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プロフィール編集

年齢15歳
誕生日6月6日(双子座)
身長148cm
体重43kg
BMI19.6
スリーサイズB70(Bカップ)/W55/H83
血液型A型
出身地東京都
趣味お絵描き、ピアノ
特技裁縫、手芸、書道
好きなもの小動物、桃、お昼寝、飲み物全般、甘いもの
嫌いなものスポーツ、虫

概要編集

児上貴衣の幼馴染みで、クラスメイト。引っ込み思案で大人しい性格の小柄な少女。

水色髪セミロングヘアで、前髪の両端に三角形の髪飾りをつけているのが特徴。

家族構成は両親との3人家族で、実家は裕福な方。

父は「神の手」と呼ばれるほどの世界的な名医・福本誠一(ふくもと せいいち)、母は病院に勤務している福本ことね(ふくもと ことね)


家事全般は何でもこなせる家庭的な一面を持ち、絵を描くことが好きで人に絵をプレゼントすることが好き。よく飲み物を飲むため、朝起きるとむくんでいることが多い。


昔は貴衣と親しく、複雑な家庭環境で育っていた彼が母方の祖母に引き取られるまでは家で一緒に宿題をしたり、遊んでたりしていた。物語序盤では疎遠になっていたものの、突如発生した魔法少女襲来で貴衣と和解することができた。

障害を患っているクラスメイトの姫路弥とは手話を通じて親しい間柄。鞘野楓と彼女の親友・大月みきからいじめを受けていたが、実はかつて彼女達とは仲が良かったらしい。芥倫太郎から「つくね」という名前から、「焼鳥娘」と呼ばれている。


※以下ネタバレを含みます、ご注意ください。編集












実はつくねと母親のことねは魔女の血族の1人で、つくねは第八世代、母は第七世代にあたる魔法少女だった。母が有する能力は治癒力が常人よりも高く、つくね出産後にその能力に目醒めたが、つくね自身は未だ能力に目醒めていないため、謎に包まれている。


そして、つくね自身の存在が魔法少女襲撃に深く関わっており、中でも彼女の中にいる「もう一人のつくね」・あすかが深く関わっていた。

つくねは倫太郎から致命傷を受けた状態で、自分がこの惨事の原因で、自身が死ねば魔法少女の存在をなかったことにできると知り、あすかを抑え込んで貴衣に自分を殺すように望み、つくねの死によって崩壊直前の世界は崩れていった…。


つくねの死によって再構築された「魔法少女が出現しない世界」では、入学式当日に脇見運転していた車に轢かれて死んだことになっていたが、後に遺体をラボの地下に運び出され、母・ことねによってその場所で保管されることになる(ことね曰く、「つくねの魂は別の場所へ移動している状態」)。


あすか編集

つくね in あすか

つくねの中に眠る「もう一人のつくね」。

本来のつくねとは正反対に冷酷かつ残忍な性格で、二重人格者風につくねの体から出没してくる。

高校生になった頃にあすかへと豹変し、「(自分をいじめないと)殺す」と、つくねと親しかった楓とみきを脅し、彼女達につくねへのいじめを行わせることで悲劇のヒロインを演じていた。

その正体はつくねが作り出した人格ではなく、過去を改変しようとした姫路によって植え付けられた人格。その人格は最終章で穴井美羽とハナちゃんことパラサイト・M(マジカル)によって取り除かれ、つくねは貴衣や楓と和解する。


第2部編集

第2部で描かれている20年後では、幼稚園保母さんを務めており、実家を離れて都内のマンションで一人暮らしをしている(ただし、ある出来事から務めていた幼稚園を急遽退職した)。

結婚はしておらず、幼馴染みの貴衣は楓と交際・同棲をしていたものの、どういう訳かつくね自身は何故か貴衣のことを避けていた。

魔女の歴史や“13の魔法少女の子”について記載された古代の文献・“終焉黙示録(オブ・ジ・エンド・カタストロフ)”の最後の切れ端を所持(真壁曰く「悪魔祓人(エクソシスト)から奪った」)しており、貴衣を人質にした姫路と真壁に脅迫され、その切れ端と幼い頃から所持していた魔法少女たちの絵やぬいぐるみの入った箱を渡した。


亜種魔法少女の創生に未来のつくねの体が関わっているのは、姫路が手に入れた貴衣とつくねの血液から抽出したDNAで人工的に掛け合わせたもの。そして、亜種魔法少女の外見のデザインは、姫路が終焉黙示録の切れ端を手に入れると同時に得た箱に入っていたつくねが幼い頃に所持していた絵やぬいぐるみが元となっている。


関連タグ編集

魔法少女・オブ・ジ・エンド

児上貴衣 鞘野楓 姫路弥

悲劇のヒロイン 女子高生 魔法少女 多重人格

魔女っ娘つくねちゃん魔法少女特殊戦あすか:名前の元ネタと思われる。

白咲花:『いじめるヤバイ奴』に登場するヒロイン。同級生に自分をいじめるよう脅し、悲劇のヒロインを演じている者繋がり。















※以下、ネタバレ注意!!










つくねが大人になった途端、突然貴衣を避けるようになったのは、儀式に必要な“13の魔法少女の子”は愛すべき相手との間にできた子供に限るゆえ、つくねは儀式の力を恐れて悪魔祓人(エクソシスト)の一人・無六レイルから終焉黙示録を奪ったが、本心では心の底から愛する貴衣と結ばれてはならないというジレンマに捕らわれ、己の境遇を呪った結果、貴衣は楓と結ばれてしまったという…。




最終章終盤、瞬間移動の魔法を有する大人つくねは姫路に拉致された現在の自分自身と貴衣を救い出し、魂をなくしていた現在のつくねは未来の自分自身によってヴァレリーベに保管されていた魂を戻され、遂に復活を果たした。


…のだが、姫路から儀式の主導権を奪った真の黒幕・黒呂木零によって宇宙の概念が覆り、過去も未来も平行世界もなくなってしまい、貴衣とつくね、未来のつくね以外の全次元の人類が命を落とし、黒呂木零が支配する争いが起きない世界、零世界(ゼロせかい)のみが残されたことに絶望してしまう。

亜種魔法少女の一体であるハナちゃんことパラサイト・M(マジカル)の犠牲で生き延びたレイル、白金忍花飼みかの無六みかの)と対面。貴衣達は零世界で血を繋ぎ、儀式を行うことで世界を取り戻すことを選択し、零世界で抗うことを決意する。


6人は黒呂木に監視・支配され、全ての人間が黒呂木である零世界では、人目につかない山中の洞穴の中で三ヶ月以上も穴蔵生活を送り、不自由な生活に耐えながらも愛を育んだ貴衣とつくねは、遂に一夜を共にする…。

だが不幸にも、忍とみかのが零世界の住人に見つかり、逃亡を図る6人だが、自分達の存在を認識した黒呂木の攻撃を受けるも、つくねの魔法がとうとう覚醒を果たす。



大人つくねの魔法が瞬間移動であるのに対し、現在のつくねの魔法は黒呂木の強大な攻撃を防ぐなどどこか違っており、貴衣達や黒呂木を驚愕させる。

貴衣とつくねは忍とみかのが見つけた空の裂け目を突破して黒呂木に立ちはだかり、つくねの魔法によって二人は黒呂木を撃破する…。






以下、最終回ネタバレ!!














現在のつくねが覚醒させた魔法は、記録を吸収し新たに創り変えることができるという、とんでもなく強力な魔法であった。


つくねは黒呂木の保有していた宇宙そのものの記録をミックスさせ、貴衣の肉体を媒体に新たな宇宙を生み出し、貴衣は“宇宙の記録概念(アカシックレコード)”となり、二人は黒呂木を撃破することができたのだった。


忍とみかのが見つけた例の空の裂け目はレイルによると、姫路が儀式のために人工的に貴衣とつくねの子供を生み出したせいで儀式に必要とされるパワー、が足りなかったためという。


…つくねの魔法と貴衣の犠牲によって元の姿を取り戻した宇宙、5年後(2017年)の世界でかつての戦いを切り抜けてきた仲間たちはそれぞれ新たな人生を歩み、大人になったつくねは母となり、幼少期の貴衣と瓜二つな息子を儲け、世界のために犠牲となった貴衣の墓参りへと訪れていた。


ネタバレ関連タグ

アルティメットまどか/女神まどか:世界を救う鍵となる魔法少女。

朝霧彩:大人つくねと同じく、瞬間移動の魔法を操る魔法少女。

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