概要
BLゲーム「好きなものは好きだからしょうがない!!」、またはそれを原作とした小説、 ドラマCD、 漫画、 TVアニメに登場するキャラクター。
CV:保志総一朗
可愛らしい外見と名前とは裏腹にものすごい意地っ張りで、空とは常に喧嘩ばかりしている。
甘いものには目がなく、寮のクローゼット内には大量のお菓子を隠している。二重人格者で、もう1人の人格はらん。精神的には直の方が強く普段はらんが勝手なことをすることができない。空が自分の事を覚えていなかった事に最初は強い憤りを感じていたが、様々な事件を解決する中で徐々に空たちとは打ち解けていく。
空の記憶が曖昧なことは後から祭に教えてもらっていた。
空が自分のことを覚えてないことが判明するまで空ちゃん(くうちゃん)と呼んでいた。その後の食堂のシーンでもそう言いかけたあと羽柴と呼んでいる。空と違い記憶がありつい最近まであだ名で呼んでいたのを意図的に変えた影響か、余裕のない時によく空ちゃんまたはくーちゃんという呼び方になる。
空とは母親同士が元同級生の幼馴染。近所である祭の家に遊びに行くことも多かった。祭の祖母に教会に連れて行ってもらったことも有った。
幼少期から受け続けてきた薬物実験と研究員からの性的虐待により、市販薬などの効果が薄く性交渉に対するトラウマがある。
外見と(当時)男子校という環境上狙われることが多く、作中ではたびたび襲われかけている。
『直は飛び抜けて立ち絵の数が多い。それは、彼の表情が豊かであるという理由の他に、空が常に直を見つめ続けていることの証でもある』
と言われている通り立ち絵の数が非常に多く、らんと憑依状態の広夢を合わせると190種以上有る。
夜とらんが勝手に自分たちの身体で色々やってることに対しては「愛し合っているんだから別にいいじゃないか」と理解を示している。
真相エンドにおける攻略対象。ギャルゲーでいうところのパッケージヒロイン、センターヒロインの位置付け。
真相エンド以外にも別の形の直ルートがいくつか存在する。
関連イラスト
ノベライズおよびドラマCDで空が直に誕生日に赤いチューリップの花束をプレゼントしている為、そのような花束を持ったイラストもよく描かれている。花言葉は愛の告白。
関連タグ
好きなものは好きだからしょうがない!! 好きしょ 羽柴空 空直 らん らん(好きしょ) ツンデレ 幼馴染 二重人格
以下RAIN以降のネタバレ注意
三作目の真相ルートでは衝撃的な言葉を残して空たちの元を去り、最終作では当初敵として登場(実は、あえて敵の中に潜り込み、敵の目的を妨害し、空達を守るための行動だった)。
真相ルート終盤で相沢を裏切ったことで囚われるが、空達の尽力の末無事救出され、平穏な日々を手に入れる。
記憶がなくなっていたことも祭から聞いて納得していて、TARGET NIGHTSで教会で酷い扱いを受けたこと、あくまで相沢のせいではあるが研究所に置き去りにされたことや空に両親を殺されたことまで許している。
アニメ版では「実は、あえて敵の中に潜り込み、敵の目的を妨害し、空達を守るための行動だった」という部分が無くなっている。また、脱出時に立てなくなった直の手を掴んでいた空が手を離し自分だけ脱出したことで空を恨んでいる設定。
らんとの関係性
らんは直の痛みを代わりに受けるように空(夜)の言葉がきっかけで生み出されている為、監禁されている最中は当然のように険悪だった。FIRST LIMITの最後で歩み寄る姿勢を見せ、そのあとは関係性は改善の方向にあった。
しかし、真相ルートの攻略対象キャラクターとしての立場、自己犠牲を伴う行動の多さもありバッドエンドも非常に多い。その為直本人が意図的である場合、そうでない場合も含めて多くのルートでらんも道連れになっている。
TARGET NIGHTSのバッドエンドで失踪した際にはらんが夜に会いにいく可能性も配慮した手紙を残していた。
RAIN真相エンド後一時的に姿を消すが真意としては上記のものであったものの直自身空と二度と会えない可能性があり、らんと夜に関しても同じことが言える。結果的に4年間離れ離れだった。
らんのことは大切に思っていてWhite Flowerでは死を覚悟した際に自分が死ねばらんも死ぬことを踏まえた上で夜に「らんを愛してくれてありがとう」と礼を言った。