概要
BLゲーム「好きなものは好きだからしょうがない!!」、またはそれを原作とした小説、ドラマCD、漫画、TVアニメに登場するキャラクター。
CV: 子安武人
BLゲーム好きなものは好きだからしょうがない!!の主人公羽柴空の別人格。彼と同室で幼なじみの藤守直の別人格であるらんの恋人。
空の失った記憶は夜が管理している。性格は空とは正反対で、クールで大人っぽい感じ。
らんとは相思相愛だが、らんと違って空を憎んではいない。
一人称はオレ。
単に名前だけで夜というタグがつけられることがほとんどだが、そちらは他作品にも使われることも多いので便宜上こちらに作成。検索する際は作品名または略称と夜で検索するとヒットしやすい。
本編より7年前の事件が原因で空の中に誕生した人格。名づけ親はらん。
らん(直)に手を出そうとした不良を突き落とすなど凶暴な一面を持っている。
White Flowerの時点で空が救出されたのが約8年前とされこの表記を信用するのであれば約4年は監禁されていたことになる。その後、湖月綾野の病院で治療を受ける。その際「君好みだと思うんだけどなー」と桃くんというピンクのウサギのぬいぐるみを見せられた。
その後施設に入るがらんを捜す為に度々脱走する。その際に本城祭と会う。空にとっては再会。
祭の紹介で相沢のいる学園に入学する。この時まではしっかりと意識を保って頻繁に表に出てくることができたと思われるが、本編開始時には表に出てくるのに何か制限あるような状態で、TARGET † NIGHTS中盤までこの状態が続く。
ノベライズの番外編では祭が一緒に昼食を取れない時に勝手に表に出て行動していて(周囲の目から見たら)直と使っていない教室に入っていくところが目撃されている。その際に暴行を受けそうになった下級生2人を助けた。しかし、空により下級生2人を口説いていたとらんに伝えられてしまう。
「オレのらん。コイツは何があってもオレが護ってやるんだ」
と決意したものの年齢のこともあって肝心な時に護れないことが多かった悲しい存在と言えるかもしれない。
精神世界における容姿
空より大人びていて左の瞳が金色のオッドアイ。右手の手首には包帯が巻きついている。
あくまで精神世界の姿であり、夜が空の肉体で行動する時は外見はほとんど空と変わらずオッドアイのみ精神世界の特徴が残っている。オッドアイについても演出上のもので周囲に認識されていない可能性がある。声についても祭に空の声と言われている為同様に同じ声として認識されている可能性が高い。
小説の挿絵や漫画などでは分かりづらいせいか髪の色が黒で表現されていて、これは空の肉体を使う時もそのままである。
名前の由来
実はねー。空の名前は「空」にするか「空夜」にするか悩んだんだよねー。
でも、空にして正解だったわ!(笑)
あれだし!
だから夜らしい。何が「だから」なのか理解できないという人も多いと思われる。
「あれだし!」と言われている空のイラストから察するにりんこママにとっておそらく空より空夜の方がかっこいい名前という認識なのだろう。
夜は自分の名前の由来についてずっと気になっていたらしいがこの由来をらんから聞いた時は、拍子抜けといった感じの反応だった。
アニメ版
「そんなの勝手すぎるよ」と言うらんをなだめて折り合いをつけて空や直とも上手くやっていくことを望む。原作よりも落ち着いていて温厚と言えるかもしれない。
しかし、別人格というだけで警戒され続け歩み寄ってくれるキャラが原作と違って終盤の空くらいしかいない。
怪盗416面相に直(らん)を誘拐される。
直が水が苦手にもかかわらず深すぎるプールに挑戦して溺れた(気絶する直前にらんに人格交代)際には「らんを殺す気か」と怒ったが「俺だってらんに全部押し付けようとなんて思ってないよ」「ここ以外どこに行けばいいって言うんだよ」と涙ながらに訴えられた。しかし、アニメの直は空を憎んでいる完全に相沢側の人間だった。
空と直が七海、奏司、綾野の共謀で薬で眠らされて拉致された時には目覚めた時は夜の人格で怯えるらんを支えた。後から健康診断と説明された。
空と直が肝心の誘拐事件の話をする際に当事者にもかかわらず、今日は夜に頼らないから藤守もらんには交代しないようにしようと言われ蚊帳の外だった。
結局アニメ版において彼の望んだ折り合いつけて上手くやっていく関係は不可能であり終盤に消滅していった。