概要
魔界の王で、「扉」の管理者。声優は若本規夫。
ウルフの実父で、ケイティの夫である。
スタズ、リズ、ブラッズの父親を殺し王になったと言われていたが、実際は扉の奥で眠っていた初代殿堂魔界王「グリム」を倒すために、先代の殿堂魔界王ブラッド・リチャーズと彼の妻との3人で戦った末に、リチャーズの妻が扉の向こう側に連れ去られて死亡、リチャーズも魔力をグリムに支配されてしまったため、リチャーズがウルフダディに後を託した上で自身を殺させた為である。
リチャーズが殺された瞬間のみを目撃してしまったブラッズに対して、ダディもリチャーズの意志と殿堂魔界王という立場上弁明することも出来なかった。
結果真実を知らないブラッズはダディを引きずり下ろす計画に没頭する事になってしまったので、この出来事が本編中に起きた数々の事件のきっかけとなってしまった。
息子のウルフに対してはケイティへの使いをさせる際に尊大な態度の手紙を綴っていたが、あえて最低の父親を演じているだけで実際は大切に思っているようである。彼を捨てたのも扉の戦いに家族を巻き込みたくなかったが故にだと思われる。
リチャーズとの仲は極めて良好であり、彼が復活した時は大喜びで固く握手をしている程である。