ブラッド・チャーリー・スタズ
ぶらっどちゃーりーすたず
「魔界には悪い子しか居ねぇんだよ」
タグとしては「スタズ」の方が機能している。
ブラッドラッドに登場する主人公。
日本のアニメ・ゲーム・漫画が好きなオタク吸血鬼で、東魔界の一画を統べるナワバリボス。
魔界の殿堂魔族である「吸血鬼」の正統なる血統種だが、先祖である血を吸う吸血鬼を古臭いと嫌悪し、またサブカルチャーを生み出した人間への敬意から人間からの吸血も嫌う。そのことからウルフからは「ブラッドチェリー(吸血童貞)」と呼ばれている。
しかし魔界と人間界を自由に行き来出来る訳ではないため、漫画・ゲーム・アニメのグッズなどを魔界で入手するのが困難である。そのため、彼のコレクションには人間界のアニメとややタイムラグがあり、人間界の情報が魔界に入ってくることもないため、人間界では常識的なオタク知識も知らなかったりする。宇宙一尊敬するヒーローはドラゴンボールの孫悟空らしい。
基本的にこれら以外のことには消極的だが、冬実と出会うことにより生まれた衝動の正体を知るため幽霊となった彼女を生き返らせようと血意する。
以下完血篇のネタバレが含まれます。 |
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最終血戦の後、冬実との両想いを確認し、ブラッズは冬実の蘇生準備を始めた。しかし蘇生するというのは、魔力を魂に変換して”死”を無かった事にする行為。つまり、冬実は魔族だった時の記憶が全て無くなってしまうのである。
ほんの少しの魔力を保留すれば記憶は守れるかもしれないが、それは冬実を不完全な人間にするという事。自分自身の為ではなく冬実の為と考えた結果、彼女を生き返らせた後には動揺させないようスタズはそのまま記憶の件は黙っていた。
全てを元通りしたスタズは、最初に魔界に紛れ込んた冬実に対して、自分で人間界に行っていた。
スタズは今回、冬実の世界、冬実の立場で改めて彼女と新しい関係を築き始めた。