概要
本作のラスボスを務めるジ・エーデル・ベルナルの乗機。ジ・エーデルが作り上げた組織、カイメラ隊の名が示すキメラをモチーフにした異様を誇る。様々な世界の技術を応用し作られ、それ自体が次元の力を操る人造のスフィアであると言う。
その異様な造形は様々な世界が歪に混じりあった本作を示すものでもある。
武装
ディメンジョン・フォール2000
ディメンジョンフォール・メールシュトローム
インサニティ・インヴィテイション
必殺技
天獄
異形の怪物を召喚し、相手を異空間にいざない、無数の怪物たちを操り相手を押し潰す。
以下ネタバレ
この機体が誕生した理由は黒のカリスマの暇つぶしなどではなく、「御使いの打倒」という究極の目的が存在する。必殺技の「天獄」はまさしくその応用である。
しかし、ジエーにも予想外の出来事が起きる。それは、覚醒の進んでいないリアクター達とその仲間達によってジ・エーデル・ベルナルとカオス・レムレースが撃破されてしまったということ。もちろんジ・エーデルがジエーの意図を理解せず自分の楽しみだけに機体を使い、真価を発揮できないまま終わったこともあるが、計画の見直しを余儀なくされたジエーはエルガン・ローディックら平行世界の自分自身と意見を交換しながら暗躍。この機体をブラッシュアップし、「いがみ合う双子」のスフィアの奪取をも狙って後継機の開発に着手する。そうして生み出されたのが、ジェニオンであった…