壱式恭平
いっしききょうへい
CV:遠山春
Youtubeチャンネルモノクローム〜色眼の囚人〜に登場するキャラクター。
主人公の今岡が所属する人道組織「マーズ」の副リーダーで、昆虫型ギフト「オオスズメバチ」と武器型ギフト「鎖分銅」のダブルギフト。
礼儀正しく、どのような時においても無能力者のことを第一に考える人格者。
頭を吹き飛ばす程の威力をもつ鎖分銅と、アナフィラキシーショックを起こすオオスズメバチの能力が強力で、今岡からは「副リーダーは伊達じゃねえ」と称されている。
- 足狩鎖
相手の足を鎖で拘束する技
- 鎖童夢
自身をドーム状の鎖で防御する技
- 八岐の鎖
壱式の最も強力な技。大量の鎖を振り回して攻撃したり、敵を大量な鎖で拘束する技
- 鎖円壁
鎖状の盾を作る防御技で、竜崎の爆薬弾丸を完全に防ぐほどである
敵対組織・ネプチューンを最前線で叩いている役割を担っている。
初登場。殺戮組織・ネプチューンの拠点の一つである立川で、無能力者に非道を行っていた構成員を殲滅していた。また、その際に幹部の関川と戦闘したが、周りの影響を鑑みて、壱式の方から退却した。
羽柴の口から好きなラーメンが魚介系であることが明かされる。
冴島と共に六本木の無能力者解放に向かう道中でネプチューン幹部・栗田と遭遇し戦闘。
栗田の獣化型ギフト「ゼブラ」の強烈な蹴りと、支援型ギフトの増殖能力に苦しめられ、内臓に損傷を負った。
栗田の増殖能力が、支援型ギフト「3Dプリンター」による物であることを見透かす。その後、栗田の攻撃パターンを読み切った上で、相手の足を拘束した。しかし、何と壱式は敵の得意分野であるキック対決に持ち込む。勝てると信じてやまない栗田は、壱式を蹴りで大きく吹き飛ばす。しかし、キック対決というのは壱式が膝から毒針を刺すための罠であり、栗田は引っかかってしまう。結果として、アナフィラキシーショックで栗田を撃破することに成功した壱式だが、栗田が遺した「冴島は今頃死んでいる。あの人には敵わない」というセリフから、冴島が強力な戦闘力を持つ能力者と戦っていることを察する。そこで、満身創痍の自分に代わって、援助に来た今岡に冴島のサポートを要請した。
- 愛する仲間や守るべき人達のために戦った漢の最期
ネプチューンとの戦争の中、残るはネプチューン大将・竜崎を残すのみとなった。
本拠地に乗り込む中、敵の二人一組の能力者を倒すも、少なからず手傷を負ってしまう。
その中で羽柴と竜崎との死闘に乱入し、羽柴の援護や囚われた人達の開放を試みるも、ネプチューン側の支援型ギフトの邪魔で手こずり竜崎からの攻撃も数刻堪えた後に大ダメージを受けてしまう。
今岡も加勢に入り羽柴と共に竜崎を打ち倒すために奮起するも、竜崎の底知れぬ強さと執念によって大量虐殺を許してしまい、遂に王のギフトの顕現を許してしまう。
風前の灯となる中で再び特攻するも、竜崎のニトロ弾丸で右腕を捥がれてしまう。それでも、千切れた腕を投げつけて隙を作り最大限の力で竜崎を抑える事に全力を注ぎ、チャンスを見つけた今岡が強力な一撃を叩き込ませるフォローを担った。しかし、竜崎は防御のためにニトロの盾を張った事で大爆発に巻き込まれ、遂に瀕死となった。
そして歩ける状態でないのにも関わらず最期の力を振り絞って今岡の下に歩み、竜崎の打倒を託し命を落とした。
そして、死んだと同時に出てきたポイントは今岡の武器型ギフト「金属バット」のフル強化を果たす糧となり、戦争の勝利に貢献する礎となった。