死なせること前提の魔ビリティで使いどころが難しそうだが、実は背神のマギアで蘇った敵軍ユニットも、棺の女王の発動対象としてカウントされる仕組みになっている。
大勢の敵を撃破した後に魔奥義を発動すれば、特にデメリットを抱えることなく、攻撃力大幅増+敵の寝返り、というとんでもない状況を作り出すことができる。
後日談の修羅ステージや、DLCの超魔王バールなど、高難易度マップの攻略で特に役立つ。逆に開始の1ターン目ではほとんど無意味な魔ビリティおよび魔奥義なため、アイテム界などの作業には不向き。