魔界戦記ディスガイアシリーズのキャラクターには大きく分けて二つがある。
一つは人間型キャラクターでありもう一つが魔物型キャラクターで、
ゲーム内での性能、使い方などが大きく異なる。
魔物型キャラクターの特徴
魔物型キャラクター(以下:魔物型)は人間型キャラクター(以下:人間型)と異なり
魔物武器には射程が存在しないため、魔物型の場合、
直接攻撃の射程は各々のクラスに依存することになる。
大体の場合射程は1であるが、珍茸族、魔翔族のように射程が2ある場合、
また3以降の夜魔族、銃魔神族のようにそれよりも広範囲である場合もある。
また人間型の武器と異なり武器レベル(2まで)が存在せず武器依存技も存在しない。
そのため、2ではレベルのみで武器の威力がアップすることになり、
武器レベルが高いキャラクターであれば人間型の方が強くなるが
そうでなければ魔物型の方が強いという現象になる。
そして人間型は投げる、というコマンドが利用可能なのに対して、
魔物型は投げることができない。
また、持ち上げ、ということもできないため、タワーを魔物型ありで組もうとすると
必然的に最も上の位置に行くしかなくなる。
2までは投げ、持ち上げ面では非常に不利であったが
3からは人間型の投げに対応する投げレシーブが利用可能になった。
持ち上げる、ということは相変わらず不可能であるが
魔物型にキャラクターを投げつけることでその時魔物型が向いている方向に
キャラクターを投げ飛ばしてくれるようになった。
これは行動とはみなされないため、複数のキャラクターを同一ターンでレシーブすることもできる。
特に3以降の逆界賊では非常に役に立つテクニックである。
ただしレシーブの射程はキャラクターのレシーブの値で固定であるうえ、
斜め投げは行うことができない為注意。
そして同様に3からは魔チェンジが可能になった。
これにより人間型に対して魔チェンジを行うことで
人間型の武器として活躍できるようになった。
3では本来の装備武器に対して魔チェンジするキャラクターが弱いと
パラメータが減ってしまうため使い勝手が悪かったが
4では武器のパラメータよりも必ず高くなるように仕様変更されたため使い勝手がよくなった。
ただし、マスタリー屋などのイノセントが入っている場合はその限りではない。
そして4では怒ッキングとして他の魔物型と合体することで巨大化できるようになった。
巨大化するとマス目をたくさん取るが、パラメータなどがアップする効果がある。
また、4ではジオエフェクトとして魔物型禁止、人間型禁止というエフェクトがある場合もあり
人間型、魔物型を偏らせていると不利になることも多い。
ジオシンボル(ブロック)の処理(投げなど)を考えて人間型を多く作る人も多いだろうが
特に近作では魔物型もしっかりと育てておくと有利になることが多い。