注意
以下の内容にリンク付けされた個別記事はモノクローム〜色眼の囚人〜を元に執筆しており、今作にて公開された内容とは大きく異なっている場合があります。
その影響で個別記事にwebtoon版ではまだ公開されていない物語の根幹に関わる重要な情報が含まれておりますので、ネタバレを避けたい場合は閲覧を控えることを推奨します。
概要
『ピッコマ』で連載中の能力バトル作品。原作は『ヒューマンバグ大学』と同じ雄燗。
2023年1月6日付けの動画を持って、YouTubeでの活動を休止した漫画動画チャンネル『モノクローム〜色眼の囚人〜』の事実上の続編であるが『モノクローム〜色眼の囚人〜』の主人公が東雲颯太であったのに対し『俺だけ金属バット〜モノクロームの世界』では主人公が今岡憲伸に変更されるなど細かい違いが見受けられる。
YouTubeで発信されている動画版の話によってネタバレになってしまう事を防ぐためか、2023年7月22日を以て、漫画動画の方のコンテンツは非公開になると公式より発表がなされた。
人気低迷により、第60話の火海戦争編にて完結。基本待てば無料で読み進めることができるが、58話から60話まではサイト内通貨を必要とするため要注意。
公式の概要
殺人許可証が発行された世界「モノクローム」…この世界には能力者と無能力者が存在し、無能力者はただ惨殺される。殺せばポイントゲット...自分を強化できる。 弱いものイジメが大嫌いなヤンキー今岡憲伸が命を守るために戦う儚くも熱い物語。
ギフト
①自然型:オレンジ:自然現象で発生するモノを自在に操り戦う。自然で起こる事を意のままに操れるので、威力や影響範囲は強力かつ広大なモノが多い。
②昆虫型:緑:現実に生存する昆虫の姿に擬態して戦う。変身可能なのは節足動物だが、シャコが獣化型に分類されている様に、所謂「蟲」に分類される生物になれるようである。元々は獣化型の一部だった。
③獣化型:青:現実に生存する動物の姿に擬態して戦う。昆虫型は一つの種類で独立しているのもあり、陸上生物は勿論、鳥類や魚類、果ては寄生虫なども含まれる。能力で得た動物の特性や習性をそっくり反映されており、キャラによっては動物の名前や癖を取り入れた言い回しをするキャラも多い。
④物質型:赤:鉱物や金属等の無機化合物、更にはニトログリセリンなどの有機物といった無生物を操る、または自らの肉体をそれらに変化させて戦う。
⑤武器型:黄色:相手を攻撃する道具を具現化させて戦う。オプションは主に打たれ強さであり、あくまでも他のギフト持ちに比べると少し高くなるだけである。
⑥支援型:ピンク:生活や戦闘で補助に役立ちそうな道具やモノで戦う。バイク等の乗り物もこれに含まれる。
⑦物理型:紫:物理学で発生する現象を自在に操って戦う。どうやらかなりレアな能力である模様。
主な登場人物
※×の付いたキャラクターは第30話時点で故人。30話の理由はその時点で執筆者が読むのを飽き…(加筆修正お願いします)
マーズ
主人公。武器型ギフトの「金属バット」の持ち主。
ヤンキーだが、弱い者イジメや理不尽な殺戮を嫌う正義漢。ハーフ強化だけでハーフ・フル両方強化と相手に誤認させるレベルの凄まじい潜在能力の持ち主。
無機物型ギフト「ダイヤモンド」の持ち主。
気さくで温厚な人物であり、初対面の今岡とも早い段階で打ち解けている。
マーズのリーダー。獣化型ギフトの「隼」と自然型ギフトの「マグマ」を持つダブルギフト。
世界でもトップクラスの実力者である。リーダーに恥じない絶大な戦闘能力の持ち主だが、性格は会話の節々に英語を交えながら気さくな態度を崩さないカリスマ性溢れる人格者。今岡の潜在能力と根性を見込んでマーズに勧誘する。
- 風間幸太郎
物理型ギフトの能力者(能力の内容は不明)。今岡に拾われ、同行している。その後はまだ幼い事もあってマーズでは非戦闘員として保護されている。 能力はまだ覚醒していない。
- 神宮寺恭太
マーズの元リーダー。昆虫型ギフトの「ヘラクレスオオカブト」と自然型ギフトの「光」を持つダブルギフト。羽柴を超える強さを持ち、年間で殺した人数が最も多い者に送られる表彰も受けた。羽柴曰く、「当時の最強で誰も敵わなかった」「異次元の実力」。しかし、神宮寺は意味のない惨劇を生み続けた管理人に復讐を決意しており、管理人が現れる表彰の時に攻撃を仕掛けた。しかし、管理人の圧倒的な力の前に敗北し、手足をもがれた上に体を潰され命を落とした。絶対的強者と見做されていた彼のあまりにも呆気ない死により、管理人に反逆しようとする人間は居なくなったと言う。
支援型ギフト「瞬間接着剤」の持ち主。瞬間接着剤は一見するとサポート系に見えるが、相手の口や鼻を覆えば窒息死を狙える等、本人のセンスや技術もあってかなり強力な能力。
武器型ギフト「竹槍」の持ち主。竹槍は攻撃にはもちろん並べて壁にするなど防御にも使えて汎用性が高い。
マーズの旧副リーダー。昆虫型ギフトの「オオスズメバチ」と武器型ギフトの「鎖分銅」を持つダブルギフト。
羽柴と同様の人格者。
ネプチューン
幹部
ネプチューンのリーダー。無機物型「ニトログリセリン」と自然型「重力」を持つダブルギフト。羽柴と互角の力を持つ。
- 新堂俊平 ×
ネプチューンの幹部。自らを美形と称し、実際イケメンなのだが、品性下劣なナルシスト。ネプチューンの構成員に違わず無能力者を殺す事に何の躊躇いもない。武器型「モーニングスター」と獣化型「ゴリラ」のダブルギフト。
今岡と死闘を繰り広げた後羽柴によって燃やされた。
武器型「戦斧」と自然型「雷」のダブルギフト。ダブルギフト等の要素もあったとは言え、今岡が初めて敗北した相手である。
第八話にて今岡と激突。今岡が自身のギフトである「金属バット」のハーフ強化を終えた事もあって序盤は圧されたものの、自然型ギフト「雷」を自在に使い始めた事で逆転する。だが戦場の建物の配管を破壊され、電気を分散された事によって隙を見せ、今岡を逃してしまった。
一般構成員
- 水野 ×
獣化型ギフト「チーター」の持ち主。宝条・今岡と戦闘。宝条によって両手両足を接着されてしまい、身動きが取れなくなった所を今岡のフルスイングを喰らい、絶命。
- ネプチューン構成員A
武器型ギフト「火炎放射器」の持ち主。東郷・今岡と戦闘。追尾する炎で2人を攻撃するも、東郷の青竹によって防がれ、逆に両肩を竹槍で貫かれてしまう。その後、東郷が出した竹槍の剣山に落とされ、体を貫かれて絶命。
※ただし関川の所属する組織の名は第30話時点で明らかになっていない。今作における彼はネプチューンの所属ではない可能性がある。
ネレイド
- 海堂仁 ×
獣化型「イカ」の能力者。能力強化を行った今岡を圧倒するが、蘭子に気を取られていた隙に今岡のフルスイングを受けて絶命した。
- 山田広輔 ×
物質型「硫化水素」の能力者。MCベノムと名乗り、無能力者にゴミを集めさせていた。ラップを用いるのが特徴的。火をつけて亜硫酸ガスを発生させるが今岡のスイングでまき散らされ、その後フルスイングを食らい絶命。
管理人
殺し合いの世界における管理人の一人。本人曰く「下っ端」。 コスプレが趣味なのか、能力者達の前に現れる際は様々な衣装で現れる。
見た目はうら若き美女だが、殺し合いをまるでコメディを見ているかのように楽しみながら見ていては命の奪い合いを更に加速させるようなアイデアを発信したりと本性は極めて残忍で下劣な快楽主義者である。
管理人を名乗るだけにその実力は絶大以外の言葉が見つからない程に凄まじく、過去にマーズの元リーダーであり当時最強の名を手にした神宮寺からの不意打ち同然の戦闘になっても遊び感覚のようにあしらった挙句の果てに惨殺した。この事件をきっかけにモノクロームの世界に生きる能力者は誰一人として管理人陣営に反逆しなくなったという。
一方で神宮寺を瞬殺したものの、当時はマーズのリーダーになる前だった羽柴から神宮寺との戦闘で僅かに血を流している事を目撃していた事から、生物であることは確かな模様。
どういうわけか劇中では獣化型「イカ」と物質型「ダイヤモンド」を扱った。
その他の登場人物
- 横山正嗣 ×
獣化型「ジャガー」の能力者。『モノクローム〜色眼の囚人〜』に登場した輪島信二と同じ役回り。
- 蘭子 ×
今岡と出会った無能力者。ダブルギフトの存在を今岡に伝えた。今岡を助けるために海堂をおびき寄せ、結果として海堂撃破に貢献するが、海堂からの攻撃が致命傷となり亡くなってしまう。
- 今岡千早 ×
今岡の母。今岡の回想シーンにて登場。この世で一番嫌いなものは弱い者イジメだと語っており今岡と同様に正義感が強い人物であったと思われる。また病気であったようで、今岡の回想から作中では既に亡くなっていると思われる。