戦神の侍イズミ
せんじんのさむらいいずみ
「な、なんだよ、勝手にあたしの前を歩いてんじゃねーよ!」
ヒノモトのローニンで、幻の"戦神流剣術"奥義皆伝の遣い手。
巨大な太刀を背負い、戦場を縦横無尽に駆ける戦神の少女侍。真っ赤なマフラーを風になびかせ、武勲をもとめて颯爽と現れる、救いのお救けHERO!
・・・・・・というのは真っ赤な嘘で、本当は農民出身。剣術も自己流剣術(我流)である。
身分詐称がヒノモトで発覚し、武勲と名誉を立てるため国外逃亡を兼ねて大陸まで流れてきたらしい。
アンネロッテたちと出会い、勝手についてくるようになる。
話しかけてもツンツンしているがひたすらついてくる。どんなに撒こうとしても根性でついてくる。
闘いになると、巨大な野太刀を振り回して闘う。また貝で作られた笛をふいて自分や仲間たちの力を高めることができる。
見栄っ張りのため、「正当なヒノモトの侍である」という嘘をいつまでも訂正できずにいるが、誰よりも負けず嫌いで仲間想いの闘士である。
極度の幸運体質を持つ叛乱軍のトリックスター。立てば棚ぼた、座れば賽銭、歩く姿は極楽気楽。運命の女神絶賛大爆笑中。弓がふろうと槍が降ろうとフニクラが降ろうと勝手に彼女を避けていく、天性のラッキーサムライガール。
ただし、気をつけなくてはいけない。幸運値は状況に応じて刻々と変化する。運命の天秤は常に揺れ動いているのだ・・・
幻想ファンタジーのリベリオンに突如として現れた、和風美闘士界期待の新人。
キャラクターデザインは同作に登場する「光明の天使ナナエル」や、アダルトゲーム『ジブリールシリーズ』でお馴染み空中幼彩氏。
氏の得意とするロリポップな魅力のなかに漂う肉感的なフェティシズムとディフォルメが特徴。
コンセプトは≪ホラ貝、英雄(HERO)、野武士、ふんどし、黒、ダークホース、×字≫
見栄っ張りの意地っ張りの目立ちたがりで高いところが好き。いつでも元気なヒノモト出身のローニン(自称)。お調子者のおっちょこちょい。
偉そうな奴が大っ嫌いな天邪鬼の頑固者だが、意外と根性があるしっかりもの。幼いながらヒノモトから大陸まで海をわたってきた。武勲を立ててサムライとして一旗揚げるの夢としている。
自分のふんどしは自分で締めるという諺の如く(そんなものはない)自分の事は自分でやる。特に洗濯が大好き。
幼さと純粋さ、その動機故に叛乱軍の正式組としては採用を見送られているが、アンネロッテ達の後ろをこっそりついていく。撒こうとしても根性と幸運でついていく。
馴れ合いが嫌いでいつもツンツンしているが、いざという時には仲間の事を一番に考える思いやりのある娘。幼い中にしっかりと芯の通った女性。
上記の人物像から、『七人の侍』に登場する「菊千代」や、『水戸黄門』に登場する「うっかり八兵衛」を想わせる庶民的で型破りなキャラクターとなっている。
その生き様はまさにヒノモト一のかぶき者にして生まれながらの叛逆児!
美しい黒髪を頭頂で、ポニーテールに結わえている。また154cmと小柄で幼い容姿ながら肉付きは良く、後述の服装で美尻を常に周囲に晒している状態である。また、トモエやアンネロッテをはじめとした自分より高身長な美闘士たちに迫るほど立派なものを持っていることがスリーサイズからもわかる。
服装は黒地に朱の縁取りが入ったサムライ・プレート・アーマーを身につけており、首には真っ赤なマフラーが風になびいている。一方で下半身はふんどし一丁のほぼ裸という際どすぎる装いで、否が応でも視線が下半身に行く。ダイナミックに戦い、ダイナミックにふんどしが食い込んだ局部や尻を画面一杯に見せてくれる。しかし、戦闘中にふんどしがずれたり外れたりすると涙目になって慌てるなど一応の羞恥心はあるようだ。
足には足袋と戦草履を履いており、足首をプロテクターで申し訳程度に覆っている。
ちなみに彼女の最大の特徴であるふんどしはQB独自のもの。
背面に蝶リボンのような結び目のあるTバック状のねじりふんどしで、越中褌のように、局部を覆う布の上で細い腰紐を蝶々結びにして留めており、余った布を腰紐の結び目に被せるようにして前垂れを作っている。ただし、現実の越中褌は構造上Tバックにならない。
ふんどし娘の宿命故か、背面は紐と言っても良いほどの食い込みっぷりとなっている。
武器
野太刀"サオダケ"
彼女の身の丈ほどもある巨大な野太刀。
白柄に金の留め金が嵌められている。鍔元は四角で、鞘と同じく黒。
鞘には携帯するための長い黄橙の紐が巻かれており、彼女はいつもこの巨大な一振りをたすき掛けにして背中に差している。
しかも、片手で飄々と扱う事から美闘士としての才華は十全のようである。なお、QB世界の美闘士の攻撃は男一人くらいならば比喩表現無しにぶっ飛ばすことが可能。
ちなみに野太刀とは刀身の長さが三尺(約90cm)以上の刀の総称。詳しくは大太刀・野太刀・斬馬刀を参照。
弓矢
サブウェポン。腕前は「全然まったく上手くない!」らしいが持ち前の幸運で当たりまくる。敵の武器を弾き飛ばすなんてお茶の子さいさい。
彼女が愛用するホラ貝で拵えた貝笛。不思議な音色を発し、仲間に力を与えたり、敵の動きを封じるという魔法とも妖術とも錬金とも見分ける事ができない不可思議な力を持つ。彼女はQB初のサムライ楽士でもあるのだ。
余談だが、大げさな作り話や嘘を指す「ホラ話」は法螺貝が語源だと言われている。
破天荒なことで仲間を驚かせる彼女だが、アンネロッテは、彼女の純粋さを真摯に受け止めており、きちんと一人の仲間として認めている。その純粋さに励まされることもあるようだ。
イズミもアンネロッテと旅の仲間たちが大好きなようでツンツン言いつつ今日もこっそりついていく。
TVアニメでは見栄っ張りで人情家な彼女らしく、戦災孤児となってしまった子供たちを集めて保護していたところをアンネロッテと出会うというゲームブックのパラレル展開になっていた・・・・・・が、子供たちの前でも常に上記の服装のままだった。
胸回り以外ほぼ裸と言っても良いような格好に加え、ふんどしが食い込みまくっている彼女の下半身を四六時中見せつけられている年端もいかない男児たちの性癖が捻じ曲がらないか将来が心配である。
- 夢
彼女の夢はいつの日か武勲と名誉でサムライとして名をあげる事。
- 野太刀"サオダケ"
イズミの愛刀。彼女曰く"拾った"。
- 貝笛
仲間に力を与えたり敵の動きを封じる等、不思議な力を持つが、貝笛およびイズミになぜこのような能力があるのかはまだ明らかにされていない。ちなみに、仏教では法螺貝の音は釈迦の説法の比喩「獅子吼(ししく)」に通じるとされ、邪気を祓い、空間を清めることが出来ると言われている。
- 幸運
彼女は運命の女神に愛されているとしか思えない程に幸運体質。
- 過去
ヒノモトを身分詐称で追われている。
QBではキャラクターの過去に触れる場合、多くは設定が付加されるが、同時に読者への創造スポットを創る場合もある。
イズミはリベリオン後期に登場したキャラクターであることと、彼女の出生から非常に多くの創造スポットが遺されている。こうした点に独自の解釈を加えることもQBの醍醐味のひとつでもある。
イズミ:表記揺れ
褌/ふんどし 和風ビキニアーマー エロ衣装 ふんどし娘 女剣士 スタイリッシュ痴女 フンモロ 撫で回したい尻 すじ
叛乱の騎士姫アンネロッテ:武勲を上げるべくついていく。アニメでは彼女から剣術の師事も受けている。
武者巫女トモエ:同郷の美闘士。大陸の美闘士たちのコスチュームの露出度が高いことを破廉恥だと思っているが、イズミといいシズカといい、トモエ以外のヒノモト出身の美闘士の羞恥心や服装も大概であるような・・・?ちなみに彼女の下着もふんどしである。
甲魔忍軍頭領シズカ:同郷その2。ただし、トモエ同様に背景ストーリーや映像作品において直接的な絡みはない。
服部絢子/真鏡名ミナ:前者は『いちばんうしろの大魔王』,後者は『サムライスピリッツ』の登場人物だが、クイーンズブレイドと互換性のあるゲームブック『クイーンズゲイト』に参戦しており、対戦させることが可能。彼女らもふんどしを着用しており、イズミやトモエと合わせてふんどしドリームマッチを開戦!・・・・・・なんてこともできる。
飛鳥(閃乱カグラ):カップ焼きそば現象。イズミが自称侍であるのに対して、こちらはれっきとした忍者である。また、ふんどし姿によるお色気要素は彼女のライバルの専売特許でもある。