概要
あなテコの主人公。
智の七福神の一人。ツッコミ役兼解説役。
時間を操作する能力と幅広い知識を武器に、人々にやりなおしのチャンスや学びを与える女神。
名前の由来はタイトルにも付けられるテコ入れと急須のインドネシア語“Teko”を掛け合わせたものと思われる。
人物像
性格は基本的に温厚であるが、時に厳しい。困っている人を見捨てられない優しさと幅広い知識を持ちあわせる。執拗にセクハラされると普段は見せない怒りが爆発し、相手を踏み潰さんばかりに攻撃的になる。他にも高い洞察力も持つが、一国を乗っ取らんとする左翼チームが実は国家の任務で動いていたことを見抜けなかったりと、決して完璧ではないことが窺える。
人生に躓いた人間の前に現れて、失敗の原因とその回避する為の方法を科学的な根拠をもとに伝授し、人生をやり直すチャンスを与える。
ソロ回では、科学や雑学を的確かつユーモア溢れて解説する可愛らしい姿が窺える。
サムネイルは動画では見られないようなちょっぴりセクシーな一面や、サイコパスな姿が窺える。
- 毒キノコを舐める。
- 串刺しになりながらも自撮り。
- 大量の菓子を頬張り糖尿病を患い片足切断。
- 笑顔で自らの指をハサミで切り飛ばす。
- ギターを片手にゾンビの死体を踏みつける。
- ゾンビの死体を化粧代わりにする。
- 手術中に自らの内臓を鷲掴みしてピースサイン。
能力
- *利点
- 妖精サイズと人間サイズを切り替えられる。
- 幅広い知識と回転の速い頭脳。
- 上記のやり直し筆を使い、時間を停止、逆行することが可能。
- 数億年間なにも無い空間に幽閉され、枯れ萎み切った人間を再生させる能力を持つ。
- オブジェクトを創造する能力を持つ。(その正体は物質なのか、特定の人間にだけ反映される幻なのかは不明)
- 特定の人物がどんな空間(作中では仮想空間、ミクロ空間、アニメの世界)にいようとも、自らも移動できる。
- 氷海に素足で浸かっても寒がる素振りを見せず、宇宙空間にいても平然としていられる。
- *弱点
- ヤコが放った紫の縄に簡単に拘束される。
- 小人化した者を片足で踏み潰さんとするも、全て回避される。
- 不意をつかれると怯え、投げ飛ばされると対処し切れない。
戦闘力は不明である。そもそも作中内に殆ど存在しない。神器と神通力と持ち前の頭脳を上手く駆使すれば、誰も太刀打ち出来ない戦闘力を誇るだろう。
声優
容姿
髪色は黒。
髪型は丸く、頭は∞の形に結んだ髪、前髪には帆立絵馬が由来と思われる一本の曲がった白メッシュと、七夕の短冊を催すピンクメッシュと白メッシュ。
後ろ髪は一本結び。
かんざしと頭頂部と紐に、断ち玉や宝珠のような合計7つの赤い球がある。
服装は薄紅の着物に、腹部の白い帯には薄紅色の花と赤い花とおみくじに酷似する2枚の札、腹回りにはみ出た緑色の着物?、胸の中心には白く大きな勾玉、真紅色の短めスカート。
真っ白な帯には太陽を表したと思われる赤い日の丸。
下着はふんどし。(小人化した堂鳴に覗かれ、怒り狂った)
腰から足下にはふっくらした白い帯。
動画ごとの担当絵師によって髪型や目の模様、
装飾品の形状が少々変化する。
モチーフ
考察されるモチーフは下述の5つ。
- アカルヒメ
- やりなおしの神
- 断ち玉に酷似する赤い玉を纏っている。
- 賽銭箱の紋章にアカルヒメの神社にある帆立絵馬と思わせる貝殻が描かれている。
- 市松人形
- 小柄な体型
- 黒髪
正体
ここからはネタバレと考察が含まれるので、動画をまだご覧になっていない視聴者や、苦手な視聴者は注意。
テコの正体は人間?
動画内でたびたび彼女が本当は人間ではないかと仄めかされる描写がいくつか存在する。
- 人間にまつわることの解説に私たちや我々と混じえ、あたかも自分も人間であるような発言をしていた。
- 持杉古太郎が登場する、ラブコメアニメ開始直前の世界がテーマの回では、どこか焦る素振りを見せながら、自分は『やり直しの神』であると発言。
- 堂鳴がアニメの存在であることを認識したメタ発言に対し、「それは言わないお約束です」と焦って返答した。
- 彼女がテコ入れする一部の人物に、本当に神様なのかと疑われる描写がいくつかあった。具体例として、*人類が本を読まなくなり地球が滅亡する回に液晶テレビ画面に本当に神様なのかと疑われるシーンが映し出されたこと、奇病回に自称『神』と言われたこと、雪山回に遭難者にテコは自分の生み出した幻覚ではないかと疑われ、「いいえ、私は現実です」と汗を滴せながら返答したことが挙げられる。
- 越野ヤマトが「あなた誰?」とテコに質問するも、数秒後のシーンではテコが名前を名乗っていないにもかかわらず、「テコちゃん」と呼んでいた。
- 氷室を一瞬で作り上げる。(時間を停止して密かに作った可能性が高い)
- 寄生虫にモザイク。
- 無人島回に登場するショウタが前回のあらすじを語る際に、台本を持っていた。
考えられる仮説は下述の通り。
- 彼女は特殊な方法で人間から神に転生。「私はやり直しの神なので、正確には人間ではない」と語っていたことから。
- 頭頂部が外れて脳が真上に吹っ飛ぶ描写から、故人の脳をテコという肉体へ移植したことにより、実質的な転生を果たす。
- テコ自身がアニメの制作者であり、他のキャラクターは全て彼女が思い描いたフィクションの存在。
- テコは現実世界に生きる我々と同じ人間であり、彼女が訪れる人間界は仮想世界で構築されている。(原作者系列の姉妹チャンネルと同じく)テコはそこの住民の人生を良き方向に導いている管理者。根拠として、彼女がやり直し筆を振るった際に現れる時空の切れ目の中に、歯車や波紋が映し出されていたことが挙げられる。さらに頭頂部が外れて脳が飛び出ることと重ねると、したがって彼女は脳の意識を特殊な機械で転送させ、現実世界と仮想世界を行き来していると考えられる。前述にも語った通り、「私は現実です」と発言していたことからその可能性が考えられる。
あくまでも考察であるため、真相は定かではない。