まじかるー
まじかるー(概要)
「魔法少女・オブ・ジ・エンド計画(別名:まじかるパニック)」の黒幕・姫路弥が魔法少女の血を媒介にして生み出した未来兵器。
「魔法少女」の名を冠していながら少女どころか人間とも判断し難い異形な姿をしているが、基本的な肉体構造は人間のそれと似ている。
機械的に「人間の殺戮」を主目的とし、それぞれが所持する魔法のステッキを使い、完膚なきまでの攻撃を仕掛け、人間たちに襲いかかる。
個体差はあるが基本的に「まじかるー」しか話さず、また生命力が強く、例え頭部や急所を潰されたり、燃やされて黒焦げにされてもステッキさえ無事なら何度でも再生出来る。逆に言えば、魔法少女本体を攻撃しなくてもステッキさえ破壊すれば倒すことが可能。ステッキの形状や固有魔法は、魔法少女によって異なる。また、魔法少女のステッキは人間でも使える模様。
魔法少女の魔法やステッキによる攻撃によって殺害された人間(頭部や上半身を失った一部の者などは例外)は殺害した魔法少女と同じ顔で黒いドレスを纏った「まじかるゾンビ」に変貌し、さながら戦闘員のように驚異的な身体能力で襲いかかってさらなる犠牲者を発生させる。ただしオリジナルの魔法少女と異なり、武器は身体能力のみで再生能力はないため、頭を吹き飛ばすなどの致命的なダメージを与えれば簡単に倒せる。また、直接ステッキで攻撃せずに間接的に殺害した場合はまじかるゾンビは発生しない。
第1部中盤における芥倫太郎の尋問によって、「20年後の未来から来たこと」、その創生に「未来の福本つくねの体が関わっていること」が判明する。
第1部の「魔法少女が出現しない世界」では、穴井美羽と殿ヶ谷悠二によって、新たに作られ、それぞれ「人格」と「名前」を与えられた亜種魔法少女たちは仲間として動き、それぞれが貴衣たちを守るべくついて回るようになった。
なお、基本的に亜種魔法少女の名前の後につくMは、「マジカル」と読む。
亜種魔法少女の誕生
第1部前日譚となる第2部では、2030年の未来で大人になったつくねが魔女の歴史や“13の魔法少女の子”について記された古代文献・“終焉黙示録(オブ・ジ・エンド・カタストロフ)”の最後の切れ端を所持していたが、児上貴衣を人質にした姫路に脅迫され、その切れ端を入れたある箱を渡すことになってしまう。
姫路が亜種魔法少女創生に使用した魔法少女の血は、貴衣とつくねの血液から抽出したDNAで人工的に掛け合わせたもので、亜種魔法少女のデザインは、姫路が終焉黙示録の切れ端を奪うと同時に手に入れた箱の中に入っていた、つくねが幼い頃に描いた絵やぬいぐるみが元となっている。
こうして、生み出された亜種魔法少女がパペットマスターによって未来から「時空間通路(ワームホール)」を通じて現代へ送られる場面で第2部が締め括られ、第1部に繋がることとなった。
まじかるー・・、登場した亜種魔法少女だぞ☆
※名前後に☆がついているのは、読者投稿から採用された魔法少女。
- エクスプロド・M/リブ
=ステッキを当てた部分を爆破させるタイプ。頭に大きなリボンをつけたツインテールに白目を剥いたゴスロリ人形のような姿をした魔法少女。掠れた吹き出しと文字で「まじかるー」と喋り、傘の先端についた爆弾を当てるだけで爆発を起こす。夜華のスタンガンで倒されたが後に復活すると同時にパワーアップし、ステッキを当てなくても自在に爆発を起こせるようになった。
「魔法少女が出現しない世界」では、貴衣の護衛についており、クールな性格を与えられたが、若干KYな面が目立つ残念な美人になっている。
『魔法少女サイト』では、リブと似たような爆発能力を操る魔法少女・霰矢冬子が登場している。
1話(1巻)初登場
- フレイムドック・M/アニ
=火炎を発射する犬を操るタイプ。口の裂けた般若のような顔をしており、大きな猫耳のついたフードを被った森ガールを思わせる姿をした魔法少女。全速力の自動車に追い付くほどの速度で走りながら野太い声で「まじかるウウウウ」と叫び、ステッキであるリードにつながれた小犬の口から火炎を発生させる。貴衣が車の中で見つけた酒をぶちまけたことにより、自身の魔法で自滅するも病院内に再び出現すると同時にパワーアップし、小犬のステッキも凶悪な怪物を思わせる大型犬に変貌した。
3話(1巻)初登場
- カマイタチ・M
=霧にひそみ、相手を襲うタイプ。口から大きな眼球を覗かせる幽霊のような姿をした魔法少女。霧の中から鎌鼬による攻撃を仕掛け、相手を切り裂く。黒いフキダシに「まじかるー♪」と喋り、フレイムドック・Mから逃げた貴衣たちを襲った。ステッキは不明(霧全体がステッキとも考えられるが、単行本1巻のカバー下では黒装束に鎌かハサミのようなステッキを持っている姿が描かれている)。
3話(1巻)初登場
←レパルション・M(姉) アトラクション・M(妹)→
- アトラクション・M/ロロ
=ステッキの先端に人間を引き寄せ、地面に落とすタイプ。常に笑っているような顔に丸っこい文字で「まじかるー♥」と喋る。数少ない魔法少女らしい外見をしているためか、人気が高くイラストの数も多い。こちらが妹。倫太郎を引き寄せ殺害しようとするものの、ナイフで反撃されステッキを奪われた。ステッキは棒の先端にハート。
「魔法少女が出現しない世界」では、姉のレパルション・Mと共に鞘野楓の護衛についており、おっとりした性格を与えられた。
4話(1巻)初登場
- レパルション・M/ココ
=遠くまで敵を吹き飛ばすタイプ。アトラクション・Mとは対照的に常に怒っているような顔に丸っこい文字で「まじかるー(下向きの)♥」と喋り、髪飾りとステッキの飾りも上下逆。こっちが姉。
「魔法少女が出現しない世界」では、妹と共に楓の護衛についており、若干ツンケンとした性格を与えられた。
12話(3巻)初登場
- パラサイト・M/ハナ
(←寄生前 寄生後→)
=脳に寄生して宿主の身体能力を100%まで引き上げるタイプ。「魔法少女が出現しない世界」では、美羽からは「ハナちゃん」、倫太郎からは「ムチ子」と呼ばれている。 昔の少女漫画のような顔で、とても小さいサイズの魔法少女。唯一会話が可能な個体で、貴重な情報源(ただし、対象の脳を介しているため、寄生後にある程度成長するまでは、会話どころか思考も出来ない模様)。最初は楓に寄生していたが、ある理由で相性が合わなかったらしく、美羽に移動。ショッピングモール内の生き残りを次々と殺害するが、貴衣の機転で美羽の体内から追い出され、逃げようとしたところを倫太郎に蚊と間違えられて潰され、ステッキを失い消滅するが、リビングデッド・Mの力によって復活し、寄生した人間の力を限界以上に引き出すパワーアップも施される。病院内で夜華を殺害、それに激昂した倫太郎も殺害する(美羽はショッピングモール内で身体を貸してくれたよしみとして殺さず、見逃した)が、警察手帳に隠していた魔法少女の粒子によって復活した倫太郎に敗れ拷問を受けたが、「魔法少女が出現しない世界」で再登場し、美羽や殿ヶ谷と行動していく。ステッキは畳んだ状態の傘によく似たメカニカルな形状。
まじかるー・・なんつって
5話(2巻)初登場
- スモーラージ・M
=自身の大きさを変えることのできるタイプ。下向きの文字で「まじかるー。」と喋り、巨大化している時の声は簡単に窓ガラスを割るほどで、自衛隊のヘリをあっさり撃墜した。ステッキは万年筆とスケッチブック。ちなみになぜか頭は逆さまである。
7話(2巻)初登場
- クロノス・M
=ビームを当てたものを過去に飛ばすタイプ。小さな羽の生えた天使のような姿で、ヘッドフォンをつけた黒髪おさげの魔法少女。ステッキは大型の光線銃。貴衣たちを10年前の世界に飛ばすも、謎の二人組に殺害されると同時に貴衣達も過去から帰還する。実は謎の二人組の一人である黒服の仮面が殿ヶ谷に依頼して作らせた本来とは別の目的を持つ特殊な魔法少女であり、他の魔法少女達と同じくつくねが幼い頃に所持していた魔法少女にそっくりな絵やぬいぐるみがモデルになっているが、顔立ちは魔法少女の血で悪魔に変貌した白金忍と似ている。後にリビングデッド・Mの力で病院内に再び出現すると同時にパワーアップし、美羽を20年前に飛ばした。「まじかるー・・・」と喋る。
8話(2巻)初登場
- ポイズンガス・M
=毒ガスを散布させるタイプ。パペット・マスター同様、左右白黒に分かれた姿で上半身や足を包帯で覆い、黒い麦わら帽子を被った魔法少女。「まじかるーw」と笑い、タンクと直結したハート型のステッキから広範囲に毒ガスを散布させる。
8話(2巻)初登場
- テリトリー・M☆
=自分を中心に円形の結界を張りその中のものの動きを止めるタイプ。無理に動こうとすると引きちぎられる。「まじかるーっ」と喋る貴婦人風の魔法少女。ステッキは日傘。
12話(3巻)登場
- エクスチェンジ・M☆
=殺傷能力はないが、人体のパーツをデタラメに組み換えて相手の自由を奪うタイプ。「まじかる〜」と喋る。眼鏡と三つ編みが特徴のナース姿の魔法少女。ステッキは根元が根っこのようになった羽団扇型。
12話(3巻)登場
- スキンショット・M
=人間の皮膚を一瞬で剥ぎ取るタイプ。ドットの様な吹き出しと文字で「まじかるー↑」と喋るおかっぱ頭のファミコンキャラのような外見をしており、歩くとピコピコ音が鳴る。ステッキは銃型。パワーアップ時はデフォルメキャラがそのまま8頭身になった姿をしている。
「魔法少女が出現しない世界」では、美羽によって半沢夜華の元へ送られた魔法少女の一体。
12話(3巻)登場
- クラッシュ・M
=光線で敵を粉微塵にするタイプ。「まじかるー?」と喋り、カールにした髪型で(・ω・)の顔をしているおしゃれな魔法少女。ステッキは細長いタクト状で、「キラキラ」と効果音が出る。
12話(3巻)登場
- ニードル・M
=巨大な刺を発射するタイプ。蜘蛛のような顔で、吹き出しの中一杯に「まじかる」と連呼する。四つん這いで移動し、背中のタンポポのようなデザインのステッキから発射する巨大な刺で、対象を串刺しにする。
12話(3巻)登場
- ブラックホール・M
=町一つを消し飛ばすほどのブラックホールを放つタイプ。アイドルのような姿に頭に大きな薔薇の髪飾りをつけた金髪ロングの魔法少女で、マフラーで隠された口元はピラニアのような歯がびっしりと並んでいる。掠れた吹き出しとおしゃれな文字で「まじかるー☆」と喋る。ステッキは先端が小さな円盤状で、棒が茨のようなデザインをしたもの。
13話(4巻)登場
- ザ・ハンズ・M
=対象の空間を手の中に再現して握り潰し、実際の空間にも影響を及ぼすタイプ。髪の至るところに絆創膏を貼り付けており、絆創膏のついた眼帯をしている。本編では未登場だが、パペットマスターはこの魔法少女に変身し、黒服の仮面と白服の子を裏切り者として始末した。
- カッティング・M
=30m先まで全ての物体や空間を切断できるタイプ。片袖のない水玉のミニスカワンピで網タイツとロングブーツを履いており、顔には大きなつぎはぎがある魔法少女。ステッキは先端が眼球を咥えた骸骨になっている魚の骨のようなデザインをしている。
- 人間の頭部を破裂させるタイプ
=正式名称不明。薔薇の飾りがついた豪華なシルクハットを被ったおしゃれな魔法少女。三日月とリボンがついたおしゃれなデザインのステッキから「ピロリロリン」という効果音と共に出す星の形をした光線で人間の頭部を破裂させる。
カッティング・M同様、コラボ漫画登場。
- 人体を撃ち抜くタイプ
=正式名称不明。太い文字で「まじかるぅー」と喋るデフォルメした少女の着ぐるみのような姿をした金髪ツインテールの魔法少女。クラッカー型のステッキから出す衝撃波で向けた先の対象を一瞬で円状に打ち抜く。
特別読みきり登場
- 蝋で相手を拘束するタイプ
=正式名称不明。口を開けて居眠りしながら、「まじかる…………」と喋るサンタクロースのような姿をした黒髪おかっぱの魔法少女。エクスチェンジ・M同様、殺傷能力はないが、蝋燭型のステッキの先端部から出す特殊な蝋で相手を固め、動きを封じる。
特別読みきり登場
=魔法少女のあらゆる姿と能力を利用できる力を持つ魔法少女。また、パラサイト・Mと同じく自我を持ち喋れる。姫路と行動を共にする魔法少女だが、その正体は謎に包まれている。オリジナルの他に無数ものコピーが存在するが、唯一の違いはそれぞれほっぺのマークが異なる。
その正体は真壁に囚われていた安倍乃マリア。マリアとしての記憶は姫路によって全て消されてしまったが、殿ヶ谷がマリアの名前を呟いていた際、若干記憶を思い出すような素振りを見せている。被っているお面は元々真壁が正体を隠す際に被っていた仮面に姫路が頬のマークを入れて、新たに作ったもの。
20話(5巻)初登場
病院内に出現した魔法少女
=死んだ魔法少女を復活させるタイプ。ピンク髪縦ロールと中世のドレスのようなゴスロリ衣装に6本の腕を持つ魔法少女。4本の腕に持った手鏡型のステッキから魔法少女を召喚し、残り2本の腕に持った長い錫杖型のステッキから放たれる光を他の魔法少女に浴びせることで、その魔法少女をパワーアップさせる他、ステッキで飛来する銃弾を受け止め、斧のように振り回して相手を切断するほどの高い戦闘能力を誇る。病院内で芦屋・夏川と対峙して二人を惨殺するが、魔法少女の強靭的な身体能力を得た倫太郎に敗北する。喋り方は小声で「まじかるー」。
ちなみにこの個体が登場するまでの間に明確に死亡が確認されたのはパラサイト・M、クロノス・M、ポイズンガス・Mの三体のみで、中には死亡はおろかこれまで登場すらしていない個体まで召喚されている。
13話(4巻)初登場
- スクエア・M/ハコ
=人体を箱形に凝縮するタイプ。四角い頭でボール型のステッキを片手に取り付けたチアガール風の球体間接人形のような姿をした魔法少女。パワーアップした姿はすらっとしたスタイルになり、頭も普通の人間と同じようになった。「魔法少女が出現しない世界」では、つくねの両親の護衛についており、関西弁口調で気性の荒い性格を与えられた。
14話(4巻)初登場
- アビス・M
=床に落とし穴を作り出し、入った人間を骨だけにするタイプ。最後の「るー」を長く伸ばして「まじかるー」と喋る。麻呂眉が特徴の和風な魔法少女で、ステッキは扇子のようなデザイン。パワーアップ時は髪型が三つ編みになっている。
「魔法少女が出現しない世界」では、美羽によって夜華の元へ送られた魔法少女の一体。
14話(4巻)初登場
- リバーサル・M
=攻撃を受けるとそのままそっくり相手に返すタイプ。どこかで見たマスコットのような顔にフキダシを4つ使い、「ま」「じ」「か」「るー」と喋る。ステッキはリモコンのようなデザイン。
14話(4巻)初登場
- ミキサー・M
=吸い込んで液体になるまでかき混ぜるタイプ。「魔慈華流ー」と喋る。宙に浮いた市松人形のような魔法少女。ステッキは筒のようなデザインで口の中にある。
「魔法少女が出現しない世界」では、美羽によって夜華の元へ送られた魔法少女の一体。
14話(4巻)初登場
- アシッド・M☆
=溶解液で相手を溶かすタイプ。「ま・じ・か・るー」と喋る。ステッキは先端がラッパ状になっているデザイン。(><)の顔をしており、アトラクション・M&レパルション・Mと並ぶ数少ない魔法少女らしい外見をしている。
14話(4巻)初登場
- シザース・M☆
=切り取り線を発生させて人体を切り取るタイプ。悪鬼のような顔に「まじかるー#」と喋る。ステッキはハサミのようなデザイン。
14話(4巻)初登場
- サークルカット・M
=一瞬にして壁や人体を円状に切断するタイプ。長いツインテールにセーラー服姿で、「ま…じ…か…る…」と震えるように喋る。ステッキは先端がファンシーな動物の顔になっているデザインで、サークルカット・Mとそっくりな顔をしている。
14話(4巻)初登場
- ティンバー・M
=植物を操るタイプ。片目が縫い合わされたマジシャンのような姿で、何重にも書かれたフキダシと丸い文字で「マジカルー」と喋る。右肩に乗せたステッキであるつぎはぎのぬいぐるみの口から巨大な樹木を召喚して攻撃する。
17話(5巻)初登場
- レイザー・M
=レーザー光線を出し、高温で焼くタイプ。ゴスパンクファッションで、少女の顔に色っぽい体つきをした長身の魔法少女。たどたどしく「まじかるー」と喋る。病院内でつくねと楓を探していた貴衣を襲おうとするが、黒服の仮面に瞬殺された。ステッキは棒の先端にドクロが付いたもの。
17話(5巻)初登場
最終章にて登場した魔法少女
- 地割れを起こすタイプ
=正式名称不明。猫のような顔の水兵姿で、棘の付いた竹馬のステッキに乗った魔法少女。「まじかるー∞」と喋る。ステッキである竹馬に乗った状態でジャンプし、着地した地点から、相手に向かって地割れを起こす。
45話(12巻)初登場
- 体液を噴出させるタイプ
=正式名称不明。単眼でスク水姿の魔法少女。四つ葉のクローバーのような吹き出しで「ま じ か る-」と喋る。マシンガン型のステッキから乱射される光弾に当たると、体内を溶かされ、首から上の穴の部分(目・耳・鼻・口)から大量の体液を噴き出してしまう。
45話(12巻)初登場
- 接触した者を切断するタイプ
=正式名称不明。バイク型のステッキに乗り、接触した者を次々切断していく魔法少女。黒い長髪で目と口が◆の形をしており、「まじかるー◆」と喋る。
45話(12巻)初登場
- 物を石化させるタイプ
=正式名称不明。ろくろ首のように首を長く伸ばした、チャイナ服姿の魔法少女。フキダシを4つ使って「ま」「じ」「か」「る」と喋り、口の中にある光線銃のようなステッキで対象を石化させると同時にその場で崩してしまう。
47話(12巻)初登場
- 電撃を発射するタイプ
=正式名称不明。白と黒のチェックのドレスで、白髪と黒髪の2つの頭を持つ魔法少女。白い吹き出しと黒い吹き出しでそれぞれ「まじ」「かる」と喋る。組み合わせるとハート型になる2本のステッキを組み合わせ、持ち前の飛行能力で空から電撃を落とす。
47話(12巻)初登場
- 豆の弾幕で殺害するタイプ
=正式名称不明。かぼちゃパンツを穿いた小鬼のような姿をした魔法少女。訛りが入ったような口調で「まずかるー」と喋り、袋状のステッキから散弾銃のように爆発する豆を撒き散らし、人間を蜂の巣にして殺していく。
49話(13巻)初登場
- 津波を引き起こすタイプ
=正式名称不明。見た目は両頬に星マークがあるアフロヘアーのピエロのような頭部で、長い舌を出している魔法少女。水の中に潜み、下水程度の小さな流れでも増幅し津波を引き起こして襲いかかり、「まっじっかっるぅうううん」と叫ぶ。ステッキは不明。
51話(13巻)初登場
- 影と同化して対象を一刀両断するタイプ
=正式名称不明。3つの頭を持ち、影と一体化してステッキである両腕の鎌で対象を真っ二つにする魔法少女。下水道から脱出したみきを殺害して楓に襲いかかるが、その直後リブに倒された。
51話(13巻)初登場
未来世界に出現した魔法少女
満身創痍の姫路を連れて未来へ戻ったパペットマスターが過去と未来を繋ぐ時空間通路(ワームホール)を閉じていくことで過去の時代へ送られず、20年後の世界で人間達を虐殺していく魔法少女達。
- 人間を渦状にするタイプ
=正式名称不明。髪を短いツインテールに結んだ細い猫目で小柄な容姿をした魔法少女。「ま、じ、か、るー。」と喋る。一般的な魔法少女のイメージに近いデザインのステッキから、「キラキラ」という効果音と共に光線のような物を出し、人間を蚊取り線香みたく渦状にねじ曲げてしまう。
50話(13巻)初登場
- 人体を引き裂くタイプ
=正式名称不明。一般的な魔女の帽子を被り、ビキニを付けた魔法少女。先端に三日月がついたステッキで人体を引き裂いて殺害していく。
50話(13巻)初登場
- 人間を料理するタイプ
=正式名称不明。コックさんの姿をした魔法少女。両手に包丁と棘がついたフライパンのステッキを持っており、人間をエビフライ(尻尾の部分が首になり、それ以外は衣)に変えてしまう。
50話(13巻)初登場
- ハリケーンで人間をバラバラにするタイプ
=正式名称不明。頭にリボンを付けており、ハリケーンを引き起こして人間を巻き込み、バラバラにする魔法少女。ステッキは不明。
50話(13巻)初登場
- 人間をボールにするタイプ
=正式名称不明。大きな丸い目で、鉢巻きをしており、「ラン」と名札のついた体操服でブルマを穿いている魔法少女。スモーラージ・Mとは異なり、初めから巨大な体躯で、「まっじかるー!!」と叫びながら走って人間を踏み潰していくと同時にリレーのバトンのようなステッキで叩き潰した人間をボールにしてしまう。その巨体で未来世界の人々を襲うが、花飼みかのの魔法でステッキごと爆破され、力を制御する忍の追撃で上半身を完全に失い、倒された。
50話(13巻)初登場
- 空から光線を乱射するタイプ
=正式名称不明。エクスプロド・Mやリビングデッド・Mと同様のゴスロリ風ファッションで、扇子の骨組みのようなものを背中に背負い、口を大きく開けている魔法少女。上空からステッキである球体状のバリアに包まれながら光線を乱射していく。
52話(14巻)初登場
作中では能力こそ明かされていないが、その他にも首吊り縄を首にかけているチェックのドレスを着飾ったポニーテールの魔法少女や単眼で帽子を被った魔法少女、近未来のロボットアニメのような風貌の魔法少女に蜂を擬人化させたような魔法少女など、様々な魔法少女が登場している。