概要
店や部屋の入口に吊るして、直射日光や部外者の視線を避けるための布。手でめくるか、身体で押しのけるかして出入りする。
カーテンやブラインドに似ているが、カーテンやブラインドは出入りしない窓に付けるのに対し、暖簾は人が出入りする部分に吊るす。
扉の方を開けておけば、通気を妨げることはない。
暖簾には文字を染めておくことが多く、店の屋号を「暖簾」、店の関係者に同じ屋号のグループ店(支店や子会社ではなく、基本的に資本関係はない)を出させることを「暖簾分け」と呼ぶ。
文字は古風に右横書き(本来は「1行1字の右縦書き」)にする場合もあり、逆読みしてネタになることも。