ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

「さぁ私の可愛いお人形たち 手足がもげるまで踊り狂ってね」


CV:小清水亜美

概要編集

センシティブな作品

吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』の登場人物。一人称は「私」。


那田蜘蛛山で最初に登場した妖艶な女性の姿をしているの「母」。小さい蜘蛛を操り、蜘蛛の糸を結んだ相手を操り人形のように使役させる血鬼術を使う。操っている相手の意志とは関係なしに体を動かすため、骨が折れようと関節が外れようとお構いなしに攻撃を仕掛ける。

糸の根源である彼女に近づくほど、使役する糸は太く強くなり、使役される相手も強くなる。

実際は「母」という役割を累から与えられた血縁のない鬼に過ぎず、糸を操る技も累の血鬼術であり彼女自身の能力ではない


元は幼女の鬼だったが、累の命令で容姿を変えて大人の女性の姿になっている。精神年齢は幼女のままのため、累の要求に応えきれない事が多く、「父」暴力をふるわれ、恐怖で支配されていた。度々元の幼女姿に戻ってしまう為に累にも虐待されており、母とは名ばかりで、家族で一番立場が低い

そのため、「兄」から馬鹿にされ、累や「父」の暴力に怯えて泣きじゃくったり、功を焦るあまりに癇癪を起こして操り人形にしていた者達を「役立たず」と罵って殺害したり等、時々相応に子供っぽい様子を見せている。

子供の鬼に「母」という役割を与えた事に関しては、累の人選ミスであるとも言える。

更にファンブック2にて、無惨以外の鬼は擬態が彼ほど上手くない上に長時間体の大きさを変化させられない為、本来は小柄な体型の彼女が成人女性に変化させ続けるのは相当な負担らしく、よく元の姿に戻ってしまうのはそういう事情が窺える。


作中では、那田蜘蛛山に侵入した炭治郎達を始末しようとするが、伊之助の空間識覚によって居場所を特定された上に、操っていた鬼殺隊の隊士達は糸を樹木に絡められて使い物にならなくなり、「とっておきの人形」であった首無し鬼も撃破される。そして伊之助によって上空に投げられた炭治郎が迫ってきた。

しかしその惑乱の最中、「ここで死ねば解放される、楽になれる」と悟った彼女は、抵抗も逃走もせず、自らの「死」を受け入れる。その思いを瞬時に感じ取った炭治郎は、相手が頚を差し出してきた時のみに使用する「水の呼吸 伍ノ型 干天の慈雨」で介錯した。

痛みを感じない穏やかな死が訪れた彼女は炭治郎に感謝し、十二鬼月(累)がいる」ことを伝え、痛みもなく安らかに消滅した。

センシティブな作品


累の配下としては最初に倒されたものの、偽りの家族達に虐げられ、やがては死を切望する程に絶望していた中で、炭治郎によって痛みも苦しみも感じさせない慈悲の一太刀で介錯され、炭治郎の優しい眼差しに管取られながら安らかに消えて逝った彼女の最期は、他の家族達とは違って比較的に救いのあるものだっただろう

センシティブな作品センシティブな作品


血鬼術『蜘蛛糸繰り』編集

センシティブな作品

ほとんど見えない糸を小さい蜘蛛を介して対象に取り付け、それを繰って対象を操る。

かなり引っ張る力が強いらしく、人間一人くらい軽く持ち上げられる。この力は操り主に近く、糸が太いほど強力になる。

それにより本来の実力よりも高い戦闘能力を発揮できもするが、耐久力は変わらないので肉体が壊れていく。折れた骨が内臓に刺さったまま動かされていた者もいる。

鬼が潜む森に突入した隊士10人はこの糸に繰られた隊士との同士討ちに遭ってほぼ全滅した。

その有様たるや、身体能力の限界を超えて無理矢理操られたせいで関節はあらぬ方向に曲がり、骨が飛び出しているものまでいるという痛々しい有様である。

しかも体だけ見ても凄惨なのに、精神は特に無関係なので、生きたまま操られる場合は更に悲惨である。自分の意に反して仲間を殺してしまった挙句、死んでもなお操られるという壮絶な地獄を味わうことになる。

また制御ができなくなっても糸が繋がってさえいれば、操っていた相手の首を無理矢理捻じ曲げて殺すことが可能である。

この時死んだポニーテールの女性隊員・尾崎は生存が願われていたが、作者のスタイルに隙はなかった。

後に人形の一つとして、両腕が蜘蛛のようになった首のない大男の鬼というものが登場したが、どのように作られたのかは不明。


余談編集

人間だった頃は子供であり、今際の際には、母親と思われる女性に愛情を受けていたものの、彼女を食い殺してしまっただろう事を回想している。しかし他の鬼と同様、人間時の記憶は薄れており、それが誰なのか思い出せないままであった。


このように悲しき過去を背負い、偽りの家族からは虐げられる哀れな人物であったが、「夫にDVを受ける巨乳人妻、しかも中身はロリ」という設定から一部では妙な人気があり、二次創作界隈を賑わせている

一部では蜘蛛ママと呼ばれている。


『鬼滅の刃』のWebラジオ番組『鬼滅ラヂヲ』で、嘴平伊之助役の松岡禎丞は、母蜘蛛を気に入っていたらしく「ママンは仲間に欲しかった…」と番組内で本音を漏らしていた。


関連イラスト編集

母鬼母救いの雨センシティブな作品Demon Spider Momセンシティブな作品


元の姿

蜘蛛妈妈2鬼滅の刃「母鬼の正体」の子供鬼


関連タグ編集

鬼滅の刃 鬼(鬼滅の刃) 血鬼術 干天の慈雨

累の母…表記揺れ。または累の実の母親を指す。


蜘蛛鬼一家編集

累(鬼滅の刃) 父蜘蛛 兄蜘蛛 姉蜘蛛


その他

ロリママ 哀しき悪役 悲劇のヒロイン

関連記事

親記事

蜘蛛鬼一家 くもおにいっか

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 12874737

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました