「バカね、無駄なことを…あたしは不死身なのよ!!」
概要
声:矢島晶子
種族は自ら鬼であると明かしている。
アニメでは死体の化粧に使う櫛が化けた妖怪という設定。
容姿
外見はおかっぱ頭が特徴的なスタイル抜群の美少女。スリットが入った露出度の高いミニスカート風のくノ一のような服装を身に着けている。
性格
殺害した人間の首を持ち帰り、殺された人の髑髏と髪で住処を作っている。また、持ち帰った首を「獲物」としてコレクションしている。
露出度が高い服を着ており、胸の谷間に隠した四魂のかけらを見せびらかすなど、容姿に自信を持っていることがうかがえる。
戦闘能力
髪籠
切れ味が鋭い髪の毛を操る能力。
物を切り裂くだけでなく、生きている人間に憑り付かせて意識を奪い操ることもできる。
紅霞
どうしても髪では斬れない相手には腰に差している宝刀「紅霞」を使う。これは髪を斬らない刀なので結羅にとって非常に都合のいい武器である。
鬼火髪
鬼らしく鬼火を扱うこともでき、櫛から髪を伝って炎が襲う「鬼火髪」という技もある。
髪檻
大量の髪で壁を作り、相手を閉じ込める技。
魂移し(原作)
結羅は髑髏の中に格納した赤い櫛に魂を移しており、肉体がどんなに深手を負っても何ともない。櫛の中に自らの魂が入っているため、櫛は急所(弱点)であり、彼女を倒せる唯一の手段でもある。
ただし再生能力はなく、両腕を切断される等の深手を負ったが、それらが治癒することはなかった。
再生能力(アニメ)
アニメでは流石に問題があったのか、アニメでは再生能力を持っていた。ただし、胸を貫かれた際の風穴は消滅するまで治癒しなかった。
本編での活躍
物語の序盤、犬夜叉とかごめが屍舞烏を倒し、四魂の玉が各地に四散した直後の話から登場する。
逆髪の結羅は二人が四魂のかけらを集めているという噂を聞き、かごめの前に姿を現す。四魂のかけらを奪うことには成功したが、かごめは骨喰いの井戸に落下し、現代に戻ってしまう。かごめの襲撃と並行して楓の村娘を操り、犬夜叉にも攻撃を加えていたが、彼の頑丈な身体には髪の攻撃が通じず、取り逃がしてしまう。
逆髪の結羅は二人が四魂のかけらを集める際の障害になると判断し、現代まで髪を送り込む。家族にまで危害が及ぶと考えたかごめは戦国時代に戻り、結羅の住処を突き止める。
二人を迎え撃つ結羅は、まず犬夜叉を髪で縛り、刀で切り付ける戦法を繰り出す。
かごめは道中で拾った弓で援護するが、放たれた矢が髪に当たると、それを消してしまう。かごめの存在が危険だと考えた結羅は「鬼火髪」でかごめを燃やし尽くす。
そのまま犬夜叉も切り付けようとするが、犬夜叉が放った「飛刃血爪」により、右手を切断されてしまう。
髪を操る腕を失ったことで、犬夜叉を拘束していた髪も緩んでしまう。
片手を失った結羅だが、刀を持ったままの右手を髪で操ることで、中距離から斬撃を食らわす戦法に切り替える。
一方的に攻撃を加え追い詰めた結羅は、犬夜叉に近づくと胸の谷間に隠した四魂のかけらを見せつける。
刀を左手に取り首を切ろうとするが、犬夜叉の反撃を喰らい、胸の谷間から背中までを腕で貫かれてしまう。
致命傷となったはずが、結羅は胸に風穴を開けた状態でも平然としており、犬夜叉を驚かせる。
一方で、犬夜叉から渡された「火鼠の衣」の守りによりかごめは生きていた。そして、結羅の巣の髑髏に秘密があることに気づいていた。
かごめが生きていることに気づいた結羅は彼女を殺そうとするが、「火鼠の衣」により傷がつけられない。
そして背後から犬夜叉が「飛刃血爪」を繰り出し、結羅は残っていた左腕も切断されてしまう。
両腕を切断され、髪で構成された結羅の住処が崩壊する。
ついに髪が操れなくなったかに思えた結羅だが、なおも僅かな髪で切断された右手を操り、刀で犬夜叉に攻撃を続ける。
崩壊した住処で、かごめは結羅の手につながる髪が髑髏に繋がっていることを突き止め、それを破壊する。
髑髏の中には結羅の魂を移した櫛が入っており、結羅は唖然とした表情のまま、衣服だけを残し肉体が消滅した。
余談
- 高橋留美子氏の漫画にはスタイル抜群の女性キャラが数多く登場するが、この逆髪の結羅も御多分に漏れず、スタイル抜群で露出度の高い鬼ということで、最初期のキャラクターながら非常に人気が高い。
- 同じく高橋氏の代表作『うる星やつら』のラムと比較されることもある。だがラムは頭の角や尖った耳等鬼らしい特徴を持っているのに対し、結羅にはそういった点は一切無く、人間と全く見分けのつかない容姿をしている。『犬夜叉』に登場した人外キャラは、人間に憑り付き姿を借りているものを除くと、どこか必ず人外とわかる外見的特長を持っており、結羅が唯一の例外である。
- アニメでは極力見せないようにとの指示があったものの、原作では下着の色は黒と設定されていたようだ。しかし、弱点の赤い櫛を砕かれ肉体が消滅した時に衣服の中から下着らしき物が一切出てきてない描写を見ると明らかにノーパンであった事が確認できる。そもそも普通に考えたら戦国時代にパンツなんて存在してないのだからノーパンは確実と言っても過言ではない
- 声を演じた矢島晶子は、後に琥珀役で準レギュラー出演となる。
- RPG版ではフィールド上の結羅の髪に対して、かごめは見ることができるが触れるとダメージを負ってしまう。犬夜叉は見ることは出来ない(表示されなくなる)が触れてもダメージを受けない、という役割分担しながら彼女を追う事となっていた。
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