「裏切り者は帰すわけにはいかない!」
「バァーラァーラァー!」
CV:沼波輝枝 人間態(バラ子):松沢のの スーツアクター:滑川広志
概要
『仮面ライダー』第75話「毒花怪人バラランガ 恐怖の家の秘密」に登場。
薔薇をモチーフとしたショッカーの13体の強化改造人間の紅一点にして、番組最後の女性怪人。仮面ライダー・本郷猛とその協力者の抹殺を使命とする。鳴き声は「バァーラァー」
全身が強力な麻酔成分で構成されており、普段はバラ子という名の美女に化身して自身のアジトである『薔薇館』を隠れ蓑に暗躍している。
ライダーたちを誘き寄せる為にワザと少年ライダー隊員に戦闘員の姿を目撃させてライダー隊の隊長である滝を捕え『薔薇館』へと連れ去り、自身の麻酔成分が含まれた薔薇のトゲを刺して操り、彼を追ってやって来た本郷を迎え撃つが、変身したライダーには敵わず一時撤退する。
その後、今度は『薔薇屋敷』を発見したナオキたちを薔薇のトゲを刺して操り、既に操り人形と化していた滝らをライダー隊本部へと向かわせて本郷の抹殺を計るが、既に本郷は血清を作っていた為に滝らの洗脳は解かれてしまう。
そうとは知らずに本郷を抹殺して来たという滝を向かえ入れるが、首領は既に洗脳が解かれた事を見抜いており、激昂して裏切り者と罵り彼を抹殺しようと襲い掛かるも元に戻ったナオキたちの連格を受け駆けつけたライダーに阻止され最後の対決へ。
自身の能力を駆使してライダーに激しく攻勢を加えるものの、女性怪人である為か、全くライダーには自身の特殊能力は通じる事はなく、逆ライダーの猛攻に圧倒されてゆき、最後は『ライダースクリューブロック』を受けて木に激突。赤いバラに化身すると悲鳴を上げなら火花を吹き上げて爆死した。
能力
前述のように体が強力な麻酔成分で構成されており、体から発せられる薔薇の甘い香りを嗅いだ人間は改造人間でもない限りはたちまち深い眠りに就いてしまう。
戦闘の際は薔薇のトゲを投げつけて攻撃するほか、この棘に刺された者を自在に操る事ができる。
また、体に巻き付いた薔薇の蔦は武器としても使用でき、これをムチのようにして敵の首に絡めて締め上げるほか、打ち付けて攻撃を加える事も可能。
そのほか、自身が敵わないような敵と遭遇した際は体から赤い煙を噴出しながら目を眩ませて撤退する。
ちなみに余談だが、人間態時の姿が何故か鏡に映らないという特徴がある(本人曰く人間ではないから)。
派生作品
すがやみつるによる漫画版ではアブゴメスとタッグを組み登場。1号ライダーを素早いフットワークを活かし挟撃するも、突然現れたガニコウモルに惨殺されてしまう。