概要
CV:浅野まゆみ
「助けてー!」という声あらばどこからともなく現れて事件を解決し、颯爽と去っていくキャットタウンのヒーローでありレスキューキャット。
助けを求めるのであれば誰であろうと(例えニャンダー自身に害をなす悪人であっても)分け隔てなく救助活動を行うという信念の持ち主。
そのひたむきな姿が町の人達に大人気で、特に女性からの黄色い声援が絶えない。
作品内にある架空のTV局「キャットタウンTV」の番組「人気者ランキング」ではほぼ連日のように1位を独占しており、常に人気者であろうとするニャオンという人物に目をつけられてはちょっかいを出され、相棒のピーどりと共にどうにも落ち着かない日々を送っている。
その正体は・・・。
キャットタウンの中心街から少し外れた場所に住む
ニャーゴという小学生の男の子が変身した姿。普段は非常に気弱で鈍くさく、いかにもパっとしない感じの消極的な男の子であるが、ニャンダーかめんに変身することで勇気に溢れ、性格が大きく変化して大活躍する。
本人としては「普通の小学生の男の子」としての生活を望んでいるようで、自身がニャンダーかめんであることを明かそうとはせず、また自慢しようともしない。
ニャンダーかめんであることを隠しながら生活するのは結構大変なようで、アニメでは主にニャーゴの気苦労がメインとして描かれることが多く、そして見所でもある。
なぜニャンダーかめんは生まれたか
キャットタウンの天上界にいるネコ仙人が、世界がだんだん不幸になっていく未来を感じ取り、
明るい未来にしたいのだが、天上界の掟でキャットタウンに行けないので、その未来を作って平和を守ってくれる適任者を探していた。それがニャーゴであったのだ。
ニャーゴには他人には持っていないある心を持っている。それは、相手の立場に立ってどのようにしたら良いのかという思いやりと優しさのある利他の心であった。
無理矢理押し付けられた形であるが、その心優しい性格を見込まれて、ニャンダーかめんとしての使命をニャーゴに与えた。
これ以降ニャーゴは助けての声を聞くと、ニャンダーかめんに変身して、世の為人の為に東奔西走、縦横無尽に飛び回るようになるのである。
また、ネコ仙人がニャンダーかめんを生み出した本当の目的は、将来キャットタウンに迫り来る脅威から、みんなを守るためであったようだ。
ニャンダーかめんの能力
ニャンダーかめんが身につけている変身キットには、様々な能力を高める効果がある。変身すると、正体を隠すためにひげとしっぽが消えて身長が少し伸びて目つきが変わる。また、ニャーゴとは思えないくらい凛々しい声になる。おまけに、歌や楽器演奏、ダンスなど上手になり、身体能力が高まる。
・ベルトは仮面とマント、手袋と靴の能力を発揮できるエネルギー源となっている。変身時に一瞬でニャーゴの服からスーツに変わる事が出来る。また、身体がボロボロになっても、助けたいという気持ちが強くなれば、バックルが光輝き、力を取り戻す事が出来る。
・ブーツは走る力やジャンプ力が上がり、またキック力も高めてくれる。
・手袋は100トン以上の物を軽々と持ちあげたり、また堅い岩を砕くことも出来る。
・マントは空を飛べる事はもちろん、時速200キロメートル以上あるいは音速を超えるスピードで飛ぶことも出来る。また炎攻撃を跳ね返すことも出来る。
・仮面は頭の回転が良くなり、助けを求める人をどうやって救助するのかを考え、すぐに思いつくことが出来る。またニャーゴよりも勇気が100倍になり、誰よりも負けない心が強くなる。
この能力を活かして、ニャンダーかめんには様々な必殺技を持っている。
・ニャンダーパンチ
・ニャンダーキック
・ニャンダー猫だまし
・ニャンダーキャット投げ etc…
その他
第1話から第13話までのエンディングテロップでは、ニャンダーの声は?と表記されていた。
また、14話から変身バンクが新しくなり、最終回まで使われた。
ニャンダーかめんの変身キットはニャーゴのランドセルの中に入っているが、現在はネコ仙人からもらった新しいランドセル(ニャンドセル)の中に入れている。
変身解除後、変身キットはニャンドセルが自動的に洗浄してくれるので、綺麗な状態に保つことが出来る。
変身時の決め台詞は番組タイトルと同じ、「ニャニがニャンだー、ニャンダーかめん!」である。
他にも、「助けてと言われれば誰でも助ける!それが敵でも味方でも!!」がある。