概要
筋肉が自分の意思とは無関係に収縮すること。単なる生理現象から病気・外傷など要因は多岐にわたる。
体が震える症状が有名で印象的なため痙攣=震えと誤解されがちだが、震えは筋収縮の結果として二次的に表れる症状であることが多い。
痙攣の本体はあくまで筋収縮の発作のことで、震えを伴わない痙攣も多く存在する。
例えば「こむら返り(足がつること)」は震えを伴わないがれっきとした痙攣発作である。
震えを伴う痙攣は「クローヌス」(間代)や「ミオクロニー」と呼ばれるタイプのものがある。
クローヌスは本来同時に収縮するべきでない筋肉が同時に収縮して互いに引っ張り合うことで筋肉の反射反応(深部腱反射]])が連鎖・暴走することによって体が激しく震える症状が出るもので、中枢神経の関与なしでおこるため、例えば斬首死体でも生じうる。正常な状態であれば筋肉の運動神経はクローヌスを起こさないように制御されているため、クローヌスは基本的には脳・神経の病気や損傷に伴って神経制御に不調をきたした場合に生じる。
ミオクロニーはジャーキング(眠る直前にビクッとなるアレ)やしゃっくりなどの正常な生理現象として起きる短時間(長くても2秒以内)の不随意の筋肉収縮=痙攣である。脳から不随意に無意味な神経信号が送り出されることで起きるが、クローヌスのような連鎖反応は伴わないので1回の神経信号に付き1回の収縮となる。連続して脳から信号が発令される場合は連続的な震えになることもある。こちらはクローヌスと違い生理現象から脳の過度な興奮あるいは神経の病気など様々な原因で起こりうる。
てんかん発作の結果として種々の痙攣(震えを伴うもの伴わないものもある)が現れる。また高熱でも痙攣がおきることがある。
もし道端で痙攣しながら倒れている人がいたらすぐ救急車を呼ぼう。
一方でしゃっくりなどの正常な生理現象としての痙攣、急な運動に伴う痙攣、こむら返りなど、特に持病が無くても起きる痙攣もある。
エロシチュエーションでよくある絶頂とともに痙攣するのは基本的には正常な生理現象としての痙攣である。
一方R-18G的なシチュエーションでビクビクしているのは脳や神経の損傷に伴う異常な痙攣であることが多い。
pixivのタグとしては9割方R-18作品に用いられている。
首吊り・首絞めによる窒息や、首折りや斬首の死体を扱ったR-18G作品も多いので、検索の際は注意が必要。