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タイトルの注意事項

!」(エクスクラメーションマーク)は8つ。


概要編集

週刊少年サンデー小学館)にて2013年34号から2017年22・23合併号まで連載されていた。

作者は空詠大智


尻相撲をモチーフとした架空のギャンブル「競女」の選手を目指す女性達の姿を描く。ストーリーの展開は、スポ根漫画の基本フォーマットを踏襲している模様。

ただ、キャラクター達の日常や競技中等の緊迫したシーンであっても、(主に水着姿の)尻や胸が強調されることが多いため、作者をして「これは尻乳(けつにゅー)漫画です」と言わしめるほど。

結構真面目に馬鹿馬鹿しい事をやっているので、それが見る人には結構シュールな光景に見えている模様。

内容が女性の競技という設定上、登場人物は女の子が多い。ゆえにストーリーの途中、百合と思われる様な描写がちまちまあったりする。


2016年11号にてテレビアニメ化が発表され、XEBECの手によってテレビアニメが制作されている。

2016年秋アニメという恰好で、TOKYOMXAT-XおよびBS11にて放送。いずれも木曜日の深夜に放送される(AT-Xに関しては初回放送曜日)。

なお、アニメ化に関しては、元々作者は「んな訳ねーだろ」と思っていたとのこと。だが担当編集者の説得を受け、承諾したばかりか、「もう自由にやらかしちゃって下さい。何なら主人公オリジナルにしちゃっていいですから」とまで言ってしまったとか。

アニメのキャッチコピーは「見よ!これが今世紀最高の“尻(けっ)”作だ!!!!!!!!」。ここでも最後の「!」(エクスクラメーションマーク)は(原則)8つである(ケースバイケースで減らすことがある)。


作風編集

一見某ビキニハーレムシリーズのゲーム内容がそのままプロ競技化した色物のように見えるが、中身はガチ激烈肉弾バトル。しかもその度は並みの熱血スポーツ作品レベルを超えて、ましてや普通勝手に触ったらセクハラ間違い無しの人体部位しか使えないルールで美少女同士の熾烈な競り合いが繰り広げられ、別の意味でヤバそうなかの問題作を彷彿とさせている。


その真剣なギャグぶりの前に、数々の名作が容赦なく犠牲となる。その名を連ねると、連打得意なパワー型スタンド、眼中無人な金ぴかサーヴァント、壁中毒のメガ人体模型、現実逃避上等のエセ教皇などがあり、あまつさえ話題の大統領さんがお尻から出てくる(こちらはたぶん事故)。


ストーリー編集

かなり貧乏な高校3年生の主人公、神無のぞみは、お尻や胸を使って女子選手達が水上ステージでの落とし合いで競う公営ギャンブル競技「競女」の世界を知る。

それを見たのぞみは、一攫千金を狙い競女の選手となることを決意し、瀬戸内競女養成学校に入学する。


元柔道選手の宮田さやかをはじめとした、多くの個性的な同級生達と共に数々の試練を乗り越えていく。


そしてのぞみ達は、養成学校を卒業し、プロデビューする事となる。


キャラクター編集

主人公兼ヒロイン編集

本作の主人公兼ヒロインを務める。連載当初は高校3年生であり17歳。

家族構成は父、妹、弟で、母は故人。

黒髪の長髪で、大きなリボンで髪を後ろに結っている。

登場人物の中では珍しく方言で喋っている。

元々体操競技の部活に入っており、有望な選手だったが、旅芸人の父が家を開けっ放しでいない為、弟や妹の世話をしながら超貧乏アパートで暮らしている程の貧乏生活な為に、あまり金銭的な成功の望めない体操の道をやめ、体育系の大学の推薦を蹴ってまで競女の世界での一攫千金を目指すことを決意。優れたバランス感覚と体のバネが生み出すアクロバティックな体裁きで、衝撃波さえ生み出す程の強力な尻打撃『真空裂尻(しんくうれっけつ)』を放つことが出来る。


瀬戸内競女養成学校生徒編集

元は柔道の選手であり、天才的な実力を持った少女。

メインキャラの一人であり、白い髪にリボンを付け、お嬢様結びにしている。

クールな外見とは裏腹に感情表現は意外と豊かであり、主人公であるのぞみと同様に競女を目指している。

作中の中ではかなりの貧乳であり、本人もコンプレックス。なので、胸のことをいじられたり巨乳の話になると悔しがったりする等の一面も。

のぞみのよき友人であり、以前は苗字で呼んでいたが今は名前で呼んでいる。

スピードで相手を攪乱するアウトファイターの中でも屈指の速力を持ち、水着を尻に食い込ませる『K-アクセラレーション』で着衣による身動きへの抵抗を軽減すれば他の追随を許さない。


広島県出身で、連載当初は18歳。

309号室の落ちこぼれが集まる部屋に在籍する一人。

ポニーテールが特徴的だが身体は小柄な上、普段は無口で口下手な為か、それが原因で高校では仲間外れにされていた過去がある。だが養成学校で、のぞみ達と交流する内に少しずつ感情を表に出していく。感覚が非常に鋭敏で尻を触診した相手のファイトスタイルを完全網羅する右手『スキャニングハンド』は、味方のフォロー・敵の弱点攻め・得意な尻技のコピーに応用可能なデータ戦術の決定版ともいえる能力。


鹿児島県出身で連載当初は18歳。

309号室の落ちこぼれが集まる部屋に在籍する一人。

髪型は天然パーマのようにふわふわしており、おさげのように結っている。いわゆるドジっ娘であり天然だが、どうやら本人は認めていない。

競女選手を目指す理由は、地元を活気づけるためらしい。

尻肉が非常に柔らかく、どんな重く硬い衝撃もそっくりはね返す『軟尻(なんけつ)』体質で「柔よく剛を制す」を地で行く戦法をとる。

故に逆の体質・能力を持つ後述の吉田敦子とは相性が最悪である。


エリートクラスの生徒であり、母親がイギリス人のハーフ。

連載当初は20歳。背泳ぎの元日本代表で金メダリストという実力の持ち主。

ハーフという設定からか、英語も堪能でのぞみ以上に天真爛漫な性格をしており、可愛い娘とイチャつくのが好きらしいが、どう見ても百合としか思えない

乳を揺らして相手に催眠術をかけたり、二人同時に尻で尻を愛撫して腰砕けにさせたりと、テクニカルな技の引き出しが非常に多い。


エリートクラスの生徒。京都府出身。連載当初は17歳。

瞳には花の模様が浮かんでおり、ソフトボールの投手の経験あり。

幼い頃より身体能力の高さ故に周囲との疎外感と退屈を感じていたものの、養成学校で全力でぶつかり合えるのぞみ達との出会いを通じて解消した。

即座に相手の攻撃にカウンターを合わせ、急所を的確に狙い撃ってくる等、尻のコントロールが抜群。


エリートクラスの生徒であり、兵庫県出身で連載当初は18歳。

自信家でビッグマウスが特徴。興奮すると髪が猫耳のように逆立つ。

自称『西日本最速のアウトファイター』で速さに絶対の自信を誇る。花火のつけたあだ名は「りんりん」。

尻さばきは勿論、身のこなしも軽やかで、驚異的な肺活量によって高速戦闘状態を誰よりも長時間維持できるスタミナを持っている。


エリートクラスの生徒であり、広島県出身で連載当初は18歳。

母親は、多くの尻技を生み出した現在の競女の基礎を作ったとされるほどの元選手であるが、彼女自身は競女にあまり思い入れはない。

母親もかなりの選手だったが、姉も現役の競女選手という競女選手のサラブレッドである。

競女に対して思い入れはないが、こっちには興味津々と、どう見てもこっちの人である。

下半身の鋭敏な皮膚感覚により、足場の振動を介して振り返ることなく相手の位置を把握し喰らい付く特技『自動迎撃(フルオート)ケルベロス』の使い手。


エリートクラスの生徒であり、京都府出身で連載当初は21歳。

長身で筋肉質。カチューシャを付けており、オールバックのように前髪をあげているパーマが特徴。

お坊さんの様に「南無!」というのが口癖。

最強の盾にして矛となる鍛え抜かれた尻筋『金剛尻(こんごうけつ)』が武器。

ソロではあまり戦績が振るわないが、チーム対決の東西戦では適格なフォローをしてくれる。


エリートクラスの生徒。奈良県出身。連載当初は21歳。

ツインテールで、瞳にハートが浮かんでいるのが特徴。

名前の通り「羽兎」と呼ばれるアウトファイターで、小柄な体格を活かしたトリッキーな戦法を得意としている。

美桜の熱狂的なファンであり、神とまで崇めるほど心酔している為、美桜に気に入られているのぞみを快く思っていない様子。


兵庫県出身。元女子バレー選手。

バレー選手時代は「播磨灘の壁」と呼ばれていた程の実力者であり、男勝りな性格で一人称は「俺」(いわゆる俺っ娘)。

身長が高く女性キャラの中では筋肉質で体格も良い上、バレーをしていたからか、ジャンプ力も高い。

エリートクラス候補に名を上げるほどの実力であったものの、模擬レースの評価が悪く養成学校入学後は一般クラスに降格してしまった。

某アイドルチームの人と同じ名前だが無関係と思われる。


瀬戸内競女養成学校教員編集

入学試験から登場した養成学校の教員。かつて賞金女王にもなった程の実力を持つ元競女選手で、容姿も良く、戦い方も人魚のように美しかった事から、「セイレーン」と呼ばれていたらしい。

しかし今では全くかつての面影の無い頭身の低い肥満体系になってしまっているが、タイプ診断レースを見る限り実力は健在。のぞみと同じく『真空裂尻』の使い手だったが、技の使い過ぎによって選手生命である腰に深刻なダメージを負って引退した過去があり、自分の轍を踏まないようのぞみに特別訓練を課す。

コーチとしてはネタ抜きに本作品のキーマンである。


入学試験から登場した養成学校の教員。顔の左半分を髪で隠しており、口元をパーカーで隠しているのが特長的。

元A級選手。

裏面接官としてDグループに紛れていた。


入学試験から登場した養成学校の教員。「がっかりボンバーだわ」や「困ったボンバーです」等、口癖なのか言葉の後ろに「ボンバー」がついているのが特徴。

元S級選手で「ナニワの豪尻乙女」の異名を持ち、細目が特徴。

現在は引退しているが、実力は衰えていない。


入学試験から登場した養成学校の教員。つり目が特徴的でスタイルが良い。

模擬試験では、生徒相手にブランクを感じさせない身のこなしを披露。


辞退者編集

兵庫県出身。連載当初は25歳。

かなりの巨乳で一児の母であり、子供の男の子の名前は「精飛愛」と書いて「せぴあ」と読む、いわゆるキラキラネーム

かつてはレディースの頭であり、現在もキレると当時の喋り方になる。

親にも勘当されたものの、子供を身ごもった際、生きる事の意味を悟り改心したらしい。

旦那を事故で亡くしており、女手一つで子どもを育てるために競女選手を目指すが、合格発表前にスタッフに一目惚れされ、再婚し辞退。しかし豊満な胸の構造を熟知した見所ある選手であった。


駿河競女養成学校生徒編集

駿河競女養成学校の生徒の一人。20歳。

駿河校で第2位にあたる実力の持ち主で、駿河競女校の教育総責任者の坂城綾子の義理の娘。

額上で結ったリボンが特徴的だが、凜とした印象とは裏腹に、熟語を間違えるなど意外と可愛いげのある部分がある。

相手の攻撃を受け止めてから、気功の原理で振りかぶることなく尻や胸から打撃を放つ独特のカウンター殺法の使い手。

幼少期に親から虐待を受けていた様で、その影響からか二重人格の症状があり、もう一人の人格「カヤ」がいる。

自分の才能を見出し認めてくれた綾子に強い恩義を感じており、誰よりも強くなって期待に応えたいという使命感から、相手の攻撃を避けるという発想が無い。


駿河競女養成学校の生徒の一人。

踊って戦える競女アイドルを目指している選手で、「尻喰いの七瀬」の異名を持つ。

美桜やさやかを、他のスポーツから逃げてきたと嘲る。


駿河競女養成学校の生徒の一人。

叶星とは双子の姉妹で、叶星よりも快活とした性格をしている。


駿河競女養成学校の生徒の一人。

星天とは双子の姉妹で、星天よりも落ち着いた性格をしている。


駿河競女校の教育総責任者。しかし東の選手や瀬戸内の競女養成学校を見下す態度をとる。

これは自らの教育方針と理論に絶対の自信を持っているからこその態度であり、瀬戸内競女養成学校を「時代遅れの授業と教育方針」と吐き捨て、瀬戸内競女養成学校を潰そうとしている。

そして駿河の競女要請学校と統合して、より質の高い選手を育成するべきと考えている。

坂城真夜の義理の母。


競女関係者編集

瀬戸内競女要請学校の京都合宿にて登場した、現役のA級インファイター選手。

髪の毛先を灰色に染めており、何事にもきっちりとしてなければ気が済まない几帳面な性格。

「京都のミサイルレディー」と呼ばれる。


のぞみの家族編集

主人公である、のぞみの妹。

眼鏡っ子で、髪をシニヨンに纏めているのが特徴。

将来は料理人になりたいという夢を持つ。


主人公である、のぞみの弟で、貧乏の割りにぽっちゃりとした体型の少年。

将来は刑事になりたいという夢を持つ。


その他登場人物編集

のぞみの幼なじみであり、のぞみのことを「のぞ姉」と呼び慕う。

最初は、のぞみが競女選手になることに反対し、西宮競女場の体験レースで説得させようとするも失敗した。しかし現在はのぞみを応援している。

のぞみに対して好意を抱いているが、当の本人に思いは届いていない様子。


太一の母。のぞみの競女選手の夢を応援しており、のぞみの弟妹の面倒を引き受けたり、のぞみにお金を貸す等して、彼女を支えている。


作品内の用語編集

  • 競女

詳細は競女を参照。


  • 競女選手のタイプ

競女の選手のタイプは3つに大別されており、それぞれ「インファイター」、「アウトファイター」、「カウンター」に分かれている。

なので、それぞれの強みを擁しているが、同じタイプの選手といっても戦法や技は必ずしも同じようになるとは限らないらしい。

競女選手一人一人の数だけバラエティに富むので、タイプはそれぞれに相性が存在するのも特徴の一つである。


  • 競女技師

ランドの製造や整備、配送やレースの企画を考える重要な裏方の人達であり、結構な力仕事なのでほぼ男性が務めている。

競女養成学校ではこの競女技師も養成している。

その為、女子生徒以外の男子生徒も多く在籍しているが、勿論男子生徒は競女に参加できないので女子生徒が練習試合中は基本見学に回る。

ちなみに選手が溺れた際に救助に向かう人も男性が多い。


  • ランド

競女選手が、競技を行う為の試合の場所。その形状は試合によって変わり、種類は多々ある。

巨大プールに浮かんだランドによって参加人数や制限体重が変わる。


その後……編集

なんとポルトガルのあるスポーツ団体が本当に競技化してしまったというのだ。

正式競技になるかは不明だが、日本にはできないことをやってくれたという点は紛れもなく僥倖だろう。

(仮に国内でやってたとしても恐らくこうはいかなかった。どういうことかと言うと、モンスターを集めるゲームが海外で先行リリースされた理由などを調べてみて欲しい)


主題歌編集

OPテーマ編集

「DREAM×SCRAMBLE!」

AiRI


EDテーマ編集

「Fantas/HIP Girlfriends!」

神無のぞみ(CV:Lynn

宮田さやか(CV:M・A・O

青葉風音(CV:本渡楓

豊口のん(CV:大西沙織


関連タグ編集

競女 少年サンデー 尻相撲 公式が病気


揉み払い師…同作者・空詠大智の前作。美女から悪霊を祓う手段がおっぱいタッチというこれまた変な漫画を描いてくれてた。


ダンベル何キロ持てる?…女子アスリート大活躍&サンデー繋がり(こちらは裏)。但し、こちらはフィットネスが題材。


外部リンク編集

アニメ公式サイト(PR動画の自動再生に注意)

競女 海外の反応

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