ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

注意編集

以下の内容はYouTubeにて公開された作品を元に執筆しており、俺だけ金属バット〜モノクロームの世界〜とは大きく異なっている場合があります。


概要編集

動画投稿サイト『Youtube』にてオリジナル漫画を朗読動画で投稿している漫画系チャンネル。


2022年3月4日からモノクロームEP1~6とヤンキー異世界金属バット物語EP1~4がケイコンテンツ系列のチャンネル、ヒロ・ヒロ・ヒーローズで投稿され、2022年5月18日からチャンネルを開設し、2022年6月3日より動画が投稿された。投稿ペースは毎週月曜日と木曜日だが、不定期でペースや投稿日が変わる事もある。


ヒューマンバグ大学の姉妹チャンネルであり、ヒューマンバグ大学を(当初は)人間が生きている中で起こる闇や争いの実態について解説していたが、2021年からは極道組織の世界観を中心にバイオレンスながら派手かつリアリスティックなバトルと戦争を描くのに対し、こちらは『異世界×バトル』の世界観を元に非現実な世界設定の中で人間の光と闇を描いていると言う側面が強い。(ただしこのチャンネルはヒロ・ヒロ・ヒーローズから独立したチャンネルであるため、どちらかというとそちらの姉妹チャンネルと言った方が正しい。)


故に、ヒューマンバグ大学と比べれば特殊能力によるアニメーションや演出も派手で豪快に描かれる事が多い反面、未成年に見せるには刺激が強すぎる描写もまた多く描かれている。


細かい話になるが、『ヤンキー異世界 金属バット物語 〜モノクローム〜』の主人公が今岡憲伸であり、『モノクローム〜色眼の囚人〜』の主人公が東雲颯太である。


2023年1月6日付けの動画を持って、運営側の切実な都合によってYouTubeでの活動を休止すると言う発表がなされた。その後5月27日から一部の設定や登場人物などを変更したwebtoon版の連載がピッコマにて始まったが、それに伴いネタバレに繋がると見られたYouTube版の動画が7月22日に非公開になることが告知された。


動画リスト編集


作風編集

『異世界×バトル』をコンセプトに現実の世界から突如現れた(もしくは転生)主人公が荒廃した日本で勃発しているバトルロワイアルに近いデスゲームを中心にバトルシーンは勿論、ヒューマンストーリーやバラエティ要素も描かれている。

特殊な能力を持つ人物を「GIFT(ギフト)」と呼ばれ、ギフトを持つものとそれを持たない無能力者で分かれ、無能力者の生存や世界の支配を巡る戦いが主である。

その性質上敵味方問わず死者が多いが、特に主人公側の人間は同陣営所属者や無能力者の死を受けて奮起したり想いを継いだりして成長したり、彼らを弔いつつ決意を述べることもある。

また、差別過剰なフェミニズムなどに対する社会風刺的な描写や、殺し合いを煽り続ける世界で殺しは正義なのかを問いかける哲学的な描写も見られる。

ルール編集


・ギフトは7(+α)種類に分けられ、持っている者は目の色で判別できる。また、種類によってはギフトとは別にオプションのように付いてくる追加効果もある。


・ギフトの分類は管理人が決めており、同じ能力なのに眼の色が違かったり明らかに役に立たない物が支援型の能力として出たりと、所々杜撰なところもある。


①自然型:オレンジ:自然現象で発生するモノを自在に操り戦う。自然で起こる事を意のままに操れるので、威力や影響範囲は強力かつ広大なモノが多い。

②昆虫型:緑:現実に生存する昆虫の姿に擬態して戦う。変身可能なのは節足動物だが、シャコが獣化型に分類されている様に、所謂「蟲」に分類される生物になれるようである。元々は獣化型の一部だった。

③獣化型:青:現実に生存する動物の姿に擬態して戦う。昆虫型は一つの種類で独立しているのもあり、陸上生物は勿論、鳥類や魚類、果ては寄生虫なども含まれる。能力で得た動物の特性や習性をそっくり反映されている。

④物質型:赤:鉱物や金属等の無機化合物、更にはニトログリセリンなどの有機物といった無生物を操る、または自らの肉体をそれらに変化させて戦う。

⑤武器型:黄色:相手を攻撃する道具を具現化させて戦う。オプションは主に打たれ強さであり、あくまでも他のギフト持ちに比べると少し高くなるだけである。

⑥支援型:ピンク:生活や戦闘で補助に役立ちそうな道具やモノで戦う。バイク等の乗り物もこれに含まれる。

⑦物理型:グレー:物理学で発生する現象を自在に操って戦う。どうやらかなりレアな能力である模様。

王のギフト竜崎京一郎の発言のみのため、詳しくは分かっていない


ギフトは他人と被ることがあり、実際に劇中でも武器型「鉄爪」、自然型「風」の能力者がそれぞれ2人ずつ登場しており、自然型「炎」に至っては3人も登場している。


・無能力者の命を奪うか能力者同士の戦いで勝利すればポイントを獲得する。能力者の力量次第では得られるポイントも多くなる。同時にポイントが落ちると言う事はその人物の死を意味する。


・月に一度ポイント3倍デーが存在し、殺しが激化する。

東雲「なんだそのふざけたシステムは! まるでドラッグストアじゃないか!」


・獲得したポイントを貯めれば、持っている能力を強化する事が可能である。「ハーフ」と「フル」の2種類がある。更には能力をもう一つ獲得する事も可能になり、一つ目の能力と種類が違えば片方の目は二つ目に得た能力と同じ色になる。これをダブルギフトと呼び、オッドアイになる。殺し合いには関係ないが、記念メダルも貰える。(ごく一部の例外を除いて全く使い道はない)

また、無能力者も規定のポイントを貯めればギフトを得る事が可能である。(無論能力強化は不可、なぜか記念メダルすら貰えない)


ダブルギフトと言っても、中には同じ種類のギフトを2つ持っている人物も存在しており、相手から見ればギフトが一つしかないと誤認させる事も可能になる。


・ギフト二種類目を選んだ場合は型や能力は完全にランダムで決められる。羽柴曰く、「二種類目が最初に得たギフトと相性が悪いと却って弱体化しやすい」との事であり、あえて行わない事も可能。(ただし2つ目の能力を選ばないと王のギフトが解禁できない)


・オプションという謎の概念が存在し、ギフトや使用者の条件によって何かしらの力量が強化される。(ただし使用者の条件というものが明らかになっているのは現時点で金属バットのみである)

例:

近距離の武器型ギフト→耐久力上昇

獣化型(条件不明)→スピード上昇(?)

自然型(条件なし)→相手に近づけば近づく程威力が上昇(?)

金属バット→野球部が持つとスイング速度上昇、ヤンキーが持つと耐久力上昇

カマキリ→蟷螂拳使いが使うと何かしらが上昇(?)


※現時点でオプションの影響と明言されていないがオプションの影響があると見られる物には(?)が付いている


消失もしくは変更された設定編集

初期の頃のみ存在した設定を紹介。


・幻獣型ギフト

目の色は青。EP1にのみ登場。そのEP1内ですら幻獣型の能力者ではなく画面には獣化型の能力者であったと表示されているいう矛盾が生じている。幻獣型は衛本が言っているだけの存在なのだろうか?


・ポイント5倍デー

ポイント3倍デーに下方修正された。この設定のままの場合単純に真山(25ポイント)を240人、ゼリーの能力者(10ポイント)を600人、無能力者を(5ポイント)1200人殺せば王になれる日本の領土では与える土地が足りなくなるほど王が量産されるのは目に見えることなので残念でもないし当然としか言いようがない。


・ポイントで命が貰える

詳細不明。


・2周目

能力強化の一つ。海堂が行っていた。現在は「フルの能力強化」という設定に変更。


・戦闘時間

ポイントを稼ぐ時間帯は指定されていた。それもかなり明るい時間帯に。

ただし火海戦争と矛盾するところがあり、設定は消失したものと思われる。


・無機物型ギフト

物質型の旧称。有機物であるニトログリセリンが何故か無機物型に分類されていたため、物質型と呼ぶ方が正しいとされていた。

その後正式に物質型に変更された。


1話にしか登場しない能力のパラメータを示すグラフようなのものが存在し、(ただし小原が一度これと関連性があるであろう発言をしている。)それぞれ『破壊力』『耐久力』『射程距離』『スイング速度(武器型限定?)』『精密性』がS〜Eまでで評価される。

ただしこのグラフが唯一確認できる金属バット使いの今岡が飛び道具を使えたり金属バットを相手に何発も当てたりできるため、正直あまり信用できない。

例:

金属バット

破壊力:A 耐久力:A 射程距離:E スイング速度:S 精密性:E


登場するキャラクター編集

※×の付いたキャラクターは第一部時点で故人。

マーズ編集

主人公の所属する人道組織。実戦で戦える能力者は8名。その他戦闘能力0で無能力者同然の能力者も多少保護している模様。後述するネプチューンとの戦争である火海戦争に勝利した後は、かなり勇名が響いた模様。

  • 今岡憲伸

主人公。武器型ギフトの「金属バット」の持ち主。ヤンキーだが、弱い者イジメや理不尽な殺戮を嫌う正義漢。ハーフ強化だけでハーフ・フル両方強化と相手に誤認させるレベルの凄まじい潜在能力の持ち主。

  • 羽柴魁聖

マーズのリーダー。獣化型ギフトの「」と自然型ギフトの「マグマ」を持つダブルギフト。世界でもトップクラスの実力者である。リーダーに恥じない絶大な戦闘能力の持ち主だが、性格は会話の節々に英語を交えながら気さくな態度を崩さないカリスマ性溢れる人格者。今岡の潜在能力と根性を見込んでマーズに勧誘する。

  • 東郷康二

マーズの副リーダー。武器型ギフトの「竹槍」の持ち主。青竹を中心に竹を自在に操り、高い攻撃力や火炎放射も通さない防御力だけでなく、救助にも使える等、汎用性が高い。色黒のガタイが良い男性であり、寡黙だが優しく信心深い。小野寺戦でしこたま殴られた挙句、捨て身の一撃を敢行し、小野寺を殺害したものの瀕死の重傷を負う。ネプチューンとの決着後は意識を取り戻す。ジュピターの抗争が本格化するに伴い、羽柴より壱式の後任として副リーダーに任命された。

  • 宝条隆一

支援型ギフトの「瞬間接着剤」と同じく支援型の「ピアノ線」の持ち主で登場当初は瞬間接着剤のみ。瞬間接着剤は一見するとサポート系に見えるが、相手の口や鼻を覆えば窒息死を狙える等、本人のセンスや技術もあってかなり強力な能力。ピアノ線は人の身体を容易に切り裂ける切れ味と人一人が乗っても切れる事無く弾むしなやかさを持っている。

  • 冴島翔生

無機物型ギフト「ダイヤモンド」の持ち主。気さくで温厚な人物であり、初対面の今岡とも早い段階で打ち解けている。竜崎戦で右腕を失う大怪我を負い、昏睡状態に陥る。ネプチューンとの決着後は意識を取り戻す。幸い処置が間に合ったのか、右腕はつながった模様。

  • 蓮見花音

支援型「」の能力者で元アゲハ構成員。明朗快活な少女だが、頭の回転は中々に早い。表向きは女性救済を掲げるアゲハの理念に共感して入ったが、その実態に絶望。男達を密かに逃がしていた。今岡がアゲハのボスである麻里矢と死闘の末に倒した後、悪に立ち向かう勇気と人の為に戦える優しさを買われ、マーズに加入した。その後は主に戦闘のサポートや隠密行動による情報収集を担うようになった。もしかしたらあの人と関係があるかも知れない。

  • 東雲颯太

自然型「」の能力者。同級生を探しており、右目に傷を付けている。EP1~6の頃はこちらが主人公だったが、EP7からは今岡にスポットを当てた動画が大半になった(現在EP3~6は公開されていない)。EP1~6まではモノクロームの世界観に動揺し、困惑を露わにしていたが、再登場時には慣れた様子で殺戮者を始末していた。現在は羽柴に保護されている。後に今岡と再会し、マーズに入団し前線で戦えるかの試験として彼と交戦する。結果は前線で戦う実働部隊に配属される事になった。ネプチューン幹部である小野寺玄弥と能力が被っているが、こちらは移動に加え攻撃手段に使っており、差別化されている。

  • 衛本凛

支援型「」のギフトを使っていた能力者。颯太と行動を共にする。地味にこの能力で174日も生き残っている相当な強運の持ち主。アゲハ編終了後に再登場した際にはギフトが支援型「強化ガラス」に変更されている。現在は羽柴と交戦し、マーズに加入。今岡と再会し、羽柴の進言もあってサポートに回る事となった。

  • 幸太郎

物理型ギフトの能力者(能力は不明)。アリジゴクの能力者に利用されていたが、今岡によって救い出される。その後はまだ幼い事もあってマーズでは非戦闘員として保護されている。

  • 壱式恭平 ×

マーズの旧副リーダー。昆虫型ギフトの「オオスズメバチ」と武器型ギフトの「鎖分銅」を持つダブルギフト。羽柴と同様の人格者。ネプチューンとの戦闘で幹部の栗田を倒し、ポイント3倍デーを見計らって無能力者の大量殺戮を行おうとする竜崎を止めるため、今岡と羽柴と共に打倒へ打って出る。しかし、竜崎に大ダメージを与えた頃にはとうに限界を超えており、今岡に全てを託し命を落とした。同時に死に際に落ちたポイントは今岡が自身のギフトをフル強化するための糧となり、竜崎を倒す礎となった。

  • 神宮寺恭太 ×

マーズの元リーダー。昆虫型ギフトの「カブトムシ」と自然型ギフトの「」を持つダブルギフト。羽柴を超える強さを持ち、年間で殺した人数が最も多い者に送られる表彰も受けた。羽柴曰く、「当時の最強で誰も敵わなかった」「異次元の実力」しかし、神宮寺は意味のない惨劇を生み続けた管理人に復讐を決意しており、管理人が現れる表彰の時に攻撃を仕掛けた。しかし、管理人の圧倒的な力の前に敗北し、手足をもがれた上に体を潰され命を落とした。絶対的強者と見做されていた彼のあまりにも呆気ない死により、管理人に反逆しようとする人間は居なくなったと言う。


ジュピター編集

埼玉に存在する能力者組織。王のギフトを有する吾妻が独裁政権を敷いている。能力者や職(判断基準は不明)に就いている無能力者を特権階級や上流階級、それ以外の無能力者を奴隷階級としている。その実態は組織どころか国家。無能力者でも高級官僚や職を持つ人間は被差別階級ではない。海も存在する。

編集

  • 吾妻慶喜 ×

CV:畑耕平

ジュピターのリーダー、というか王。支援型ギフト「ステロイド」及び無機物型ギフト「液体窒素」の持ち主。最初に得たのは「液体窒素」である。関西弁で喋る陽気で女好きなあんちゃんだが、一部の無能力者を被差別階級にしているなど、選民思想の持ち主。このようなった背景には自身が迫害を受けていた経験がある。詳細は個別ページにて。最終的に羽柴にスピードでも力でも負け、200%のステロイドを解放し人間の姿を捨て羽柴と戦いあうもステロイドの暴発によって動けなくなる。最期は時田にトドメを刺されそうになるも、彼が戦争を本当に終わらせるために吾妻を許したことで自分が間違っていたと悟り、時田を認め命を落とした。

特権階級編集

  • 妻夫木麻耶 ×

ジュピターの幹部であり四天王の一人。獣化型ギフト「」と支援型ギフト「有刺鉄線」のダブルギフト。どちらも強化済み。蛸の能力を開放すると、一瞬で衣装がハイグレになり、アームカバーやロングブーツ、網タイツを着用した格好になる。見目麗しい美女だが、選民思想を色濃く持っており殺し合いをさせる「あずまつり」を遊び感覚で見物する冷酷な性格である。吾妻には心酔していると同時に恋愛感情らしきものも抱いている描写がある。そしてタコだけに痴女じみた部分がある。彼女が吾妻に組しているのは幼少期に男尊女卑の風習が根強く残る村で生まれ育ち、父親が兄を跡取りという理由で贔屓し自分には冷淡に接してきた経験や兄の代わりに自分が死ねばよかったと言われた経験があった。しかし里見先生という先生は平等という教えを説いており彼女の唯一の理解者となっていたが、そんな先生も子供たちに余計な事(男女平等)を吹き込んだからと村を追い出されてしまい、妻夫木は村で完全に居場所を失ってしまう。その後は村から抜け出したい一心で必死に勉強して都会の企業に就職するも、そこでも女性というだけで半人前扱いされて雑用しか任されず、挙句にセクハラ上司に言い寄られて拒絶した結果、逆恨みした上司からパワハラを受けて職場に居場所をなくし、どこにいっても女性というだけで人並みに扱われない世間に絶望して自ら命を絶った経験からだった。自殺しモノクロームの世界に転生した彼女は吾妻が優秀な人間だけを重用してそうではない人間を奴隷扱いする様子を目の当たりにして、「男女差別をしない」吾妻に惹かれ協力するようになったという。乱入してきた今岡・東郷・冴島を追って交戦する。有刺鉄線によって攻防一体の立ち回りと蛸の能力による再生力を活かして有利に立つも、東郷の奇策で動きを封じられた上に3人の逃走を許してしまう。吾妻が本格的にマーズの連中を討ち取る事と大規模な奴隷狩りを実行した事で今岡らと対峙し、マーズのリーダー羽柴と交戦する吾妻の露払いのために今岡と冴島の前に立ち塞がる。前回と同じくダブルギフトで応戦しつつ先の戦闘で見せなかった防御術と耐久力に優れる二人を嬲る攻撃で追い込むも、時田に乱入された上に頬に傷を入れられてしまう。奴隷に傷を負わされた事柄に激怒して三人に向き直る。その後自分の身の上を語るが、あらゆる差別を認めず人はみな平等とする今岡と冴島は、過去はどうであれ吾妻に従って奴隷を虐げて来た彼女に同情の余地など一切ないと断じ、奴隷制度で虐げられ大勢の仲間を殺された時田は「自分可愛いさに別の悲劇を生んでいるだけだ」と怒りを露わにした。今岡が冴島を金属バットでフルスイングで打ち出す形で突撃させ、ダイヤモンドの弾丸と化した冴島によって有刺鉄線の盾を全て失い、残りのタコ足八本全てでガードするも、超高速で打ち出された人間サイズのダイヤモンドエッジを防ぐなど物理的に無理ゲーであり、その攻撃を食らったことで全てのタコ足と胴体に風穴を開けられて致命傷を負う。最期は今岡に向かって偽善者と毒づくが、今岡からあらゆる差別があってはいけないという言葉を聞いて里見先生からもそう教わっていた事を思い出し、力に溺れて差別する側に回ってしまった自分の所業を悔やみながら命を落とした。

  • 渡海

ジュピターの幹部であり四天王の一人。獣化型ギフトと武器型「日本刀」のダブルギフト。闘い以外には興味がないらしく、時田曰く、「滅多に人前に現れない」との事。強敵との戦いを求める戦闘狂であり、ジュピターができた当初は闘いの日々を面白く感じていたものの、勢力拡大に伴い退屈を感じずにいられなくなった現状を嘆いていた。能力によるオプションかは不明だが、剣術やスピードが非常に優れている。日本刀のみで金属バットをフル強化した今岡を圧倒して見せる。しかし、まだ成長の見込みがある今岡を見逃し強くなるように進言した上で去ると同時にジュピターとマーズの戦争には参加しないスタンスを示した。

  • 早乙女慎 ×

ジュピターの幹部であり四天王の一人。自然型ギフト「」と支援型「リアカー」のダブルギフト。用心深く慎重な宝条でさえ隠れている事を全く悟らせない程に気配を消す事にも長けている。金髪オールバックの髪型とネックレスが特徴の青年。一見すると社交性ある男性に見えるが、弱者や恐れをなした部下を容赦なく処刑する冷徹な人物である。部下の千田と香川の死後に今岡と宝条と交戦する。凄まじい火力で終始優勢に立ち、自身の最強技「双炎虎」で二人を死の淵迄追いやるも、パトロールから帰ってきた羽柴の乱入で分が悪いと判断し撤退した。ジュピター国内で負傷した東郷と入れ替わりで乗り込んできた宝条と再び交戦する。最初はパトロール宙に宝条がいくつもの罠と準備によって出鼻を挫かれたものの、「双炎虎」を始めとする大技で追い込んでいく中、宝条が2つ目のギフトである支援型「ピアノ線」を習得を許してしまう。それでも強力な技とリアカーを盾代わりにする戦法で優位に立つも、宝条が瞬間接着剤とピアノ線を組み合わせた戦法に順応してしまう時間を作ったせいで最後はピアノ線によって身体を真っ二つにされ絶命した。

  • 葉加瀬潤一 ×

ジュピターの幹部であり四天王の一人。支援型ギフト「鉄パイプ」と同じく支援型の「コンクリート」のダブルギフト。東郷の竹槍をあっさり破壊している事からもフル強化済みと思われる。ギザギザの歯と額や首筋の刺青が特徴的な青年。毒舌だが、同じく四天王の一人である渡海が吾妻の同行をサボった際は苦言を呈するなど、真面目な一面がある。しかし、本性は好奇心本位で人間の断末魔の声量を知るためだけに奴隷階級の人間を殺す等、相当残忍で猟奇的なサイコパスである。サイコパスっぷりはモノクロームの世界に来る前からであり、生き物の見た目よりも生態活動や構造、習性の方に興味を示し、そのためならば生き物を躊躇なく殺したり解剖してしまうレベルである。母から再三に渡って注意されても止める所か周囲の目を盗んで生物を研究や実験と称して殺し続けていた。そしてある日、母から「悪魔の子」と断罪された末に包丁で心臓を刺され絶命、モノクロームの世界に転生した。それでも、殺し合いが当たり前の世界において葉加瀬からすれば正に理想と言っていいほどの環境だったため、狂気を更に加速させてしまうのだった。奴隷階級の人間を攫って今岡・東郷・時田の3人を誘き寄せる。東郷と時田と相対した際は捕らえた奴隷一人を殺しまた一人を殺めようとするも、時田に止められる。そして東郷と交戦し、能力を遺憾なく発揮しながら時田や人質を狙おうとしたやり方で終始優勢に立った。奴隷を助けようとする時田を一方的に嬲り力尽きた所で殺めようとするも、今岡に乱入されてしまう。今岡の金属バットと撃ち合うも、パワーで押し敗けて吹き飛ばされた事で本気を出して行く。コンクリートの壁で奴隷達を逃げられなくし、コンクリートの海で奴隷達や今岡を拘束した上で、今岡を嬲っていくが、時田の援護で攻撃を掻い潜った今岡によってラッシュを喰らってしまう。最期は自分が作ったコンクリートの壁に弾丸ライナーで突き刺さり絶命した。


上流階級編集

  • 千田金次郎 ×

ジュピターの構成員。獣化型ギフト「サイ」の持ち主。強化すると逆に人間味がなくなる、獣化型では地味に珍しいタイプのギフトである。

無能力者を「下賎」「穢らわしい」と徹底的に差別する思想を持つ。豊富な物資や衣料品の提供やジュピターの傘下に入れようと宝条に交渉を持ち掛けるも、下卑た考えや本性を見せた事で決裂し戦闘に発展する。香川と襲い掛かるも、宝条の器用な立ち回りで振り回された挙句、接着剤で身動きが取れなくなった香川に誤って突進し同士討ちしてしまう。不利を悟り同行していたジュピター幹部の一人である早乙女に助力を求めるも、力不足を理由に粛清されてしまった。

  • 香川 ×

ジュピターの構成員。武器型ギフト「ナイフ」の持ち主。千田と同様、無能力者を「下賎」「穢らわしい」と徹底的に差別する思想を持つ。

千田と共に宝条の下に歩みよるも、交渉が決裂して戦闘に発展する。千田とのコンビネーション攻撃を仕掛けようとするも、宝条の接着剤で分断された上に両足を動かせない状態にされる。その上振り落とされた際にバウンドした衝撃で壁に激突し動けなくなった所を千田の突進をまともに受けてしまい絶命する。

  • モグラ ×

ジュピターの構成員。獣化型ギフト「」の持ち主。地中の中では凄まじく能力を出す。だが最後は今岡フルスイングバットで致命傷になった。

  • エビ ×

ジュピターの構成員。獣化型ギフト「」の持ち主。東郷のギフト竹槍によって腕を刺され抵抗出来なくなり、最後は頭に竹槍が刺さり死んだ。

不明編集

首元の刻印が見えない人間などを纏める。

  • 五十嵐 ×

昆虫型ギフト「オニヤンマ」と支援型「物干し竿」のダブルギフト。オニヤンマと言う昆虫の中でもトップレベルの加速能力と自由自在なホバリングを活かした機動力、東郷の竹槍を容易く破壊する顎を活かして戦う。戦闘部隊の部隊長のポジションに就いている赤髪と若者言葉が特徴的な若者。一見すると陽キャなイメージが強いものの、本性は弱い者は仲間で平気で粛清する残忍さと典型的な選民思想の持ち主である。それだけに国王の吾妻を崇拝している。イオのアジトを襲い、東郷と交戦する。昆虫界でもトップレベルのスピードとパワーで翻弄する中、ジュピターの身分制度は素晴らしいと信じて疑わず奴隷だって立派な役割と言い切る傲慢さを見せ付けた。それを聞いた東郷は「人間みんな平等だ」と言い切る様子を見て話し合いは無理と判断し、もう一つのギフトである物干し竿を開放する。凄まじいスピードと物干し竿のリーチを自在に操り優位に立つも、東郷が動きの法則を完全に見切られた事で一気に劣勢に立たされる。急加速と急停止でタイミングを外して攻撃しようとするも、心理戦では東郷が完全に上回っていた事で竹槍を急所に食らい絶命した。殺して得られたポイントはなんと400であり、東出どころかなんとあの海堂より少ない。

  • カメムシ ×

ジュピターの構成員。本名太田、部隊長である五十嵐にゴマ擦る奴。花音に蝋で固められて情けない声を上げた為、部隊長の五十嵐に首を飛ばされて死んだ。

  • マントヒヒ ×

ジュピターの構成員。獣化型ギフト「ハンマー」の使い手。だが羽柴によって焼き付くされて息絶えた。

  • カラス ×

ジュピターの構成員。獣化型ギフト「」の使い手

だが今岡の金属バットによって嘴を吹き飛ばれその上、吾妻に向かうが逆水平で潰された。

  • ロバ ×

ジュピターの構成員。獣化型ギフトの持ち主。だが冴島のダイヤモンドパンチを喰らって絶命した。

  • セイウチ ×

ジュピターの構成員。獣化型ギフトの持ち主。だが東郷の竹槍が10本首に刺さり絶命した。

  • ニワトリ ×

ジュピターの構成員。獣化型のギフトの持ち主。だが今岡の金属バットのフルスイングで絶命した。

  • カエル ×

ジュピターの構成員。獣化型のギフトの持ち主。だが今岡の金属バットのフルスイングで絶命した。


イオ編集

ジュピターを倒すための反逆のために結成されたレジスタンス。

奴隷階級に属している構成員のみで構成されている。

  • 時田レイジ

イオのリーダー。支援型ギフト「」の持ち主。元々は無能力者であり、身体も病弱な方だった。

謙虚で礼儀正しく共に戦う同士を何より大事にする真っすぐな青年。一方で驚きを隠せない時は日本各地の方言が入り混じったような口調になってしまう。3年前はモノクロームの世界で出会った恋人の和美と貧しいながら幸せに暮らしていた。強制労働に勤しんでいたある日、病弱な身体に限界が来て倒れてしまいジュピターの構成員によって嬲られている所を和美に庇われる。和美が時田の分も働くと言う提案によって休息を取れたものの、皮肉にも和美がジュピターの構成員に目を付けられた挙句に処刑されてしまった。鞭を打って駆け付け和美の亡骸を見て慟哭し、奴隷制度を変えるためにレジスタンスの結成を決意する。当時は親友であった高枝と言う男と中心になって人数を50人ほど集めたものの、その噂は上流階級にも知られた事で締め付けが厳しくなりそこへ追い打ちをかけるように疫病が流行した事で多くの人間の命を失ってしまう。それは高枝にも及び治療法を探すも見つかるはずもなく途方に暮れる中で、高枝は病気に苦しむ350人を集めて戻ってくる。すると高枝から「ポイント3倍デーの日に全員の命を奪ってポイントを集め能力者になって欲しい」と言う提案をされる。当然拒絶したものの、死の淵にいた高枝達の強い懇願で実行した。これによってギフトを獲得する事になった。その後、この話の一部分が切り抜かれ『時田は奴隷350人殺しのサイコパス』という噂が流されることとなった。話を聞いた東郷からマーズのリーダーである羽柴と会わせイオの中にマーズ支部を作る事を提案されこれを飲んだ。

  • 宇佐美新一 ×

イオのメンバー。「ボウガン」を武器にしている無能力者。ジュピター内での階級は奴隷階級。ジュピターに潜入調査していた今岡と東郷、ジュピターの構成員であるモグラの能力者の前に現れる。最初は能力者である今岡と東郷をジュピターの手先と勘違いして攻撃するも、すぐに誤解が解けて共闘する。自身は逃げ遅れた親子達の安全確保に徹するも、親子が恐怖の余り勝手な行動をしてしまった事でモグラの能力者に狙われてしまい、親と娘は東郷が守るも、息子の方は自身が身を挺して庇い重体となる。最終的にモグラの能力者は倒すも、自身が受けた傷は最早助からない大傷であり、自身が所属するメンバーのリーダーである時田に会って欲しい事と差別のない世界を作って欲しいと今岡らに言い遺して息を引き取った。

  • 和美 ×

時田の恋人。無能力者。ジュピター内での階級は奴隷階級。貧しいながらも時田と幸せに暮らしていたものの、病弱だった時田が労働中に倒れジュピターの能力者に嬲られている所を庇い、自分がその分働くと提案して時田を一時救うも、皮肉にもそれが原因で今度は自分が過労で倒れてしまい、最期はジュピターの能力者によって処刑され命を落とした。この事がきっかけで時田はレジスタンスの発足を決意する事となった。

  • 高枝 ×

時田の親友。無能力者。ジュピター内での階級は奴隷階級。時田がレジスタンスの発足時には最も協力しメンバーを集めたものの、上流階級の厳しい締め付けと疫病の流行でメンバーは次々病死し、自身も感染してしまう。そして、時田を能力者にするために病気にかかった人達350人を集め自分達を殺めて欲しいと頼み込む。必死の懇願の末に時田は実行し、後の事を託して命を落とした。


前国王編集

  • 田所 ×

物質型ギフトと獣化型ギフトの能力者。前ジュピターの王。専守防衛を語っていたが、戦闘のデータを集めたいぽむ子とソリが合わず、ダイヤモンドシャコパンチによって粛清された。



ネプチューン編集

マーズと敵対する外道組織。7人の幹部能力者がいる。マーズとの戦争に敗北し壊滅した。

上層部編集

  • 竜崎京一郎 ×

ネプチューンの大将。無機物型「ニトログリセリン」と自然型「重力」を持つダブルギフト。羽柴と互角の力を持つ。今岡・冴島と戦闘し、冴島を死の寸前にまで追い込んだ。王のギフトのため無能力者を檻に閉じ込めており、ポイント3倍デーに全員を殺そうとする計画を練っていた。その計画は無常にも完遂され、現れた玉座に座ろうとした。しかし壱式が遺したポイントでフル強化も終えた今岡の金属バットで致命傷を負い、それでも玉座へ歩を進めるが、待ち構えていた羽柴に遮られ、抱きしめられる。そして羽柴に内心を吐露、羽柴は彼に対し答えを返し同情を示した上で「やりすぎた」と評して燃やす。最期に「次は負けない」と言い遺し命を落とした。悲しい運命を背負っており、現実世界での過去から死にたくないという思うがあったようだが...


  • 小野寺玄弥 ×

ネプチューンの副将。獣化型「シャコ」と自然型「」のダブルギフト。常に飄々とした態度を崩さないものの、命を落とした仲間を平気で足蹴にする残忍な人物。ダブルギフトを使いこなすセンスだけでなく、相対した相手のギフトの特性や癖を短時間で的確に見抜く洞察力にも優れている。東郷に対し優位を取るも、彼の決死の攻撃で致命傷を受け絶命。


  • 関川虎徹 ×

ネプチューンの幹部。武器型「戦斧」と自然型「」のダブルギフト。ダブルギフト等の要素もあったとは言え、今岡が初めて敗北した相手である。斧のスイング速度が遅いのは後付けによる弊害か。2度目は今岡が自身のギフトである「金属バット」のハーフ強化を終えた事もあって序盤は圧されたものの、自然型ギフト「雷」を自在に使い始めた事で逆転する。チェックメイトをかけそうになるも、今岡の身体を張った奇策と武器型ギフトの特性を利用した事で形勢逆転されてしまう。最期は今岡の凄まじいラッシュをまともに受けた事で絶命する。


  • 小原蓮 ×

ネプチューンの幹部。武器型「アイアン(ゴルフクラブ)」と支援型「麻酔」のダブルギフト。モノクロームに来るまでは医者だった模様。今岡・東郷と戦闘。麻酔の能力で部下には痛みを感じさせない処置を、人質の無能力者には幻覚を見せる処置を施して人質にする事で戦闘を有利に進める。今岡にも強い幻覚や体調不良を一時的に引き起こし、人質を攻撃できない東郷を追い込むも、東郷のギフトを使った奇策と自身の麻酔が入った体の一部を利用した機転、更には復活した今岡との連係プレーで無能力者と完全に引き離されてしまう。最後は東郷の凄まじい数とスピードで放った竹槍地獄を全身に受けてしまい絶命。


  • 栗田勇吾 ×

ネプチューンの幹部。獣化型「ゼブラ」と支援型「3Dプリンター」のダブルギフト。壱式と戦闘。強烈な蹴りと3Dプリンターの増殖能力で壱式を追い詰めるも、機転を利かせた壱式の罠に掛かり、足を毒針で刺され、アナフィラキシーショックでそのまま絶命した。


  • 東出大輔 ×

ネプチューンの幹部。獣化型「ヒトデ」と昆虫型「クワガタ」のダブルギフト。

宝条と戦闘。クワガタの強靭な力と、自身のくっついた手足を切り落としてもすぐに再生するヒトデの能力で宝条を追い詰めるも、宝条のギフト「瞬間接着剤」によって自分の体にくっついた手が足元にばらまかれたことにより転倒し、その隙を見逃さなかった宝条によって、瞬間接着剤の海に閉じ込められてしまい、そのまま窒息によって絶命。


  • 新堂俊平 ×

ネプチューンの幹部。自らを美形と称し、実際イケメンなのだが、品性下劣なナルシスト。ネプチューンの構成員に違わず無能力者を殺す事に何の躊躇いもない。武器型「モーニングスター」と獣化型「ゴリラ」のダブルギフト。今岡と死闘を繰り広げた後羽柴によって燃やされた。


一般構成員編集

  • 北島薫 ×

武器型ギフト「火炎放射器」の持ち主。東郷・今岡と戦闘。追尾する炎で2人を攻撃するも、東郷の青竹によって防がれ、逆に両肩を竹槍で貫かれてしまう。その後、東郷が出した竹槍の剣山に落とされ、体を貫かれて絶命。

  • 水野美久 ×

獣化型ギフト「チーター」と無機物型ギフト「鋼」のダブルギフト。確認されている中でも、ネプチューン唯一の女性能力者。無能力者たちを惨殺していた所を見つけた宝条・今岡と戦闘。高威力の攻撃で今岡を苦しめるも、宝条によって両手両足を接着されてしまい、身動きが取れなくなった所を、今岡のフルスイングを喰らい、全身骨折して絶命。漫画版では獣化型ギフト「チーター」のみのシングルギフトとなっている。

  • 倉野琢磨 ×

獣化型ギフト「豚」と「アニサキス」のダブルギフト。元々はマーズで生活していたが、その裏の顔はネプチューンの潜入部隊であった。マーズを弱体化させるために、食事にアニサキスを混ぜるも、今岡の機転により自分の所業がバレてしまう。最終的には羽柴に「別れの握手」と称した自然型「マグマ」に変化した手で焼かれ灰となった。

支援型ギフト「ワイヤー」の能力者。無能力者を収監していた檻の強度を上げて、竜崎の虐殺に貢献していた外道。壱式に毒針を延髄に刺されて絶命。




アバンギャルド編集

多くのメンバーが存在し、情報共有をしながら平和維持活動を行う組織。

東雲、衛本はアジトを訪ねようとしたが、案内役の京極が殺害されたことによりそれは叶わない話となった。

  • 京極零次 ×

モノクローム EP6納品報告・収録ビハインド

(画像左)

自然型「炎」の能力者。炎の能力者は他にEP3、ジュピター編①~②で登場している。

自分の能力を明かさないようにするためにサングラスを着用している。(ただし回想シーンではしていないため、対峙した海堂には自然型であるとバレていた)

自然型の「相手に近づけば近づく程威力が高くなる特性」を理解しており、全身の炎を拳に集め敵に近づいてから一気に解放する戦法を取る。能力を一切使わずに体技で戦うことも。無能力者を守る思想をしており、颯太達をアバンギャルドのアジトへ案内する予定であったが、海堂にほぼダメージを与えることも出来ず命を落とした。

尚、回想シーンでは颯太達と何日か共に行動していたかのような紹介をされている。


アゲハ編集

女性能力者のみで構成された組織。女性の救済を目的としており一見するとマーズの同類だが、極度の女尊男卑主義者かつミサンドリストの集まりであり、男性の尊厳も人権も認めず奴隷扱いしている結局のところ外道集団。ボスである麻里矢の死によって壊滅した。

  • 愛川麻里矢 ×

アゲハのボス。見た目は非常に容姿の整った美女だが、アゲハの構成員の中でもとりわけ女尊男卑とミサンドリーの度合いが酷く、男性を異常に敵視している。花音曰く「男性を人間として認めていない」。昆虫型「アリ(女王蟻)」と支援型「石鹸」のダブルギフト。

乗り込んできた今岡を女王蟻のフェロモンと妹を亡くした事による身の上話で嵌めようとするが、花音の一発で邪魔されてしまう。続いてフェロモンで男を操らせて今岡を攻め、支援型ギフト「石鹸」で今岡に金属バットを握らせず自身の機動力を上げて優位に立つ。しかし、花音が今岡を本格的にフォローした事で形勢逆転された挙句に今岡のフルスイングで致命傷を受ける。死の間際、先の話は実話であった事が判明する。

必要以上に男を嫌悪し酷な仕打ちをしてきたのは、男の手によって妹の命を奪われた事による復讐心と悲しさから来るものだった。最終的今岡にどういう理由があろうとやったことは「悪」であると伝えられ、生きていく事に疲れた空しさを呟きながら命を落とした。

今岡は同情するつもりはないとしつつも、この世界に来なければ違う未来があったかもしれないと同情する様子を見せていた。


モノクロームの世界の管理人陣営編集

殺し合いの世界における管理人の一人。本人曰く「下っ端」。

見た目はうら若き美女だが、殺し合いをまるでコメディを見ているかのように楽しみながら見ていては命の奪い合いを更に加速させるようなアイデアを発信したりと本性は極めて残忍で下劣な快楽主義者である。

管理人を名乗るだけにその実力は絶大以外の言葉が見つからない程に凄まじく、過去にマーズの元リーダーであり当時最強の名を手にした神宮寺からの不意打ち同然の戦闘になっても遊び感覚のようにあしらった挙句の果てに惨殺した。この事件をきっかけにモノクロームの世界に生きる能力者は誰一人として管理人陣営に反逆しなくなったという。

一方で神宮寺を瞬殺したものの、当時はマーズのリーダーになる前だった羽柴から神宮寺との戦闘で僅かに血を流している事を目撃していた事から、生物であることは確かな模様。

マーズとネプチューンの戦争でネプチューン陣営のリーダーの竜崎がポイント3倍デーで大量虐殺によって規定のポイントを集めた際に再び現れ、王のギフトを顕現させた。しかし、今岡・羽柴・壱式の命を懸けた戦闘で竜崎を阻止と抹殺をした事で無効として去って行った。

「誰を能力者にするか」「どのような能力を与えるか」は全てぽむ子含めた管理人らの裁量で決められており、どうやら「我が強い人間」や「他者を傷つける事に罪悪感の無い者」を優先的に選んで能力者にしている模様。その為か、能力者の能力は全て使える様だ。


その他の登場人物編集

  • 島津唯人 ×

武器型「弓」の能力者。東雲のクラスメイト。

東雲を助けるものの岩田が落とした岩石に潰されて命を落としてしまう。東雲は彼の死にショックを隠せなかった。

  • 海堂仁 ×

獣化型「イカ」の能力者。中野を縄張りにしている。「2周目」と呼ばれる能力強化(回想シーンでは『フルの能力強化』という表現に変更されている)をしており、京極を殺害、能力強化を行った今岡も圧倒するが、蘭子に気を取られていた隙に今岡のフルスイングを受けて絶命した。

余談だが、京極との戦闘では足で攻撃をガードする癖を一切見せていない。

  • 蘭子 ×

今岡と出会った無能力者。今岡を助けるために海堂をおびき寄せ、結果として海堂撃破に貢献した。しかし、海堂からの攻撃が致命傷となり亡くなってしまう。






関連タグ編集

ヒューマンバグ大学 異世界 能力バトル

関連リンク編集

現在限定公開のエピソード3〜6のリンク編集

EP3

EP4

EP5

EP6

(EP1~2、ヤンキー異世界金属バット物語EP1~4は細部が異なる点を除けば現チャンネルで公開されているものと同じな為、ここでは割愛)

関連記事

親記事

ケイコンテンツ けいこんてんつ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 21709

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました