プロフィール
プロフィール
年齢 | 不明(アニメ版については後述) |
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誕生日 |
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身長 | 地上では172cm |
趣味 | ヨーチューブ(YouTube)、ゲーム |
好きな食べ物 | ブラックサンダー(アニメでは『ブラックライジング』)、ジャンクフード |
その他全て | 不明 |
キャラクター像
キャラクター像
本作の主人公。魔界から来た悪魔系ヨーチューバー(アニメ版ではYoutuber)で、その人気は魔界一。魔界の天下統一を果たした魔界の支配者でもある。
一人称は「オレちゃん」で、飄々とした態度を取りつつ常に敬語で話す。
契約を何より重視しており、出演者には毎回分厚い契約書を提示してサインさせている。契約書の注意事項は非常に長く、隅々まで読んで契約した出演者はほとんどいない。
偶然出会ったさとしに目をつけて以来、さとしと行動を共にしている。さとしに対しての呼び方は、原作では『さとくん』、アニメ版では『さとしくん』と異なっている。
口癖は「鬼ヤバ」、決め台詞は「契約成立(ディール)!」「This is 炎(エン)ターテイメント!」「悪魔ですが、何か?」。
一見すると絵空事のような願望を叶える企画を出演者に発案するが、実際はその先にある人間や世界の負の一面を曝け出す事を楽しんでいる。
さとしや彼の知り合いの前に現れては、毎回彼らが酷い目に遭うような動画を撮り楽しむ様はまさに悪魔そのもの。
周囲を引っ掻き回して終わる愉快犯的な行動が多いが、それが切っ掛けで出演者を改心させることもある。
一方で時折さとしの奇行を即興でサムネにするなど、ストレートに嫌がらせじみた行動も多い。
主人公ではあるが、基本的には原作・アニメ共にブラックと契約した出演者の目線で話が進み、他のブラックユーモア作品における主人公達と同様に狂言回し的な立ち位置である。
外見
外見
顔の右半分は常に髪で覆われており、右目に当たる部位には髪の上から赤い再生ボタンの様な三角マークが付いている。
服は学ラン風の黒いタートルネック(ボタンが髪に付いている物と同じ三角マークとなっている)と黒いズボンを常に着用し、黒手袋をつけ黒い靴を履いている。
コスチュームの関係で基本的に素肌(顔の左半分以外)は見えないが、原作者によると服の下は少し細身な普通の人間そのものとの事。
実際アニメ版では裸が登場している回がある。
魔王ブラック
ブラックの強化形態。
初出は原作版BREAKINGTHEWALLの四話(最終話)。アニメ版ではデュエマのコラボ回にて初登場。
尖った耳は大きな角と化し、右手と両足は大きな爪を持って大きくなり、尻尾が生えている。武器も竜の足跡をイメージしたような杖(カメラちゃんが変形したもの)を持ち、服装も厚手のコートのようなローブを纏って装飾も豪華になり、もはや悪魔を通り越して魔王や竜人に近い印象の姿になる。
コロコロ主人公とアビスロイヤルのコラボ企画コロコロイヤルでは、この姿のブラックが『深淵の背信者 ブラック=クラック』という名でクリーチャー化した。
この名称がブラックの本名である可能性もあるが、明言は特にされていない。他のコロコロイヤルと同様、単純にキャラクター名をもじっただけの可能性も高いが。
能力
能力
高い魔力を持ち、魔力を使った武器を振るったり、仮想世界や異世界に飛ばしたり、果ては世界を作り変えてしまったりと、契約次第でなんでもできる。現実改変の媒体であるカメラちゃんも、ブラックの魔力で維持されている。
悪魔らしく翼を持っており、飛ぶことも可能。普段は翼を使わずに魔力で浮遊している。
肉弾戦では、自身の髪を模したようなデザインの鎌であるデビルサイズをメインウェポンとして使用する。銃火器の扱いにも長けており、ピンチの際にはカメラちゃんを変形させた秘密兵器で難を凌ぐ。
アカネとの戦闘では拘束具ブラックチェーンを力技でぶち破られてピンチに追い込まれたが、一方で肉弾戦や銃撃戦で無双したり、敵からの攻撃を受け重傷を負ったと見せかけて実際は無傷だったり(これは魔法で回復した可能性もあるが)と、魔力だけではなく肉体面のスペックも非常に高い。
ゲームの腕前もトップクラスで、人気ゲームフォントナイトの魔界ランキング1位である。
その他家事全般など何でもそつなくこなすが、アナログ絵だけは苦手(デジタル絵は得意)。
特殊能力
ブラックホール
対象を魔界送りにする。契約者を魔界の特設ステージへと送って制裁を与えたり、人間界で悪事を働いた魔界の悪魔を強制送還させたりする際に使われる。
デビルワープ
瞬間移動。宇宙にも魔界にも一瞬で移動可能。
基本的に一度行った場所なら即座に行けるという性質を持つ。
また原作では、BREAKING THE WALLでの戦いで得た次元移動能力によって、別次元への移動も可能となった。
デビルサンダー
電撃による攻撃。威力は小学生をビビらせる程度の弱さから、敵の大群を一掃する程の強さまで自在に調節可能。
クロノピッチフォーク
カメラちゃんの変形フォームの一つで、トライデント状の武器。
刺した相手の時間を停止させ、動けなくする。アカネが単行本4巻分もの間停止されっぱなしだったことから、効果はかなり長期間に及ぶ模様。
シャドウちゃん
ブラックの影から生まれた分身。
一つひとつがブラックと同等の能力を持っている上、最低でも1002体まで生み出す事が可能。
魔王ブラックの必殺技。槍などの刺突物で突き刺した対象の凶悪性を爆発させて悪魔化し、暴走状態にしつつ戦闘力を極限まで高める。原作にのみ登場。
原作
原作
鬼ヤバな匂いのする出演者候補を見つけては、魔界のアイテムデビルツールを渡して欲望を叶え、成功を続けて調子に乗った出演者の本性を収めた動画を魔界で公開する。
本性を現した出演者をブラックホールで魔界に送り、自分勝手な出演者を論破した後に魔界での視聴者である悪魔達をけしかける。恐怖を植え付けられた出演者は元の世界に戻り、撮影時の記憶を失った上で改心している。
アカネや先代神様など敵対者たちに対しても傷は付けずに動きを封じるだけに留めるなど、相手の命を奪うことに興味はない。ただしこれは「直接手を下さない」という意味合いが強く、最初の大ボスである未来人との戦いでは、反撃を予測して罠に掛け爆殺している。
ヨーチューバーとしての矜持は高く、さとしから人気動画の真似をしたらどうかと言われた時は鎌を取り出して脅すことで黙らせている。また鬼ヤバな動画撮影のためには、出演者の横暴を黙認することもある。サトシはこの性質を知っていたため、より鬼ヤバな動画を撮れるチャンスを与えることでブラックに出演者を退治させたことがある。
アニメ版と比べると非情な面(人助けをしない)が見られるが、敵の無差別攻撃からサトシとカメラちゃんを連れて逃げるなど思いやりのある行動を取っている(ただし逃げるのが精いっぱいだったらしく、一般市民への被害は防げなかった)。
また、きさらぎ駅や時空のおっさんといったオカルトの謎に迫る動画も撮影しており、コロコロ本誌におけるSCP特集ページの案内役も担当している。
こちらのお約束として、相手の全容を余すことなく撮影したがるという執念を度々見せている。そのために一芝居打つこともザラで、さとしからは度々呆れられてたり。
アニメ版
アニメ版
初登場:『【YouTubeアニメ】人間の本性を暴く!悪魔系YouTuberブラック登場!』(2020年8月31日UP)
原作でのターゲットは主にさとし以外の子供達だが、アニメ版のターゲットは基本的にさとしである。ブラックの能力で元通りになるとはいえ、回によってはサトシを死亡させてしまったことがある。また鬼ヤバな動画を撮るためならさとしがピンチになっても助けないことが多かった。
しかし、回が進むに連れてさとし以外の脇役やゲストキャラと契約する回も多くなっている。だが、表面上はまともな人間の裏を暴く原作とは異なり勧善懲悪やスカッと系の要素が強く、その性質上契約者の大半は見るからに分かりやすい悪人である。チーターやペット虐待犯などはメインターゲット層にとっても身近な反面教師と言え、契約者を論破する描写は原作以上に多い。
悪人たちを成敗する描写が多くなうと、サトシのピンチを助けたり、溺れている子供を助けようとするなど原作にも通じる面が見られるようになった。
さとし達に豆知識を教えたり、ためになるクイズ大会を開いたりする教育番組あるいは学習漫画風の回もあり、そこでは主に司会兼ツッコミ担当。
さとしやアカネと漫才のようなやり取りをする等、原作と比べてコミカルな一面も目立ちダークヒーロー感は薄れている。戦闘描写の多い原作と比べるとバトルもかなり少ない(まったくないわけではない)。
キャラクター像を簡単に言うと、礼儀正しいが性格が悪く弱点の無いドラえもん。
契約者の願望を叶えると誘って分厚い契約書にサインさせて動画を撮影し、彼らが破滅する様を楽しむ…という行動は原作そのままであり、改心する者もいれば欲望に溺れ二度と戻って来ない者、何度嵌められても懲りない者もいる。
地獄に落としたり、世界屈指のブラック企業に職場体験させたり、何百回も高所から落としたりと、まともな人間には荷が重過ぎる企画をまだ小学生のさとしに負わせる事も多い。
その一方で、さとし達の滅茶苦茶な理論に対して正論を言ったり、さとし達が本当にピンチの時には助けたりと、悪魔にしては優しいという声もある。
また、たとえ悪人相手でも再起不能にまで追い込む事は希であり、他のブラックユーモアや勧善懲悪系作品の主人公に比べればむしろ良心的である。
コラボ作品ではPlottの他作品のキャラと契約するが、賢く活用する者もいる一方で、さとしと同様に対価を考慮せず自滅する者もいる。
年齢は5億年ボタン回にて2005万214歳だと自称していたが、それは動画に必要なジョークだったと血液型回ライブ配信開始前のチャット欄で打ち明けており、アニメ版でも年齢は不明である。
対人関係
- さとし・・・言わずと知れた相棒。深く考えないさとしと契約を結び理想の世界の裏側を撮影するが、さとしの心根の優しさによってブラックが想定しなかった結末となる事も。
Plott他作品キャラとの関係
- パンダ・・・私利私欲の為にブラックと契約する。契約で得た偽りの経歴によって輝かしい人生(パン生)を満喫していたが、実力までは伴わなかったために大勢の前で恥をかき、ショックで引きこもりと化した。
- カゲチヨ・・・ブラックと同様「有名Youtuberになりたい」「動画の再生回数を稼ぎたい」という互いの共通点を持っており、コラボとなった回においてはバディを組む事が一番多いと同時に互い「油断できない相手」と頭の切れ具合も警戒している。
- フラグちゃん・・・YouTubeアニメ版某少年といえる何の取り柄も無い一般人に対し、契約を結ぶ事で死亡フラグを立てさせる悪魔と、直接手を下さずに死亡フラグを回収する死神という、同業者に近い立ち位置にある。コラボの際には、真面目なフラグちゃんを狡猾なブラックが手玉に取るという展開が多い。フラグちゃんは悪魔であるブラックを警戒しているが、ブラックはフラグちゃんを自身の動画を盛り上げる大事なゲストだと思っている。
- 恋愛フラグ・・・同じPlottアニメで主人公陣ながら狂言回しポジションのキャラクター繋がり。普段はトラブルに巻き込まれる・巻き込む関係だがなんだかんだで悪友に近いという点で、さとしとブラックの関係がモブ男やフラグちゃんと彼女の関係に近い。
- キリン・・・きさらぎ駅回でハック・タブーらと共に初対面。企画の為にきさらぎ駅を訪れた際に彼らと出会う。続くヤルミナとのコラボ動画では、廃墟に潜む悪魔と遭遇したキリンが悪魔から逃れるためにブラックと契約するが、その悪魔はブラックの仕込みだった。
その他のキャラとの関係
アニメ「デュエル・マスターズキング!」第24話でコラボ。ジョーは「高級ラーメンを存分に食べたい」「楽して伝説のカードを集めたい」、キラは「悪人に罰を与えたい」、ボルツは「スケボーの大会で名を上げたい」、キャップは「面白いゲームをずっとしたい」と契約、いずれも一時は願いが叶うも契約者大半の例に漏れず悲惨な目に遭う羽目に。プロテインズは「ジョーを倒したい」と契約したが、他のメンツと異なり、それが一時的に叶うことすらなかった。
ブラック本人は当初は原作と同じ役回りだが、ジョーがプロテインズとデュエマする際、「動画撮影に協力してくれた礼」という形で、コロコロレアカードとしてジョーのデッキに入った(無論CGもあり)。
関連タグ
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関連キャラクター
ドラえもん・・・多くの人が連想したであろう大物主人公。ある事情からカラーリングが変わるという点でも類似。
喪黒福造 謎の運転者さん・・・常に笑顔な敬語キャラ・黒がイメージカラー・主役だが狂言回し的な立ち位置…など多くの共通点を持ち、作品そのものも構造が似通っている。ただし、ブラックと契約した者の結末は彼らの犠牲者と比べれば相当マシである。
余談だが、人間回収車はブラックチャンネルと同じく児童漫画を原作にYoutubeアニメ化された作品。
紅林二郎 伊集院茂夫・・・同じYoutubeアニメの悪人を制裁するダークヒーロー繋がり。ただし、ブラックとは異なり純粋に正義感と義侠心からの行動であり、どちらかと言えばカレコレ屋の面々に近い。
間黒男・・・ブラックなダークヒーローだが制裁だけではなく(余程の極悪人でなければ)立ち直るきっかけも与える…という点では、こちらの方が上記のキャラクター達よりも近しい存在かもしれない。
脳噛ネウロ・・・魔人探偵脳噛ネウロの主人公。魔界からやって来た主人公ネウロが女子高生の探偵助手という体で活躍する。謎を解くことで犯人の邪悪さを暴き、アイテムの力でお仕置きをする。当初は推理モノだったがバトルモノへとシフトしていった。
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