概要
生きるために殺すしかない!!
スクウェア・エニックス刊『月刊ガンガンJOKER』にて2009年12月号から2016年1月号まで連載された。
『ヤングガンガン』2012年6号より匣咲いすか作画による、スピンオフ作品「キャタピラー」が連載されている。
単行本は全14巻。
全体的に過激なバトル漫画で蟲の説明を含めたバトル漫画である。
『月刊ガンガンJOKER』2020年2月号より速水時貞作画による、続編「ブラトデア」が連載されている。
ストーリー
母に先立たれた高校生・藤井有栖は、彼女を引き取った叔父による家庭内暴力と、学校でのいじめにより精神的に悩まされていた。しかしある日、殺し屋・蜘蛛が来訪し叔父を殺害。それにより、彼女の日常が急変する。
蜘蛛は有栖が自分と同じ先天性集中力過剰 (CEC) の持ち主である事を見抜き、肉親を殺されて居場所を失った彼女を自分たち殺し屋の「裏社会」へと招き入れる。有栖は、ほどなくして恩人である蜘蛛を倒すという試練を乗り越えたが、蜘蛛の遺言に従い、己の名前を捨てることを拒み、「組織」への加入を拒否する。
これにより次々と差し向けられる「組織」の刺客から、自分の日常を守るために戦うことになる。
主な登場キャラクター
藤井有栖(ふじい ありす)
蜘蛛(くも)
田嶋頼子(たじま よりこ)
沖めぐみ(おき めぐみ)〈蜚蠊〉
組織
ボス(正体と能力は原作のアラクニドで記載)
雀蜂(スズメバチ)
銀蜻蜒(ギンヤンマ)
蟷螂(カマキリ)
屍出蟲(シデムシ)
蠍(サソリ)
蜚蠊(ゴキブリ)
竈午(カマドウマ)
水黽(アメンボ)
斑猫(ハンミョウ)
蟋蟖(リオック)
軍隊蟻(グンタイアリ)
兜蟲(カブトムシ)
穴蜂(アナバチ)
似我蜂(ジガバチ)
螽蟖(キリギリス)
蝱(アブ)
蚰蜒(ゲジ)
百足(ムカデ)
芋蟲(イモムシ)
巨針蟻(ディノポネラ)
その他
藤井 義雄(ふじい よしお)
外部リンク
作品紹介(アラクニド)
作品紹介(キャタピラー)
関連タグ
テラフォーマーズ…同じ昆虫をモチーフとした作品。此方は「ゴキブリvs人類」「昆虫の能力が比喩表現ではなく実際に組み込まれている」と言う相違点がある。