ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

旧劇場版の没プロット

きゅうげきじょうばんのぼつぷろっと

旧劇場版の没プロットとは、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』にてプロットのみ完成していたがお蔵入りとなった完全新作部分の事。
目次 [非表示]

概要編集

1997年に公開された、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生』で製作される予定だった、完全新作部分の事。

庵野秀明が執筆したプロットも製作されていたが、当時の庵野が肉体的にも精神的にも厳しい状態だったらしく、角川に頭を下げて製作中止とし、テレビシリーズの総集編とTHEENDOFEVANGELION第25話「Air」の前半部分のみの製作とした。

内容としては『超時空要塞マクロス』の劇場版のようにテレビシリーズとは切り離してリライトした2時間程度で終わる新たな物語となる予定で、エヴァンゲリオン使徒といった要素は残しつつもテレビシリーズとは無関係な別の世界線の物語となるはずだったという。


ストーリー編集

舞台は人類の大半が滅び去り、人間を捕食する使徒が闊歩する世界。生き残った人類はATフィールドに守られた一部地域に立てこもり、外の世界とは一本の橋でつながっていた。

使徒と戦うための汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンのパイロットたちは、エントリープラグではなくエヴァの体内に直接埋め込まれて操縦し、降りる際にはその都度エヴァを帝王切開して摘出してもらわなければならない。

そしてもし一定時間以上エヴァの体内にいると肉体が使徒と化してしまう


補足編集

このプロットの存在は2014年10月27日、第27回東京国際映画祭特集上映「庵野秀明の世界」内のプログラム『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』上映後のトークショーにて庵野秀明本人が明かした。

庵野いわく、特に人食いの描写には力を入れる予定だった。人間が最も恐ろしいと感じるのは他の生物に食われることだと思うからとのことで、今読み返すと『進撃の巨人』に似ているという。「初めて『進撃の巨人』を読んだときは『あ、そっくり!』と思いました」とのこと。


関連項目編集

旧劇場版 お蔵入り 進撃の巨人

関連記事

親記事

旧劇場版 きゅうげきじょうばん

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました