「マジで…BADだぜ!」
「おまけにもう一体!」
「ここから一瞬、瞬き禁止だぜ!!」
概要
CV:白石稔
火文明のデュエルマスター候補にして不良なスケボー少年。相棒のダチッコ・チュリスとともにデュエマをしている。本名は火の玉ボルツ。
一人称は「俺ちゃん」で、『マジでバッド』が口癖。
99人ものデュエリストを狩り、99個のデッキケースを奪っている猛者。言葉はやや荒いが本質は仲間思いで、ジョーを初めとした友達を大切にしている。
劇中の活躍
デュエル・マスターズ
空腹で行き倒れていたところをジョーに助けられ、一夜の宿を借りる。その後デュエルし、B・A・Dの力を見せつけ、ジョリー・ザ・ジョニーのエクストラウィンを破って勝利。
スケボーの練習のために火文明に出入りしていること、ダチッコ・チュリスを連れていることをキラに咎められ、真のデュエルの末に敗北。その切り札クリーチャー、オヴ・シディアがマスター契約をして得られるものと知り、自身もマスタークリーチャーを欲するように。
そして彼が選んだのは昔からの切り札にして相棒、"罰怒"ブランドLtd.。彼とスケボーを行うことで絆を深め、真のデュエルにて正式にマスター契約、"罰怒"ブランドへと覚醒させる。
そしてひょんなことからジョーがデュエルマスター候補だと知るが、同時にダチッコの一族を滅ぼした『DM』の正体と疑る。その後"罰怒"ブランドがオヴ・シディアによって死にかけた際には当初ジョーからの協力を拒んだが、彼が純粋に助けたがっていること、デッキーの力で"罰怒"ブランドが復活したことで誤解を解き、改めてジョーと友情を結ぶ。
そのジョーと、自身を襲撃したキラが本当に親友なのかを確かめるべく、リベンジも兼ねて真のデュエルに挑み、最終"罰怒"梵破でDG以外のクリーチャーを全滅させたが、DGを残したことが仇となり敗北。消されたかのように見えたが、悩んでいたキラによって生かされていた。
DGが煌龍サッヴァークに覚醒、ジョーがキラと対立し始めたことを受け、ジョーをデュエマ合宿に連れだし、彼を特訓しつつも元気づける。その後もジョット・ガン・ジョラゴンの誕生やジョニーとの別れに立ち会った。
デュエル・マスターズ!
遂に『DM』が『デカイムカデ』ことゲジスキーであることを突き止める。そのゲジスキーによってジョーが危機に陥っていた時に参上、相手の手札破壊を逆手に取ったG・G・Gを披露し、"轟轟轟"ブランドでゲジスキーを千回すり潰した。
ジョーとキラの会話から自然文明が危機に陥っていることを知り、自然文明に向かったが、でんでんに闇文明の侵入者と勘違いされ、デュエルの末に勝利。このときは協力を拒まれたが、ミノガミ暴走の際には協力を認められた。キラとの関係は憎まれ口を叩き合う程に良化している。
デュエル・マスターズ!!
キャップによって超GRを会得、その直後ギャップに急襲され敗北。
キャップからもらった城がゲジスキーに乗っ取られたり、闇文明によって火文明の住人がゾンビ化したりしたときには、"魔神轟怒"ブランドの力で撃退している。
ゼーロとの最終決戦後に、大長老からレインボーの力を授かり、チームボンバーを結成した。
デュエル・マスターズキング
キラ、キャップより遅れてジョーの学校に転入。ジョーが行きつけのラーメン屋の親父に弟子入りし、そこで住み込みで生活している。
ある理由からアバク側についた大長老に敗北したことでキングマスターを欲し、爆龍皇ダイナボルトを入手。
そこからのキング・オブ・デュエマッチでは連戦連勝で(一度だがジョーにも勝利)、一次予選を2位で通過していたが、二次予選初戦でチョウキに敗北したことでスランプに陥ったのか、脱落してしまい、敗者復活戦でもサイキに敗北してしまう。
ファイナルタワーチャレンジにて再びチャンスを乞い、認められた上で勝利したことでチャレンジ参加を認められる。しかし、以前と比べると勝利に執着するようになっており…
ネタバレ注意
アバクが彼の復活を認めたのは、彼の勝利への欲望が強烈なもので、それ故鬼としての適性が高かったからであった。鬼の槍によって鬼に変貌した後のジョーとのデュエルでは、悪名高きメガ・マナロック・ドラゴンや龍装艦チェンジザ、無双の縛り達閃という面々を投入したガチデッキでジョーを苦しめる。更にはデュエル中に完全に鬼になってしまったが、最終的にジョー達の呼びかけによって元に戻り、敗北した。
デュエル・マスターズ キング!
ジョーやその仲間達と共に伝説の12枚のカードを集める。
そのうちの1枚がガイアール・カイザーであると知ると必ず手に入れようと意気込んだが、ハイドに敗北して奪われてしまう。
しかし、ひょんなことからそのガイアール・カイザーのカードを持ったエスパー・マギに遭遇、奪い合いの末、ひたすらに勝利を求める炎の魂を気に入ったガイアール・カイザーに力を与えられ、久々に再会した"罰怒"ブランドを我我我ガイアール・ブランドにパワーアップさせてもらい(ついでにダチッコもパワーアップした)、エスパー・マギをワンショットキル。
ジョーがモモキングをヒミコに奪われた際には辱められながらもデュエルに勝利してこれを奪還。だがハイドにはまたしても敗れた。
古代のクリーチャーワールドに赴いた際には火文明の炎龍神ヴォルジャアクと対決、一度は敗れたが、再戦時はジョーの助けもあり勝利する。
デュエル・マスターズ キングMAX
6年生に進級。
王来学園での最終決戦ではヒミコと再び対決、暗い過去を持つ彼女を励ます。
卒業後は本格的にスケボーの道を歩むことを決意した。
使用するデッキ
ファンキーな獣人型クリーチャー、ビートジョッキーを中心とした火文明中心の速攻型。シリーズ毎に能力が異なる。後述の切り札クリーチャーを初めとした、彼が使ったカードの大半のスペックが実際の環境を荒らしまくったためか、ジョーやキラと異なり、デッキのコンセプトがガラリと変わることが多い。
B・A・D(バッド・アクション・ダイナマイト)
初期の特殊能力。コストを特定数少なくして召喚したクリーチャーを、ターンの終わりに破壊する能力。"罰怒"ブランドが持つマスターB・A・Dについては後述。
呪文版のB・A・D・S(バッド・アクション・ダイナマイト・スペル)も存在し、こちらは手札を一枚捨てることで発動する。
G・G・G(ゴゴゴ・ガンガン・ギャラクシー)
手札が一枚以下なら発動するビートジョッキーの新たな能力。”轟轟轟”ブランドが持つマスターG・G・Gについては後述。
マジボンバー
クリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見て、その後特定コスト以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出すことが出来る能力。キングマスターのダイナボルトはそれが1体から2体に増える爆発力を魅せる。
切り札
ブランドの声優は全て林大地。非常にハイテンションな兄貴分で、一人称は『俺ちゃん』または『俺』。
"罰怒"ブランドLtd.
最初の切り札。火文明。コスト7、パワー7000でスピードアタッカーのW・ブレイカー。
B・A・D2を持ち、登場時にパワー6000以下一体破壊。
"罰怒"ブランド
マスター契約を交わしたことで、限界を超えたブランドの姿。火文明。コスト7のパワー9000。
Ltd.同様スピードアタッカーかつW・ブレイカーでマスターバージョンのB・A・D、マスターB・A・D2を持つ。
これは自身のコストを2下げることに加えて、このターン中に出したクリーチャー1体につき更にコストを2下げるもの。更にターン終了時に破壊するのは彼以外のクリーチャーも選択可能。
おまけに全火文明クリーチャーをスピードアタッカー化。超速攻で勝負を決められる。下記の面子と違って火文明にしか付与出来ないのはご愛嬌。
"轟轟轟"ブランド
G・G・Gを得たブランド。火文明。コスト7、パワー9000でスピードアタッカーのW・ブレイカー。
マスターG・G・Gにより、手札がこれだけならタダ出し。登場時能力で手札を一枚引いた後手札を好きな数捨て、その枚数分相手のパワー6000以下クリーチャーを破壊。
これの恐ろしいところはマスターG・G・Gによって登場した後にドローでこれが再び手札に加わること…そう、下手をすれば"轟轟轟"が連続で飛んで来ることだ(現にアニメでは毎回4連続"轟轟轟"が発動していた)。他のカードのG・G・G発動を助けることも相まって、現在では殿堂入りしてしまっている。
BAKUOOON・ミッツァイル
あの悪名高きミッツァイル・マスターズの元凶。火文明。コスト9、パワー9000でスピードアタッカーのW・ブレイカー。
名目上のコストは重いが、場のクリーチャー1体を破壊すれば、破壊したクリーチャー1体につきコストマイナス2&1回GR召喚。火文明のワンダフォースは破壊されるとGRクリーチャーを呼び出すものばかりなので、あっという間に大量展開が出来る。極め付きに全クリーチャーをスピードアタッカー化するので、殿堂入りしたのは当然である。
"魔神轟怒"ブランド
ブランドのGRバージョン。火文明。
通常ではコスト5のパワー3000だが、自身のターン中にこれ以外に火のクリーチャーを3体出していれば、パワーアタッカー+6000持ちのW・ブレイカーに強化された上でスピードアタッカーを得る。一見難しそうだが、上記のミッツァイルのコンボを使えば達成はさほど難しくないだろう。
そして火のクリーチャーが5体以上出ていれば超天フィーバー。自分が初めて攻撃した後に味方クリーチャー全員アンタップ。
爆龍皇 ダイナボルト
チームボンバーのキングマスター。光・火文明。コスト7、パワー9500でスピードアタッカーのW・ブレイカー。
攻撃中にW・マジボンバー6が発動、山札の上から2枚見た後、手札と山札の上から計2体のコスト6以下クリーチャー(当然というべきか、文明や進化等は無制限。)を踏み倒せる。そのため、他のクリーチャーをアンタップさせる能力を持つクリーチャーを踏み倒して、その能力をこいつに使えばあれよあれよという間に相手を攻撃しながら自身の場を展開出来る。
ダイナボルト<エタフェニ.Star>
レクスターズに目覚めたダイナボルトこと大爆龍ダイナボルトが龍炎凰エターナル・フェニックスと共鳴したスター進化形態。火文明。コスト5、パワー12000のT・ブレイカー。
自分の全てのクリーチャーにスピードアタッカーを与え、攻撃時にクリーチャー以外のカードかコスト4以下のクリーチャーを1つ破壊。切り札として使われたのは初戦のみだが、それ以降も攻撃要因として重宝されている。
我我我ガイアール・ブランド
"罰星怒"ブランドとしてレクスターズへと覚醒したブランドが、ガイアール・カイザーの力を継承したスター進化形態にしてキングマスター形態。火文明。コスト8、パワー9000のW・ブレイカー。
コストを下げてスター進化出来る代わりに可能な限り攻撃しなければならず、更に攻撃後に破壊されるという、B・A・Dを意識した能力を持つ。しかし場から離れると、自分の全クリーチャーをアンタップしてスピードアタッカー化。
実は王来篇以降の、味方サイドのキングマスターで、ジョーカーズでなかったのはこいつだけ。
アニメでは常に"罰星怒"ブランドから進化しており、進化プロセスを披露。更にこのクリーチャーが「燃やすゼェ!ひたすらに勝利を求めるゥ、炎の魂ィィ!!」とシャウトする。
ブランド-MAX
ブランドのS-MAX形態にして究極形態。火文明。コスト4のパワー5000。
S-MAXクリーチャー最軽量。自身の攻撃後に他のクリーチャーをアンタップしてブレイク数を1増やす。
注意事項
作品の『ボルツ』タグ曖昧回避の為にデュエル・マスターズの『ボルツ』の場合は、「ボルツ(デュエルマスターズ)」で作品タグ追加してください