概要
「全力回避フラグちゃん!」に登場する死神3人組。
第1話から登場しており、当初は神様を(ある意味真っ当な理由で)罵倒しているだけのモブキャラ扱いだったが、回を重ねるごとに意外な側面が次々と明かされていき、2022年6月8日付の動画にてついにナンバーが明かされた。
ノベライズ版では6巻から登場した。飽くまでサブキャラクターなので原作ほど登場頻度は高くない。
2024年6月8日付の動画では彼女たちを主役としたサイドストーリー編第1話が公開され、元々7人姉妹として活動していたことが判明した。また、現在欠員となっている4名についても役割とシルエットのみ明かされた。
メンバー
現在のメンバー
- 死神No.71
赤髪の女性で、異名は「憤怒の死神」。ロールは“死亡フラグ”。一人称は『あーし』。大罪シスターズ結成当初からリーダーを務めている。
態度が威圧的であるがゆえに死神No.269からは恐れられているが、実は姉御肌であり、なんやかんやで面倒見がいい一面もある。他2人やモブ男からは「姐さん」と呼ばれている。
- 死神No.72
紫髪のフードをかぶった女性で、異名は「強欲の死神」。ロールは“死亡フラグ”。一人称は『私』。
強欲をつかさどるだけあり自身もギャンブル好きであるものの、大負けしている。モブ男からは「(ギャンブルの)親分」と呼ばれている。
言動が荒っぽいNo.71と、嫉妬深く陰湿なNo,77(と、人望皆無な神様)の板挟みになっている苦労人ポジション。ギャンブル好きなのも、そのストレス解消のためでもある模様。
- 死神No.77
白髪のフードをかぶった女性で、異名は「嫉妬の死神」。ロールは“恋愛フラグ(別れさせる方)”。一人称は『ワタシ』。
天使No.51とのキャラ被りを気にしており、呪いの藁人形をへし折るほど一方的に嫉妬している模様。モブ男からは「ペチャパイちゃん」と呼ばれており、その度にキレるのがお約束。
ロールを見て失恋フラグじゃないのかと思うかもしれないが、略奪愛というやり方でカップルを成立させるので恋愛フラグで間違いない。
脱退したメンバー
- 傲慢の死神
大罪シスターズを最初に脱退したメンバー。
成績不振に悩まされていた大罪シスターズの現状に不満を抱いており、その責任を取らせるため死神No.71に対してリーダーの交代を迫った。しかし、他のメンバーからはリーダー交代の提案を支持されず、これを不服に思ったことで大罪シスターズを脱退した。
脱退した4名の中では唯一行方不明であったが、憤怒・強欲・嫉妬の3人による聞き込み調査の結果、現在は堕天して地獄にいることが判明した。
新章ストーリー編7話にて初登場。
堕天した破滅フラグを『出来損ない』と罵っており、他の天使に『成りすましていた』堕天使達と共に天界を襲撃するも、この展開を予期していた神様まんまと時間稼ぎに利用され、天界アイテム『突撃!ガンガン行こうぜ号!』という空船で、突き飛ばされた。
が、その後空船に侵入しシステムを破壊、空船を墜落させた。
- 怠惰の死神
シルエットのみの登場。
元々フラグ回収には意欲的ではなく、憤怒の死神と傲慢の死神との主導権争いにかかわる投票も棄権した。傲慢の死神の脱退を受けて自身も大罪シスターズを脱退し、現在は自室に引き籠っている。
- 暴食の死神
シルエットのみの登場。
怠惰の死神と同様に元々フラグ回収には意欲的ではなく、傲慢の死神の脱退を受けて自身も大罪シスターズを脱退。現在は自室に引き籠っている。
- 色欲の死神
シルエットのみの登場。
傲慢の死神の脱退を受けて自身も大罪シスターズを脱退。大罪シスターズ脱退後に人間界で恋人を作ったらしく、それ以来天界に戻ってこなくなった。
過去
元々は7人姉妹として活動しており、かつては死神No.1に匹敵すると言われるほど高く評価されていた模様。しかし、いつからかお互いに嚙み合わなくなっていき、突然フラグ回収が上手くいかなくなってしまう。これが原因でメンバー間の不和が起きてしまい、憤怒の死神(死神No.71)と傲慢の死神との間で大喧嘩が発生、傲慢の死神が大罪シスターズを抜けたことを皮切りに脱退者が続出し、現在の3人体制となってしまう。
余談
考察
名前の由来は「7」つの大罪だと思われる。
また、脱退した4名の死神ナンバーは欠番となっている73~76のどれかではないかと考察されている。
人気投票
2024年の人気投票では、憤怒(No.71)が14位、強欲(No.72)が13位、嫉妬(No.77)が12位と、3人でワースト3を独占した。
ちなみに、3人分を合算した大罪シスターズとしての総獲得ポイント数で比較すると、8位の死神No.1とほぼ同数になる(厳密には大罪シスターズの方が若干少なめ)。
関連動画
関連タグ
ちびドラゴンと不思議なオーブ:制作会社繋がりで、この作品に登場する一部ボスも七つの大罪に由来している。