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鋼鉄製のはりがね編集

 金属部品全般の材料で、そこから更に加工してバネやネジ、シャフト等になっていく。


架空の武器編集

 髪の毛よりもずっと細い極細の鋼線=ワイヤー(広義では「切断能力を持った糸のような何か」全般を指すことが多い)を武器としたもの。戦法としては

  • ムチのように振り回して打撃斬撃を繰り出す。稀にまっすぐ伸ばして貫く。
  • 対象に巻きつける等して拘束する。場合によってはそのまま圧砕/切断する。
  • 周囲に張り巡らせ、触れた者を切り裂いたり捉えたりするトラップと化す。
  • 周囲のものに巻きつけ、振り回してぶつける。相手を捉えて振り回すことも可能。
  • 周囲の物に巻きつけてワイヤーアクションの要領で移動する。

が多い。変わったものでは

  • 相手の体に鋼線を付けてマリオネットの要領で操る。
    • 派生して、特殊な鋼線を通して相手の脳や神経を「ハッキング」し、操る。
  • 鋼線そのものを集めて別のものを編み上げる。
  • 鋼線を楽器の弦に見立てて音波攻撃を行う。
  • 鋼線を足場として「空中を歩く」。鋼線が不可視なら更にそれっぽい。

なんてのもある。


 また、金属製のワイヤー以外に糸やそれ以外のものを使うパターンとして

  • 魔力や異能で編まれた糸
  • モンスターの体毛やクモ糸
  • 切断のために高熱や超振動を発している
  • 使用者が巨大兵器(=人間基準では糸ではない)
  • 帯やリボン等

といった場合が多々あり、純粋に「普通の金属製で」「特殊能力がついていない」ものに絞るとなかなかレアだったりする。

 そのため、使用者は糸使いワイヤー使いなどと呼び方のブレも大きい。

 糸はその細さ故に振れば刃となって標的を切り裂き、ムチと違い目視し難く攻撃を受けたものは何が起こったのかわからない。

 非常に扱いが難しい武器であり、自在に操るには相当の熟練を要する。

 作品によって異なるが、使い方は手に鋼線を一本持つタイプと、五本の指それぞれに鋼線を付けるタイプのどちらかが多い。


 現実世界においてゲリラ戦などで走行する車両の上部から首を出した兵士の首を切断する目的で極細のワイヤーを張る場合もあるが、人間が腕を振る程度の力で鋼線を振り回しても相手に致命傷を負わせるのは非常に難しい…と言うか出来ても自傷するのがオチだろう。


 なお昔から存在するような設定の作品も多いが、ピアノ線のような極細の鋼線が作れるようになったのは近年になってからである。


主な使用者編集

 ここでは基本的に斬撃系のキャラを扱う。

 巨大ロボットやその他非人型機動兵器については「切断機能のついた実体ワイヤー」を鋼線とします。


狭義の鋼線使い編集

広義の鋼線使い編集


巨大兵器の武装編集


関連項目編集

武器 ピアノ線

糸使い ワイヤー使い 鋼糸使い 鋼線使い

レージングカッター高振動ワイヤーヒートワイヤー巨大ロボットが扱う鋼線。発熱や振動で装甲の上から切断する。

単分子ワイヤー … SF作品に登場する「分子1つで出来たワイヤー」もしくは「分子1つ分の太さしかないワイヤー」で、その細さから凄まじい切れ味を誇る。実は後者は実在するのだが、その細さから非常に千切れやすいため、武器としてはとてもじゃないが使いものにならない。

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