能力バトル
のうりょくばとる
能力バトルとは、特殊な『力』を持つ者達が互いに争ったり、共通の敵に立ち向かう物語のことである。『能力者バトル』とも呼ばれる。
このジャンルの特徴として、バトルの主軸となる能力が、努力や鍛錬などで誰でも習得できるわけではないという点が上げられる。能力の習得は何らかのきっかけによる覚醒もしくは他者からの譲渡であり、総じて才能・素質のあるものに限られる。
そして最大の特徴は「その能力を持った人間は(作中)一人のみ」という点であろう。似たような能力はあっても差別化がきちんとなされている。
今まで気付かなかった才能の発露という妄想にもってこいな題材であり、未だ多くの人の心を捉えて離さないジャンルである。厨二病の原因でもある。
ほぼ不可能と言って良い。
このジャンルの元祖は山田風太郎著の『甲賀忍法帖』(1958)、および忍法帖シリーズが元祖とされているが、同作品は「バトル物」と分類される漫画やアニメの始祖ともいえる存在であり、細かいジャンルの区別はできない。
「現代能力バトル」としては荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』(1987年連載開始)、具体的には第3部『スターダストクルセイダース』(1989年~1992年)から登場する「スタンド」が、異能力バトルを漫画界に普及させた元祖及び代表格として評価されよくとり上げられるものの、「敵も味方も同じ原理のもと、異能力を使う」という点に関しては以前からも使われていた手段であるため、このジャンルのスタンダードと呼ぶには議論が必要だと思われる。
また、近年の作品においては、能力バトルと呼ばれる作品における特徴の一つ「能力にはルール・制限がある」という設定が散在されており、またそのような作品がありふれていることが定義の不可能さ、ひいては作品へのジャンル付けへの困難さに拍車をかけている。
そして能力バトルは細密な設定と戦闘が魅力的な題材であるが故に、作者のアイデア一つで全く別の物になる可能性を秘めていることも上げられる。
設定からの逸脱も(ある程度なら)作中で例外として認められるが、他の能力バトルものと比較して、その逸脱がどの程度まで認められるべきかは主観でしか決められないのも苦しい。
総じて「能力」という他ジャンルでも使用できる、汎用性の高い素材を題材にしたが故に他ジャンルとの線引きが難しくなってしまったと言えるだろう。
主に小説の投稿が多い。しかし呼称が統一されていないため、完全一致よりも部分一致による複数回の試行をおすすめする。
「異能 バトル」もしくは「能力 バトル」あたりで検索するとよいかもしれない。
コメント
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