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全力回避フラグちゃん!

ぜんりょくかいひふらぐちゃん

「全力回避フラグちゃん!」とは株式会社Plott制作のアニメ、およびそれを原作としたメディアミックス作品である。
目次 [非表示]

なんの取り柄もない男、モブ男

そんなモブ男の前に現れた女の子の正体は…?

死亡フラグ」!?

モブ男は死亡フラグを回避することができるのか!?


概要編集

株式会社Plottが運営・制作をするYouTubeチャンネル(通称、Plottアニメ)第3作目。

基本的に隔日18:00更新。


死亡フラグ、時に生存フラグ恋愛フラグ失恋フラグ破滅フラグを題材としたラブコメディ作品。

中には頭のネジが外れているようなトンチキな回も...

2作目「混血のカレコレ」同様、漫画動画形式で製作されているが、EDやコラボ回、別のチャンネルに登場する時はアニメ形式である。


2020年4月〜2022年3月まで「ストーリー編」、同年8月〜12月まで「生存フラグ過去編」、2023年4月から11月まで「新章ストーリー編」が不定期に更新。

2024年12月より新シリーズがスタートした。


諸事情により、非公開になっている回が存在する。

詳細は封印作品を参照。


登場キャラクター編集

全力回避フラグちゃん!のキャラクター一覧を参照。


特徴・総合的な評価編集

企画・制作の経緯編集

2019年6月あたりに2作目「混血のカレコレ」と同時平行で企画がスタートしており、PlottのCEOである奥野氏が様々な企画者とお会いし、「一番、キャラがピンとくる作品をチョイスして案が固まった。」と、『マンガ編集者・佐渡島チャンネル』の動画にてコメントしている。(大まかな経緯は、混血のカレコレの同項も参照。)


動画を制作している上で意識している点は、1作目「テイコウペンギン」との差別化の為、出来るだけ時事ネタを避けており、季節に合わせたストーリー(夏フラなど)を扱って親近感を感じてもらうのがターゲットだとコメントしている。(時事ネタに関しては、動画内で制作期間も理由の一つとして挙げていた。)


またPlottアニメはケンユウオフィス所属の声優を起用するケースが多いが、『【重大発表】全力回避フラグちゃん!のこれからについて。』のフラグちゃん役の武田華氏のインタビューで本作はオーディションで役を決めている事が明らかになっている。


特徴編集

ストーリー編以外ほぼ全ての回にストーリーは無く、1話完結である。登場人物の設定が変わっていたり、彼らに何らかのハプニングが起こりそのまま終わっても、次の話では何事もなかったかのように進むメタフィクションの要素が存在している。

現実世界で話題になっていることから他作品のパロディ、感動回やストーリー編まであるYoutubeアニメとPlottアニメの象徴的存在として知られる。

他のPlottアニメの違いは、上記の通り、結構コメディ寄りの作風となっていてシリアス回等は少なめである。

(例:同じテーマでも「テイコウペンギン」は、しっかりとした雑学やリアリティ描写があるのに対し、本チャンネルでは説明はあっさり目になっていたり、ギャグ漫画風で物語が展開されているなど。)

世界観を考えるとこの作品自体が一種の作中作だと解釈することもできる。


評価編集

一言で言えば、Plottでもトップクラスの賛否両論の作品である。

以下は評価点。

  1. 前2と比べると序盤から明るい路線を貫いており、早い段階で万人受けする作品へ発展していった。
  2. パロディが非常に多く、元ネタを知っている人ならさらに楽しめる点。
  3. 一人一人のキャラクター性を重視しており、実際に各キャラクターのファンを多く獲得している。

以下は問題点。

  1. Plottの悪い癖を作った全ての元凶であり、後発の作品に悪影響を与えてしまった事。(裸体の露出描写の多さや、セクハラ描写が挙げられる。そういった作品はこれに限った話ではないが。)
  2. ストーリー編の展開及び、設定の矛盾が遥かに多い点。特にフラグちゃんが立派な死神として成長する物語が恋愛を優先した事で非常に希薄だった事や葛藤シーンの少なさ、利点で挙げたパロディが物語のシリアスな部分に足を引っ張っているなどが挙げられている。
  3. モブ男の扱いが悪いことが挙げられる。いくら人格に問題があるとはいえ、歌ってみたの動画など真面目な動画にすらフラグ達が登場して茶化す。フラグ達は臨機応変に出番をわきまえるべきであるという声も存在する。


総評をするとキャラクター性を重視する一方で、肝心の設定にブレが生じた事や、一般的には受けにくい露出描写が多くなった事が要因で賛否両論になったと思われる。

ただプラスとなる要素を最も増やした事で現在のPlottの方針の基礎を作り上げた作品である事は確かであり、グッズの売り上げも他のチャンネルと比べても遥かに高く、問題点を大幅に解消したライトノベル版は高く評価されている。


また2023年に投稿された一部の動画で盗作問題が発覚し、他のチャンネルと共に炎上する事態となった。(詳細はPlottアニメ盗作問題を参照。)

2024年12月7日にSNSでの誹謗中傷の注意勧告がなされた。




他媒体展開編集

英語版編集

2022年5月2日より開始。チャンネル名は『Animation - Grim Reaper Flag Chan!』。

AnyMind Japanが運営。

日本語版と同じ内容であるが、2023年3月までネイティブの声優が各キャラクターのアフレコを担当し、BGMと効果音も一部変更されている。(以降は、従来の日本語吹き替えに変更)

OPは初回〜『【Manga】What If The Whole Swimming Class Was Girls And One Boy? (ANIME MEME/Romance Comedy』まで旧版が、『【Manga】What If You Became invisible? (ANIME MEME/Romance Comedy)』より現在の物が使用されている。

上記に記載された欠番回も再公開された他、日本では公開されなかった回も存在しているが……またしても削除されている


ライトノベル版編集

著者は壱日千次。イラストはさとうぽて

また、原作者であるbiki氏も監修として製作に関わっている。挿絵にはフラグたちの入浴シーン(2巻)や恋愛フラグの下着姿(4巻)、各巻のラストにはモブ男の見せ場があるなどラノベらし内容になっている。

ストーリーも原作を基にしているがほぼ別物である。

詳細はこちらを参照。


コミカライズ版(完結)編集

全2巻。

ラノベ版3巻にて 、2023年4月号より『コミックアルナ』で掲載される事が発表された。

作画は原田靖生氏が担当。コミックワーカーで閲覧可能

大まかなストーリーは、ライトノベル版をベースにしているが展開はまったく異なる。更にキャラクターの性格も現在のものに直されており独自のやり取りも見られる。

なお、原作にある場面転換時の表現は、コマの中にコンセプトを書いた旗が立てられるというものになっている。

作者急病を挟んでから連載再開するも間もなく完結となった。


ミニコーナー編集

  • フラグラ

正式名称は、「全力回避フラグちゃんラジオ」。その名の通りラジオ式であり、不定期に更新。

視聴者から募集したさまざまな投稿を、フラグちゃんが紹介していくといった内容である。

回によっては、生存フラグや恋愛フラグも登場する。


二次創作編集

著作権

製作元である株式会社Plottにより、全力回避フラグちゃん!をはじめとする「Plottコンテンツ」に対するガイドラインが2021年3月21日に発表された。以後、二次創作を行う場合はこのガイドラインに従って利用することが条件となる。


詳細は以下のリンク先を参照。

https://plott.tokyo/guideline


関連動画編集

本編(1話)編集

ストーリー編(1話)編集

総集編(世界観&キャラ解説)編集


関連書籍編集

ラストのおまけ漫画に、フラグちゃんとモブ男が登場。(セリフ付きは、フラグちゃんのみ。)

また本書は、モブ男のデフォルメverがPlottコラボ1弾に先駆けて先行登場した作品でもある。


1巻 Plottコラボ2弾のコミカライズ版を収録。

4巻 生存フラグと恋愛フラグの幼児化したイラストが描かれているシールが付属。

6巻 ハロウィンの衣装をしたフラグちゃんのイラストが描かれているシールが付属。

7巻 ウェディングドレスを着たフラグちゃんのイラストが描かれているシールが付属。


  • 『全力回避フラグちゃん!』(KADOKAWA)(MF文庫J)

1巻 2021年12月24日発売。

2巻 2022年3月25日発売。

3巻 2022年7月25日発売。

4巻 2023年4月25日発売。


本作品のライトノベル版。詳しくはラノベ版の項目を参照。


外部リンク編集

YouTubeチャンネル

Twitterアカウント(フラグちゃん)

Twitterアカウント(モブ男)

TikTokアカウント

YouTubeチャンネル(英語版)


関連タグ編集

YouTube 死亡フラグ フラグちゃん ギャグアニメ/カオスアニメ Plott


全力回避フラグちゃん(別記タグ)

ここからも素敵なイラストが見れる。


関連作品編集

【biki原作の他チャンネル】


【Plott運営の他チャンネル】

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