「戦え...戦え...戦え...!」
CV:不明
概要
ドン29話にて初登場。
RPGの呪いの装備品よろしくニンジャークソードを掴んだ者を操る能力を持ち、野生的な動きで手当たり次第に周囲に襲いかかる。
洗脳対象は紫の炎と電光に包まれた後、目元が黒く変色した状態になり、一切の自我が失われる。
「妖刀ムラサメ」の呼び名は、現時点では東映公式サイトのブログにおいてのみ使用されている。
妖刀の所有者
「うああっ...!」
狭山健児を撒くため、倉庫に隠れていたところに窓ガラスを割ってニンジャークソードが飛来。
翼の手に収まり、彼は操られることとなってしまう。
狭山を退けるが、今度は狭山を追って来た雉野みほと鉢合わせてしまう。翼の自我が眠っているため、特に気にする素振りもなく攻撃するが、折り鶴を目眩しに使われ逃してしまう。
その後は、倉庫に現れたソノニとソノザに襲いかかるが、ソノニが無理矢理ニンジャークソードを奪ったため、意識を取り戻した。
「よせ! 犬塚翼! お前にそんな姿は似合わない!」
翼からニンジャークソードを奪った際に、そのまま操られてしまい、隣にいたソノザに襲いかかった。
変身したソノザとも互角に渡り合うが、最後はカゲスピアの柄でニンジャークソードを弾かれ、洗脳から解放された。
「ここで一句...。」
ワ
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剣
サルブラザーに変身し爆竜鬼と戦っている最中、ソノザが弾いたニンジャークソードが目に入り、はるかの制止も聞かず「わびさびの心」を以ってこれを制御しようとするが...案の定乗っ取られてしまった。
何故か変身が解除され、上記の川柳を詠んだ後にオニシスターとキジブラザーに襲いかかった。
二人を追い回すが、最終的にはオニシスターが攻撃を受け止めた上で、キジブラザーがニンジャークソードを弾き飛ばしたため、正気に戻った。
「ハーッハッハッハッハッハッ!」
イデオンにてバロンクロスに力を奪われてしまい、ドンモモタロウにアバターチェンジできなくなってしまったタロウ。
真一の手から離れたニンジャークソードを拾ってしまうが、何故か洗脳されず、それどころか変身能力が復活した。
この際タロウは、ドンブラスターを使わずにドンモモタロウに変身している。
手慣れた武器であるかのようにニンジャークソードを使いこなし、必殺技「二鮫・暴鮫」をドンムラサメに先駆けて使用した。
爆竜鬼が爆竜鬼ングに変化した後は、妖刀の呼びかけに苛立ち、ニンジャークソードをポイ捨てした。
「ムラサメ...。お前の力を封印する!」
現時点での最終的な所有者。
ドンモモタロウが捨てたニンジャークソードに、初恋ヒーローの単行本のページを貼りつけ力を封印した。
その後も力を引き出した状態で制御する事に成功し、これまたムラサメに先駆けて「三鮫・群鮫」も発動している。
余談
「南総里見八犬伝」を始めとしたさまざまな創作物に登場する架空の妖刀・村雨が名前と能力の由来であると思われる。しかし、八犬伝の村雨とは
- 水に関連する能力を持つ
- 所有者が移り変わる
ぐらいしか共通点がないため、厳密には後世の創作物に登場する呪いの装備としての村雨が元ネタであろう。
ドン18話では、ニンジャークソード形態のドンムラサメが普通に一般人に見つかりそうな路地裏で伝説の聖剣よろしく地面に刺さって休眠しており、もし誰かが手に取った場合大惨事になっていたことが予想される。
タロウのみが乗っ取られなかった理由は現時点では不明。
ドンムラサメがドンモモタロウに酷似していること、そして妖刀ムラサメを使いこなしたタロウと、ドンムラサメと親しくなったジロウがどちらもドン王家に連なる者であることから、ドンムラサメもといニンジャークソードは「ドン王家由来の技術が使われている」もしくは「ドン王家の血族が運用する前提でシステムが作られている」と推測することもできる。
このうち、後者に関しては公式サイト内あとがきにてドン王家によって造られたことが明言された。
関連タグ
- 銀河魔神剣サーベルギン:持ち主の闘争本能を暴走させる剣繋がり。
- 妖刀浦鮫:先輩戦隊のメンバーの一人が所有していた妖刀。名前の語感と、(名前だけとはいえ)鮫に関連している点がよく似ている。
- 冥獣人サムライのシチジューロー:こちらも刀が本体で持った人を乗っ取る怪人繋がり