「立ちました!」
「いいえ…!貴方は必ず私たちの手で倒されるんです。勝った気で笑うのは死亡フラグですから!」
CV:武田華(他多数の女性キャラクターと兼任)
概要
全力回避フラグちゃん!の主人公及びヒロイン。一人称は「私」「わたし」。死神の中では1番末っ子。
誕生日は4月5日。身長は145cm。スリーサイズはB70・52・H73のAカップ(『「全部聞こえてるよ…」盗聴して私生活を覗くストーカーの末路…』より)。
当初はモブ男から「死亡フラグちゃん」と呼ばれていたが、後にタイトル通り「フラグちゃん」呼びで固定された。本名は「死神NO.269」。
名前の通り、モブ男に死亡フラグが立った時に現れる死神の美少女。彼女が見えるということは死の運命に晒されていることを意味する。
が、必ずしも死ぬとは限らず、「病気だと思っていたけど勘違いだった(後で判明)」というような状況でもフラグが立ったと見なされれば彼女はやって来る。
死亡フラグが立った人物の命を回収する使命にあるがまったく回収できていない。
特技は大食いで、好物はピーゲンダッツ。
「立ちました!」が挨拶代わりとなっている。
ちなみに、モブ男が死亡フラグが立ったら必ず現れるわけではなく、無響室など現れないときもある。それ以前にOPとED以外登場しない回も多い。
外見
前下がりボブの黒髪に幼児体型という容姿をしている。神様から貰った黒いシャツにプリントされた「死亡」の白文字がトレードマーク(通称「死亡Tシャツ」)。『服が透けて見えるメガネを手にした男の夢ある行動とは…』によればシャツの下はキャミソールらしい。
ズボンやスカートは穿いていないので、作画によってはきわどい構図になることも。基本的にパンチラはしないのだが『男女がシェアハウスをするとどうなるのか?(5:00の部分)』では着替え中のシーンが出ており縞パンを穿いていることが判明している。
スカート丈や鎌のサイズは作画によって微妙に変わったりする。
ちなみに彼女の付けている3つのヘアピンは、全部お気に入りのもの。
小道具として白旗(フラッグ)や刃の反対方向がピコピコハンマーになった大鎌を持つ。魔女の箒のように跨って空を飛ぶことも可能。
ちなみに左利きである(『男女が手錠で繋がれるとどうなるのか?』で明言)。
スタイルは良いほうだが、胸が小さいのを気にしている。しかし『胸が大きくなるとどうなるのか?』では、恋愛フラグの策謀で一時的に推定Fカップとなった。
容姿
どれくらいのレベルの容姿か等は言及すらされない。ただブスには興味がないといっているキリンから会うたびにストーカーされている事から醜いといえる容姿ではないのだろう。また惚れ薬の回ではモブ男から「かわいい女の子に好かれるのは悪くないなぁ」といわれており、さらに彼のYouTube動画に映り込んだ時は視聴者から「かわいい」等のコメントが多数寄せられていた事等からかなりの美人とも考えられる。
キャラクター像
見た目通り幼さを押し出したキャラクターであり、一般的に想起される死神らしさはまったくない。自らを「乙女」と述べており、裸を見られただけで羞恥心に駆られて怒り出す。また犬好きでもある。
年齢等は言及すらされないが生まれた順に番号が振られているので死神や天使の中では最年少。生存フラグや死神No.1、No.13などからは呼び捨て(死亡フラグ、死神ナンバー269など)され、相手に対してもさん付けしている。お酒が飲めることから成人済みである。また、お酒は初めてではないようである。
スネ美からは「小学生みたいな子」、失恋フラグからは「ちんちくりん」と言われているが、小学5年生のさとしからは「死亡フラグのお姉ちゃん」と呼ばれ、人妻やお姉さんなど成人女性が好きなキリンから『ロリっ子』と呼ばれつつも性的な関係を迫られている事、飲酒を咎められるシーンがない事から、あくまでも子どもみたいに見えるだけで成人として認識はされている様子である。人間ではないので、少なくとも100歳は超えている可能性も否定できない。
基本的には敬語を常用するがペットであるコンソメ丸にはタメ語になる事もある。
基本的にはモブ男の暴走に対するツッコミ役を担い、難しい言葉・事象に関しても教えてくれる解説役でもある。
また、コント動画では解説役はもちろんのこと、ボケ側の意見や発言を肯定したり、ジャンプの某超能力者になりきったりとボケ側に立っている
モブ男へのツッコミは大鎌のピコピコハンマー部分で行うが、ビンタや腰の入ったパンチをお見舞いすることもある。本気で怒らせるとアイアンメイデンを持ち出すなど怖いことをする(前述の裸を見られた際にモブ男に使った)。
大食いの割には良いスタイルだが、胸がぺったんこなことを気にしており、モブ男にその事を言われると、「私の胸は特選メロンです!」と返され、しつこくすると鎌で殺されることも。なお、視聴者はそんなこと気にしてない模様。
動画のサムネイルではキャラ崩壊みたいなことをしているが、基本的に本編ではこのような行動は取らずモブ男(時々モブ美)がその役割をこなす。
さらに服装も変わることは希である。『バレンタインでどうしてもチョコが欲しい男…まさかの展開!?』の冒頭のみ珍しくメイド服を着ている。しかも超ミニスカート。ただし最近では幼児化やメイド、巨乳の回などその例外も多い。
また、男装メイドとして他のフラグたちとメイド喫茶で働いた時には「生意気なショタメイド」として人気になった。
死神としての仕事ぶり
生存フラグとの勝負に負け続けており、ほとんどフラグを回収できていない。これは彼女が無能というより人柄が原因と思われる。現にモブ男にフラグが立っても回避させようとしたり、心配して忠告したりしている。モブ男に対するツッコミ役であるが、随所で彼に対する好意を窺わせるツンデレぶりを披露する。本来なら歩く死亡フラグも同然のモブ男の死亡フラグ回収が役割のはずなのに、なぜかそれをできないでいる。
また死神自ら手を下すことは禁止されている(なぜ手を下せないかは不明)。だが、それでもモブ男を殺してしまうこともある。(ほとんどモブ男が原因だがほとんどの場合、殺されるほどの発言や言動ではない)
さらに甘いものが大好きで、お菓子の名前を言われると、フラグ回収そっちのけで助けてしまうこともある。
だが、モブ男のもとで修行を始めてから、少しだがフラグを回収できるようになっている。しかし助かる方法を間違えて教えたり単純に油断したりして回収し損ねることが多い。というより最初の『立ちました』というセリフ以外、フラグ回収を気にせず単なる傍観者兼ツッコミ役に回る回が多い。
人間関係
アホなモブ男に対して辛辣だが、稀に死亡フラグが立った彼を助力する一面を持っている。その為死神ではあるが、危険度でいえば、ドSの生存フラグや、恋愛フラグが立った人で遊んでいる恋愛フラグに、モブ男のストーカーの失恋フラグのほうが危険であるといえる。
モブ男からはフラグちゃん。生存フラグからは死亡フラグ。恋愛フラグからはしーちゃん。神様からは死神No.269と呼ばれている。
モブ男に対して恋愛感情があり『メンヘラ彼女が心中を迫ってきたら…最悪が重なりに重なり大事件が起きる!』から好意を見せ始める。恋愛フラグによってデートをしたことがある。モブ男に結婚するよう言われたときには、顔を赤らめて恥ずかしがっていた。初期の動画ではモブ美に嫉妬している描写も存在するが、それ以降の動画ではモブ男が彼女と結婚しても平然としている事が多い。しかし、それでも嫉妬の感情がなくなったわけではないようであり、死亡フラグが立たなくなったモブ男がフラグちゃんが傍に居る事に気づかず、そのままモブ美を家に招いた際には激怒していた。
ちなみに、一部のエピソードでは、彼女もモブ美同様にヤンデレ化するケースもある。なお、好感度がわかる眼鏡によると、モブ男に対する好感度は80である。(50が平均値なので、恋愛感情はあるといえる)
スペック
死神なので、幽体離脱したモブ男を見れたり、五億年ボタンの世界に行くことができるなど、神的な能力を持っている。また死神ゆえにトイレはしないとのこと(『男女が手錠で繋がれるとどうなるのか?』より)。ただし乙女らしくシャワーは浴びる。また空腹にもなるので食事は必要。
宇宙空間に生身で行けたりデスゲームで死なないなど、人間より体が頑丈らしい(「その程度の爆発で死なない」と言っていたので、どうやら死の概念がないわけではないようだ。だが基本的には死なないとも述べている)。
腕力については『〇〇しないと出られない部屋』にて、モブ男を持ち上げるのに大変苦労していることから外見相応のようである。腕っぷしの強い描写もあったが、人間相手にあっさりと捕まってしまうなどヒロインピンチがたびたび描かれている。
劇中の描写から、彼女が標的にした人間に死亡フラグが立っている間は標的にされた人間に限らず、無関係な周囲の人間にも彼女の存在は見えているようだが、フラグが立っていない間はモブ男を含め人間の目に彼女の姿は見えていないようである。
ラノベ版では「死亡フラグが立っている人にしか見えない。でも見えるようにすることもできる」と述べている。
6チャンネルコラボのヴィラン編ではある人物(ネタバレ注意)の正体を唯一見破っている(ブラックも見破っていたかのような描写があるが明確に見破ったのはフラグちゃんのみ)。また、シャドー曰く彼女の死亡フラグは概念としては曖昧であり、明確に死への伏線を張ることのできるある人物は自らを『本物の死神』、フラグちゃんを『落ちこぼれの死神』と発言した(死亡フラグは立った人物のその後の行動により回避できたり濃厚になったりする)。
料理
料理の腕前に関しては凄惨の一言に尽き、一口食べただけでモブ男や生存フラグが卒倒するほど。(それで死亡したエンドも少なくない)ただトーストを焼いただけにも拘らず、ねっとりした黒い塊を生み出している。ちなみにハンバーグを焼くとダークマターが誕生する。
また、カレーをマニュアル通りの手順、食材で作ったところ、完成の直前に大爆発が起きた。
バレンタインデーの際にもとても美味しそうなチョコをひっそりと渡したが、それを食べたモブ男は危うく死にかけに陥った為、見た目が良くても油断はできない。
...手料理食べさせたほうが確実に魂を回収できるだろと言ってはいけない(前述の理由もあるし)。
経歴
初登場は『〇〇フラグが立ったらどうすればいいのか?』から。なぜか戦場で戦っていたモブ男が「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」と定番の死亡フラグを立てたことで出現した(このフラグが彼女が一番お気に入りのフラグになる)。モブ男から死亡フラグを下げる方法を聞かれても教える気はなかったが、うっかり「死にそうにない人の行動を取ればいい(主人公らしい行動を取る)」と口を滑らせてしまうなどドジを披露している。そこで「敵の前に姿を見せて『僕は死にましぇ~ん!』と言えば大丈夫」と大ウソを吐いてハメようとする。狙い通り撃たれるモブ男だが全力で逃げ出したのでカスリ傷で済んでしまい、内心悔しがるフラグちゃんだった。しかし痛がるモブ男を見ていられず止血してしまい、なぜ自分はこんなことをしているのかと疑問に思う。敵兵を欺くために死んだふりをするモブ男だが、そこへ爆弾(ミサイル)が投下。逃れようのない死を前にしたモブ男はフラグちゃんを庇い、『主人公らしい行動』を目の当たりにした彼女もまたモブ男を見捨てることができず助けてしまうのだった。
こうして死亡フラグが下がりフラグちゃんは姿を消したが、以後もたびたびモブ男の前に現れることに。
キャラと声の変化
一年以上続いていることもありキャラや声の演技も変化している。
現在ではロリキャラらしい幼く活発で高い声だが、当初はやや低めの声音で早口な喋り方だった。またツッコミの時や感情が昂ると敬語を使わなくなったり、果てには「~じゃねーよ」とまでやさぐれることも。「とっとと死刑になれよ・・・モブ男」という台詞まであった(『海外では犯罪⁉︎逮捕もあり得るNGマナーに気をつけよう』)。
また今では当たり前のようにモブ男を心配したり助けてくれたりしているが、以前はモブ男が死ぬ(殺される)ほどのピンチになっても「私はアナタの死神ですから助けるわけないじゃないですか」と断ることが多く、モブ男が頼み込んでようやく助けてくれていた。
『男女が砂漠で迷うとどうなるのか?…まさかの〇〇でピンチを切り抜ける?』から段々と今の声音になり、『お風呂で寝ると失神する!?お風呂に入るうえで注意した方が良いこと』で今の声音になった。ただし以後も回によって声音が若干変わることもあった。
初期の頃は「モブ男に対して暴力を振るう」「その場をひっかきまわしてモブ男を困らせる策士」などの役回りも担っていたが、生存フラグや恋愛フラグが登場したためか控えめになった。
また当初は大岩を持ち上げるなど腕っぷしの強い描写が多く見られたが、現在ではモブ男や生存フラグに助けられるなど非力さが際立つようになっている(悪人とは言え人間相手に捕まることもあった)。
ストーリー編での経歴(ネタバレ注意)
世界観の真相等、本編では描かれなかった裏側や謎などが明かされる。
死亡フラグが立った人の命を回収するどころか助けてしまうため周囲には落ちこぼれとして見られていた。ある日、神様に呼び出されたフラグちゃんは、「死亡」と書かれた黒シャツを見せられる。神様はこれを死神専用コスチュームにしようとしていたが、他の死神たちからメタクソにコキ下ろされ落ち込んでいた。そこで心優しいと評判のフラグちゃんの意見も聞きたいと呼び出したのであった。フラグちゃんに神様を傷付けるようなことは言えず、褒めてしまったことで黒シャツを着て職務を全うするハメになってしまう。
すると今度は逆に「悩みがあるんじゃないか?」と神様に聞かれ、死亡フラグの回収が上手く行かないことを相談する。神様は解決策として「一人の男が何度も典型的な死亡フラグを立てる世界」を見せ、件の男を練習相手にするように告げる。その男こそがモブ男であった。
実は「モブ男」とは、神様が創った「できるだけクズな性格にした人間」だった。ところが戦場においてフラグちゃんを庇うという想定外の行動を取り、フラグ回収に失敗したばかりかフラグちゃんが惚れてしまうという結果になった。彼女の心中を察した神様は「焦らずモブ男でスキルを磨いていけばいい」と告げ、フラグちゃんもまた必ず一人前の死神になってみせると誓うのだった。
ラノベ版(ネタバレ注意)
ヒロインとして登場。他のフラグたちと共に美少女であることが語られている。挿絵での外見もより小学生らしくなった。
天然さと優しさが強調されており、原作と比べると負の感情は控えめ。逆にシリアス展開では意外な冷たさを見せることも。
上記と同じく神様の取り計らいによってモブ男という練習用プログラムと仮想世界という修行場を与えられる。ストーリーこそ初期設定のものがモデルとなっているがオリジナルエピソードが多く追加されており、フラグちゃんの性格もお人好しを全面に押し出したものになっている。
モブ男に対する恋心を芽生えさせていく一方で生存フラグとも友情を築いていく(モブ男×フラグちゃんよりも生存フラグ×フラグちゃんと言っても過言ではない内容になっている)。
フラグちゃんと仲良くなりたいと思う生存フラグは、気を遣ってあれこれ世話を焼こうとするのだが悉く裏目に出るため実っていない。
それが仇となってフラグちゃんは「生存フラグがモブ男を好いている」と思うようになりヤキモチを焼くことに。このためフラグちゃんにとって生存フラグは、仕事よりも恋のライバルと見ているようだ(ただし失恋フラグが現れたたためか、この設定は2巻から消滅した)。
1巻の最終話では、モブ男がバグによって自我があり、おぼろげながらもこれまでの記憶を持っていることが判明する。そこで神様は『バグを直してモブ男をただのクズにさせ記憶も消し去る』ことについて話し合いの場を作る。しかし死神No13は、モブ男に人格があるならフラグちゃんも感情移入して死亡フラグを回収しにくくなる。ということから反対だった。
フラグちゃんは「モブ男さんはもう一つの命だから消し去るのはどうかと思う」と反論するが、感情論だけではNo13を納得させることはできなかった。しかし生存フラグが「今のモブ男は人間と変わらない。だから限りなく人間に近い相手として練習ができる」とフラグちゃんを擁護。恋愛フラグもフラグちゃんの意見に賛成したことで3対1で可決となった。
2巻ではX(エックス)なる人物によって生存フラグ、恋愛フラグともども仮想世界に閉じ込められてしまう。中世ヨーロッパ風の都市を舞台としたファンタジーな仮想世界であり、Xはダンジョンを10階層まで攻略すれば脱出アイテムの所在を教えると語る。モブ男や生存フラグと協力し、都市とダンジョンを行き来して攻略に挑むが……。
中盤では恋愛フラグによってドSになる薬を盛られて性格が豹変。そのままドMにされた生存フラグにけしかけられるが、暴走したフラグちゃんはドS薬を恋愛フラグにまで飲ませて服従させてしまう。その光景をモニター越しに見たNo.13たちには驚かれてしまった。
終盤では正体を現したXとの直接対決となり、神様の計らいにより「これまで登場した5人のモブ男」が再現され助っ人として参戦。総力を持ってXとの対決に挑む。
3巻では原作通りの経緯で失恋フラグと遭遇するが、恋のライバルではなく職業上のライバルとして見られていると思い込んで感謝してしまう(落ちこぼれの自分をライバルと見ているのが嬉しかったため)。この時はフラグちゃんの天然さに失恋フラグも毒気を抜かれたが、以後は原作通り恋のライバルとしてバチバチに対立する。
失恋フラグが提案した「モブくんのフラグを先に5本回収した方が勝者になる。勝者は神様にどんなお願いも叶えてもらう」というルールで対決となる。更にフラグちゃんの成長を願った生存フラグも横槍を入れ、生存フラグの回収という名目でモブ男を助けるためフラグちゃんは圧倒的不利となる。
4巻では『監督』なる人物の暗躍によって生存フラグ、恋愛フラグ、失恋フラグと共に仮想世界(シネコン付きのショッピングモール)に閉じ込められてしまう。『監督』は仮想世界をいつでも消滅させられると豪語して神様を脅しており、フラグちゃんたちは手も足も出なくなっていた。
『監督』は、神様に様々なシチュエーションを用意させ、フラグちゃんたちにフラグの回収を命ずる。
中盤では魔女裁判時代の仮想世界に入り、魔女の疑いをかけられ捕まってしまう。しかし死神のため不死身なので、何をされても傷がつくことはなかった(死亡フラグとして魔女裁判を体験するのも悪くないとしてわざと捕まった。それでも性的な拷問をされると思った時は息をのんでいたが)。
終盤では『監督』の意外な正体と目的が判明する。
5巻では黒幕(『監督』ではない)の暗躍によってモブ男が絶体絶命の危機に陥る。彼を救うために仮想世界のゴミ捨て場に向かうのだが、これこそが黒幕が仕掛けた罠であった。
フラグたちは仮想世界にて再現されたモブ男の偽者からそれぞれフラグを回収し、モブ男を助けるためのアイテムを回収する。
そんな中、黒幕から接触されたフラグちゃんはフラグ回収勝負を挑まれる。黒幕の狙いはモブ男ではなくフラグちゃんだったのだ。
回収勝負は老人のモブ男を相手に行われた。老人故に常に死の危険が付きまとい、回収した数は黒幕が圧倒的だった。逆にフラグちゃんは老人のモブ男を守り抜き、寿命を迎えるまで側にいて孤独さをやわらげ、最後に感謝の言葉を掛けられる。
敗北感を覚えた黒幕は衝動的に仮想世界のごみを消去するシステムを起動させてしまう。結果、フラグちゃんたちはクレーンに掴まれ溶岩の中に放り込まれそうになる。
この世界では死神特有の不死が機能しない。重機に襲われて傷ついたことでフラグちゃんは初めて“死の恐怖と苦痛”を実感し、モブ男はいつもこんな思いをしていたのだと罪悪感を抱く。
立体物
- 死亡フラグTシャツ(2021年1月11日〜売り切れ次第終了、2022年4月1日〜25日までの受注生産)
Plottとしては、初のキャラクターが着用している服が立体化された商品である。(この後に、服が立体化されたのはモブ男が着用しているハッピーライフTシャツのみ。)
作中で、フラグちゃんが着用している物と同様のデザインとなっている。
2022年のフラグちゃんの誕生日の際にも、再販が行われた。
余談
視聴者からは、そのYoutubeでもトップクラスの優しすぎる性格ゆえ、天使や生存フラグになったほうがよいと言われている。
しかし『フラグ一日交換』の回で、本当に生存フラグになったが、魔王を復活させてしまい、失敗してしまった。
また、神からも『初めての慈愛の死神になるかも知れない』と思われている。本人も『天使に転職した方が良いのでは?』と言う質問にたいして『一人前の死神になりたい』と返している。
白い旗を意味する「⚐」の記号があるが、それのUnicodeが奇しくも2690だったりする。
英語名は「Reaper_No.269」「Ms.Flag」...ではなく、「Death_gods_No.269」「Flag」である(プロフィールカードと宇宙人狼回を参照)。ちなみに英語版チャンネルのタイトルでは「Grim Reaper Frag Chan!」と表記されている。
関連イラスト
関連タグ
モブ男さんのが立ったら私が処理してあげる間柄なんです:名(迷)台詞
関連人物・キャラクター
Plott関連
パンダ(テイコウペンギン)・・・死亡フラグを回収しようとして成功している。恐らくコラボしなかったパラレルワールドの世界線(その後に生き返った可能性もあるが)では、上司と共通にかわいいと好かれている。
キリン(秘密結社ヤルミナティー)・・・遭遇する度に貞操の危機に陥っている(いずれも返り討ちにしているので未遂)。
ヒサメ(混血のカレコレ)・・・性格が似ているので気が合うらしく、コラボ回では「ヒサメさんはお友達ですし」と発言していた。
閻魔エマ・・・死亡フラグを回収しようとした。役割と性格が反対の女神で敬語を常用する以外は全てに置いて対照的なので気が合わない。モブ男と同じように扱っている。
しかし、ヴィラン編では死を見世物として冒涜するシャドーに対して二人で立ち向かい、庇い合っていた事から心底嫌ってはいない様子。
ブラック(ブラックチャンネル)・・・人間と契約を結ぶ事で死亡フラグを立てさせる悪魔と、直接手を下さずに死亡フラグを回収する死神という、やや同業者的な関係にある。コラボの際には真面目なフラグちゃんに対して、狡猾なブラックが手玉にとるという展開となる事が多い。フラグちゃんは悪魔であるブラックを警戒しているが、ブラックはフラグちゃんを自身の動画を盛り上げる大事なゲストと思っており、フラグちゃんがピンチになると助けるなど険悪な仲ではない。
さとし(ブラックチャンネル)・・・情けない所がモブ男と似ているので放っておけないのか、子供という事もありコラボ回では何かと気にかけて世話をしている。彼女をまともに大人として扱う数少ない人物。
その他
やり直しの神テコ・・・原作者が同じ作品に登場する小柄かつ頭脳明晰で、男主人公に付き添うフラグちゃんの妹分的キャラ。
森カリオペ:ホロライブに所属する死神のバーチャルYouTuber。但し胸の大きさは雲泥の差。雰囲気的にはこっちに近いかもしれない。
志村妙:彼女も料理の腕前は壊滅的で、周囲からダークマターと評された。
マンガで分かるキャスター:CV武田華、小柄、頭脳明晰、敬語口調、大好物には目がない者同士。
ロリ・アイヴァーン:中の人が同じ死神(厳密には異なる)だが、こっちは敵で性格も正反対。
Plottのヒロイン