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概要編集

CV:平川大輔

ゼノリスとは、『ディスガイアD2』のキャラクター。


寡黙ながら落ち着いた物腰と、何者も寄せ付けない雰囲気を併せ持つ謎多き悪魔青年

魔界の『異常』を調べていたラハールたちは、ユイエの花畑で彼と出会うことになる。


先代の魔王クリチェフスコイを知り、話す口ぶりには因縁めいた関係性を窺わせるが、果たして敵か味方か――


関連タグ編集

悪魔 ディスガイア






















その正体編集







シリーズを通しての主要キャラであるエトナの生き別れの兄である。

そして『D2』における騒動の元凶。



エトナは生まれつき絶大な魔力の持ち主で、肉体の限界を超えたその力によって、いつ倒れてもおかしくない状態にあった。ゼノリスは妹を助ける手段を探す中、魔力を吸い取るとされる「絶命の秘宝」の存在を聞きつけ、それを手に入れる。


しかしその秘宝は際限なく魔力を吸い続ける性質を持ち、まともに使えばエトナを助けるどころか、殺してしまうという非常に危険な代物だった。

そこでゼノリスは妹の魔力を安定させたタイミングで秘宝を自身の肉体に取り込み、その命と引き換えに秘宝の動きを封じようとする。だが奇跡的にもゼノリスは生き延び、同時に秘宝をその身に取り込んだことでその魔力と同化し、魔王に匹敵するほどの力を手に入れた。

結果的に犠牲を出さずに済んだことで、二人はその後も共に暮らせるように。


ある時、ゼノリスがふと目を離すと、エトナが傍からいなくなっていた。

必死の思いで探し出すと、そこには魔王クリチェフスコイに保護されていた妹の姿があった。


元々ゼノリスは秘宝に由来する不自然なまでの強さ故に、周囲の悪魔から快く思われておらず、命を狙われることも多々あった。ゼノリスは自分よりクリチェフスコイの傍にいた方がエトナは安全にいられると判断し、何もせずその場を去っていった。

当時まだ幼かったエトナは兄のことをよく覚えておらず、またゼノリスもクリチェフスコイに干渉しようとしなかったため、二人は別々の人生を歩むことになった。


だが機能が止まったと思われていた秘宝は、実はゼノリスの体内で生きており、彼の周囲から、ひいては魔界そのものから魔力を吸収し続けていた。

ゼノリスもそれを自覚していたが、もし秘宝を破壊すればかつてエトナを苦しめていた危険な魔力が彼女に逆流し、最悪そのまま身体を崩壊させる可能性があったため、放置せざるを得なかった。


やがてゼノリスと秘宝の存在は魔界を脅かすまでになる。しかし妹の身を危険に晒すこともできない。そこでゼノリスは魔力の代わりに天界の力、つまり天使力で魔界を安定させる方法を思いつく。天界から天使を拉致し(ただし事情を説明して合意は得ている)、天使力を魔界に注ぎ込ませることで魔界の崩壊を防いだ。


だが本来魔界には存在しない力を注いだことで、天界にしか咲かないユイエの花が魔界中に咲くという異常現象が起きるようになる。同時に天界でも天使兵が行方不明になるとして騒ぎになっていた。

この事態は魔王ラハールの耳にも入り、ゼノリスは調査のために赴いたラハール、そして妹エトナと対峙することになる。そして・・・

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