「変身してもいいよね~?」
プロフィール
概要
別次元(神次元)のプラネティーヌの女神で、性格はほわほわで何を考えているかわからなくめったに怒らないほど天然だが、うっかり怒らせると女神化してしまう。愛称はぷるるん。
武器はぬいぐるみだが、変身すると蛇腹剣となる。戦闘スタイルとは裏腹にベールやMAGES.らと同じく魔法攻撃力が高く、いわゆる魔法剣士型となっている(なお、ベールより魔法型でありそれを考慮するならば女神唯一の魔法使い型となる)。
英語版ではPlutia(プルティア)という名前で、愛称はPlutie(ぷるてぃー)になっている。
女神化するとアイリスハートになり、性格が豹変。かなりのドSっぷりを発揮し仲間でも収拾が付かない事態になり、最悪の場合はトラウマにもなりかねないほどである。
ちなみにサディストとしては所謂「真性サディスト」に近く、相手が泣き叫ぶのを好む(一応SPスキル「言葉攻め」ではSM的なノリを見せるが、逆にいえばこの技のみ)。また鉄拳ちゃんのようなMキャラと絡む場面が一切存在しない。
『電撃ねぷの会』で描かれた一枚絵ではネプテューヌからプレゼントされたパンダ(つなこ)のぬいぐるみの耳を、「こんなものであたしを落とせると思ってるねぷちゃんが可愛い」といいながら目の前で笑顔で引きちぎる、という行為を平気でしでかしている。
その為、友人でもあるノワールは彼女が変身する事を反対していた。実際、彼女が変身する度に味方キャラクターや一部敵キャラクターがトラウマを植え付けられる事態となっており、特に普段仲が悪いノワールとブランでさえ彼女を怒らせそうになると仲直りが出来るほどである。
普段はおっとりしており、寝間着、スリッパで歩き回るほどのずぼらな性格であるが、言葉の節々にSっ気を醸し出した発言がみられるのが特徴。意外にも裁縫は得意であり、友人になったキャラクターのぬいぐるみを作ったり、ネプテューヌの(前作までの)服を再現してみせたりしている。また、ノワールの服を作ったのも彼女。
しかし、上記の故に女神化出来ない状態のままではストレスが溜まり、その際は自作の専用のぬいぐるみで八つ当たりする。その内容は後ろから首を締めつつ顔面や胴体を殴り、最後には床に叩きつけてから踏みつけていくという過激な物で、それを見聞きした赤ちゃんコンパは泣いてしまった。が、アイエフとは違いトラウマになっていない。
この一連の行動はSPスキルの『ストレスかいしょう~』で見ることが出来る。
語源は冥王星を意味する英語である『プルート』。かつてセガサターンの姉妹機として「プルート」という機種が試作されていたという情報もあるが、元ネタなのか偶然の一致かは(女)神のみぞ知る。
(※ちなみに「プルート」は、簡潔に言うとセガサターンがネット環境に対応したもので、しかもそのプロトタイプが実在している。)
超次元側のゲイムギョウ界に彼女が存在するのかは不明である。
VⅡではストーリー上全く登場しない(新アイテム「女神チップス」の付属カードには登場する)。
また、VのトゥルーからVⅡの前日譚に当たるサブイベントでは、クロワールを捕まえた神次元ネプテューヌに対して「ねぷちゃん、やっぱその服似合うね~」という台詞があるが、その言葉遣いからプルルートが言った台詞である可能性が高い(ちなみにクロワールとプルルートは対面したことがあるが、その時のクロワールは黒い蝶の姿をしていたからか、プルルートはその虫がクロワールであることが分からなかった様子)。
激次元タッグブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団では学園の生徒として登場、親友のネプテューヌ曰く「学園の影の支配者で最強のスケバン」。劇中ではストーリー開始早々、女神化しており、後輩である中等部の生徒からカツアゲしていた不良たちにオシオキをしていた。その様子を2回も目の当たりにしてしまった天王星うずめからは敬意と畏怖の念を込めアイリス先輩と呼ばれている。
ネプテューヌVSセハガールズではメガドライブ時代の女神として登場。メガドライブと仲良くなりたいと考えているが、その過激な愛情表現故にメガドライブからは嫌われている。
劇中ではセガミ、アイエフや他の時代のキャラ含め、一人だけ圧倒的に格上の実力者として描かれている(プルルート戦のみ3対1の状況でこちらが全滅寸前まで追い込まれる)。
四女神オンラインではテスターとして参加しており、得意の裁縫を活かして洋服屋さんをピーシェと共に経営している。βテストが実施されているのは超次元なので、しれっと次元の壁を超越しているのだが、ピーシェ共々一切そこには触れられない。
トラウマを負ったキャラクター(一部)
※実際には上述の通りほぼ全ての主要キャラクターが1度はトラウマを負う事態となっている。
- イストワール……プルルート女神化の第一の犠牲者。
- ノワール……物語序盤では半ば洗脳される事態になった。ただし当人はこの時の記憶を喪失している。
- ワレチュー……プレイヤー目線でいえば第一の犠牲者
- アクダイジーン/マジェコンヌ……プルルートを怒らせた上で敗北して痛め付けられる事態に。マジェコンヌはその後数年間精神が崩壊していた。
- アイエフ……幼い頃アイリスハートがとある七賢人を一方的に痛めつけている場面を見たことがトラウマになり、以後プルルート様と呼ぶほどのトラウマを植え付けられている。
- 下っ端……TVアニメ版にて、改心したふりをしてネプテューヌらを騙した事でプルルートを怒らせてしまい、逃亡するも捕まった上でいためつけられた。その後一時的に精神が崩壊した。
余談
この様に、色んな意味で非常に強くキャラが立っている彼女なのだが、それ故「他の面々を完全に食ってしまう」という理由で、賛否両論の批判が出た歴史もある(類似例は強キャラを参照)。
あくまで「V」の主要人物であり、流石に以降の作品ではサブポジションに落ち着いているが、公式で実施された人気投票では4位と健闘した。
関連イラスト
関連タグ
超次元大戦ネプテューヌVSセガ☆ハードガールズ夢の合体スペシャル
ヴァン・グランツ:こちらはスピンオフのみだが、同じく露骨な優遇が問題になったキャラ。