概要
アメリカ合衆国に本社を置くアイスクリームブランド。全世界規模で営業展開されている。
社名の由来は、創始者のルーベン・マッタスが「アイスクリームはデンマーク産というイメージがあるからそれっぽい名前にしよう」いう理由で付けた造語である。「ハーゲン」はコペンハーゲンから採られているが「ダッツ」は特に意味はないという。
日本での略称は「ハーゲン」か「ダッツ」。または「ハゲ」など様々な呼び方がされている。
日本での展開
日本では1984年に東京都港区青山に第1号店がオープンした。日本第1号店が開店した際には、長い行列ができたことが話題となった。
以降、大都市圏を中心に店舗を増やし、ピーク時の1994年には全国で95店舗を展開していた。しかし、1999年以降は減少傾向となり、2013年に全ての店舗の営業が終了した。
現在ではコンビニエンスストアやスーパーなどで販売するパッケージ商品が主力となっている。
一般的なアイスクリームはスーパーマーケットやディスカウントショップなどで100円程度(コンビニだと定価の150円前後)であるが、ハーゲンダッツはミニカップで300円程度が相場である。いかに他のアイスと一線を画すかがお分かり頂けるだろう。
しかしながら、パイントサイズ(473ml)も出回っており、実のところミニカップを買うよりもパイントサイズを一つ買った方がグラム単価としては安くつくのである。
関連タグ
レディボーデン…パッケージが似ている。
シンカンセンスゴイカタイアイス(スジャータ・スーパープレミアムアイス):こちらは車内販売や百貨店限定の高級アイス。
熱伝導スプーン:ハーゲンダッツ攻略のお供。
サントリー・タカナシ乳業:日本法人の親会社。ハーゲンダッツの日本工場の運営や生乳の供給はタカナシ乳業が行っている。
群馬県 世界にハーゲンダッツの製造工場は四ヶ所しかなく、その内一ヶ所が群馬県である。
ハーゲンダッツが登場する作品
- 漫画『銀魂』
志村妙の好物として、「破亜限堕津」と表記する形で「ハーゲンダッツ」と読ませるアイスが登場している。因みにTVアニメでは諸般の事情により「バーゲンダッシュ」という名に改変されている。
- 小説『空の境界』
主人公・両儀式がハーゲンダッツのストロベリーを好物としている。映画上映後近くのコンビニから、ハーゲンダッツのストロベリー味が消えたと言う証言が残されている。
略称の「ハーゲン」という形で三葉(中身瀧)に四葉が電話口でせがむシーンが見られる(抑々ものを頼んだのは三葉であるが)。
山深い飛騨の田舎町たる糸守で相当珍重されているようで(都会のおしゃれで美味しいアイスということなのだろう)、ピクシブでも更に掘り下げたパロディが見られる(現金代わりになったりとか)。