概要
呼吸が浅くなったり、大笑いしたり、咳払いをしすぎたりなどで軽度の酸欠状態に陥ると、強制的に酸素を取り入れようとして横隔膜が痙攣を起こし、急激に吸気する生理的反射が起こる。これがしゃっくりである。飲酒によって発症しやすくなるが、これは酩酊すると呼吸が浅くなりがちな為とされる。
多くは「ヒック」という擬音で表現される。
「しゃっくりは100回すると死んでしまう」という噂があるが、迷信である。
息を止めてみたり驚かせたりすることで治ることもあるが、しばらくすれば自然に止まることが多い。基本的に酸欠によって惹起される為、少量の水や砂糖などと一緒に多量の空気を飲み込む動作を十数回程度繰り返せば治まる。
最も手っ取り早く治すには、しゃっくりと逆の原理を発生するくしゃみをすることだったりする。
もし、数日間続くようであれば何かしらかの病気の可能性もあるので病院へ行ってみるのもいい。
なお、しゃっくりする動物は人間を含む哺乳類のみである。
余談
三重県には「シャックリ川」という一級河川が存在する。