「だめよぉ?そんな顔しちゃ…優しいあたしでも、ついついいじめたくなっちゃうわぁ…」
概要
神次元ゲイムネプテューヌVのもう一人の主人公ともいうべきプルルートが女神化した姿。通称「ドSぷるるん」。
ぽややん少女のプルルートから一転、ナイスバディのSM女王様にしか見えない容姿と、それに違わぬ超絶ドSな性格に変貌する。その代わり様はパープルハート以上。
敵は勿論味方ですら隙を見せれば嗜虐の矛を向ける程で、作中ではほぼ全ての主要キャラクターが彼女の過激なスキンシップを受け、敵に至ってはトラウマを負った者も少なくない。
彼女が七賢人をいたぶる姿を幼少期に見せられたアイエフちゃんは彼女の存在が半ばトラウマになっており、普段でもプルルート様と呼ぶようになっている等かなり恐れられているようである。
こうした経緯から、最初ノワールからは女神化を止められており、仲間内でも強敵との闘い以外でプルルートを怒らせアイリスハートに変身させる事は、最も避けるべき事象として扱われている(例えば、ブランとノワールが喧嘩しようとする→プルルートが怒っちゃうかも~、と発言する→仲直りをするという具合)。
プルルートは不機嫌になると変身して鬱憤を晴らそうとする悪癖があり、このためか物語後半では徐々に性格が混じり始めていた(というか、もともと素地があったのだろうと思われる)。
一見すれば嗜虐心の権化のような女神だが、一方で親分肌にも近しい器を持ち合わせており、作中の所々では以外な優しさ(敵の策謀により女神の地位を追われたブランに対して等)やタフさを垣間見る事ができる。
その為、仲間の女神達や国民はアイリスハートを心底恐れつつも、信頼のおける存在として慕ってもいる。
また、登場する女神の中で最も母性が強く子供好きで、自身の凶暴さに怯える幼女アイエフちゃんにうろたえ落ち込んだり、ピーシエの実父であると偽り引取りに来たアノネデスに対し何故捨てたのかと怒りを露にし、ピーシエを威嚇し怯えさせた女神レイに激昂する等の描写がある。
尚、余談ではあるがアイリスとは薄い赤紫である。花のアイリス(アヤメ)に因む色であるが、アイリスハートは和名の「菖蒲色(アヤメ色)」に比べるとかなり濃くショウブ色に近い。作中ではネプギアの髪の色がアイリスに一番近い。これはハナショウブから来ているショウブ色の漢字表記が「菖蒲色」と同じな為、ショウブ色がアイリスハートの色になっているのにもかかわらず混合してしまった可能性がある。一応、ハナショウブの英単語も「アイリス」と同じである。
また、ギリシャ神話でも虹の女神・アイリス(イーリス)が存在し、ネプテューヌのネプチューン(ローマ神話)と似たようなものになっている。
キャラクター情報
身長 | 164cm |
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体重 | 49kg |
3サイズ | B90 W58 H85 (Fカップ) |
漫画、超次元ゲイム ネプテューヌ 〜めがみつうしん〜より引用。
余談・元ネタ、海外での人気など
彼女の外見からモチーフとなったハードはセガが1988年に発売した家庭用ゲーム機、メガドライブ(北米では翌年の1989年ジェネシスの名で発売)と推測される。
また、その淫靡かつ妖艶でグラマラスな見た目が所謂セクシー系のキャラということもあり海外、主に欧米のシリーズファンからは人気があり、海外での人気投票では上位に選出される程である。
彼女の元ネタとなったと思われるメガドライブ(海外名ジェネシス)も海外市場では高い人気を誇り、人気の理由も欧米人受けするソフトがラインナップされていたことも支持される理由であることや、彼女が活躍する時代とモチーフであるメガドライブの北米での発売日が同じ1989年(作中の表記はG.C1989)や、彼女の象徴的衣装であるボンデージスタイルが1980年代後半、90年代に欧米で流行したアーティストが使用した衣装であり、これ等を強く意識したデザインであるなど類似点が多く見受けられる点も興味深い。
スマートフォン専用タイトルであるメガミラクルフォースでは、親愛ポイントが最大になると話し方や、語尾が変身前のプルルートと同じのんびりとした口調になる。
ボンデージ、Tバック、ピンヒールブーツ、ハイレグ等の蠱惑的な衣装や大きく露出した胸元、尻、太腿、背中等々、いわゆるフェティシズムを強く意識したデザインをしているためか、投稿されるイラストの多くがそれらを匂わせるようなタグが付けられる作品が多い。また、アニメにおいて、大胆に脇の下を見せるようなポーズを取るシーンが多用されたこともあり、腋フェチ系のイラストが多く見受けられ、ドS女王様キャラとの事もあってか、ブーツを脱いで足裏を見せるなどの足フェチ系のイラスト等も多く投稿されている。
変身前のプルルートが面倒見がよく、子供好きという場面が見受けられたが故なのか、またはお姉さんっぽい見た目のせいか、ユーザーが彼女の潜在的母性を感じるのか、女神の中でもおねショタ系の作品がよく見られる。