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ドリアン(バキ)

どりあんかいおう

ドリアンとは、漫画『バキ』シリーズに登場する死刑囚で、白人唯一の海王である。
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CV:銀河万丈

概要

 ドリアンはアメリカの貧しい家庭に生まれた男で、台詞から判断するに60代と思われる髭面の巨漢である。
死刑執行にも耐える屈強な肉体の持ち主だが、相手と会話する中での一瞬の隙を見逃さず仕掛ける不意打ちを得意としており、凶器を使った攻撃や中国拳法の心得もある多彩な戦術を持つ人物。

来歴

過去

かつては劉海王の元で修業を積み、一昼夜で岩盤を砕いてトンネルを作るなど、最強レベルの達人として怒李庵海王の名を受け継いだ。アニメ版では烈海王を海王に推薦した人物として登場している。拳法習得後かは不明だが、二等兵として日本を訪れたこともある(こちらはあまり明確な回想はない)。

最凶死刑囚

それがどーいう因果かアメリカ・ワシントン州の刑務所に死刑囚として収監され、絞首刑に処された。しかしドリアンは10分の首吊りに耐え、足の力だけで死刑執行人(及び居合わせていた医者と神父)を全員殺害、死体をロープで洗濯物のように吊し上げると、壁に血文字で「紳士諸君 東京で会おう」と英語で書き残して脱獄。生身で太平洋を泳いで一路日本に向かう。

神心会襲撃、独歩や加藤との戦い

 死刑囚全員が集合する前に「人食いオロチ」こと愚地独歩を倒すために神心会に乗り込み、愚地克巳を卑怯な戦法で倒す。続いて烈海王が戦いを挑むが、「ありがとう」と言い捨てて火炎放射して逃走する。
 続いて地下闘技場での徳川光成老の手引きに「癒される場を求め続けた末辿り着いた」と答え、格闘家と戦うことを誓う。
 その後まずは念願の独歩と対決。アラミド繊維のワイヤーで手首を切断するが、独歩はそれでも斬られた方の手でドリアンを殴り飛ばし、切断された手を拾って一時撤退。この一件は引き分けに終わる。「ハハ なんとファンタスティックな……………」
 しばらく東京の地下に潜伏していたが、スペックが倒されたことを知るとガソリンを携え徳川邸を強襲、範馬刃牙らを焼き殺そうとするも、逆に駆け付けた克巳にガソリンをぶっかけられて燃やされ、さらに加藤清澄のテグス攻撃(自分のワイヤー攻撃のパクリであり、ある種の意趣返しである)で耳をそぎ落とされてしまう。しかし、今度は口から手榴弾を吐き出して投げつけ、一路アジトまで逃走する。

 その後しばらく休んでいたが、彼を尾行してきた加藤が戦闘を挑んでくる。中国拳法とガラス瓶などの凶器で応戦するも、トリッキーな戦法を使う加藤の猛攻にあえなく敗北した…かに思えたが、実はそれは幻であり、加藤は相手のイメージする戦闘の運び通りの自分の姿を見せるという催眠術にかかっていたのである。一人相撲を繰り広げてヘトヘトになった加藤の首動脈をワイヤーで攻撃した挙句サンドバッグに詰め込んで神心会に送り返した。

遊園地での死闘

 あまりにも卑劣かつ残虐な攻撃に堪忍袋の緒が切れた克巳は、烈と協力し全国の新神会門下の格闘家たちを集め、ドリアンを真夜中の遊園地(新神会に所属していた人が経営)におびき寄せる。子供の頃好きに遊ぶことが出来なかったドリアンは年甲斐もなく大興奮するが、そこに待ったをかけた男がいた。加藤の親友・末堂厚である。末堂はドリアンをジェットコースターに追い詰めて倒そうとするが、逆に突き落とされて重傷を負い、ドリアンはワイヤーをひっかけてアッサリと生還する。

 その後烈&愚地親子と出会い、烈が「同門対戦をするわけにはいかない」と辞退すると、愚地独歩と二度目の戦いをすることになる。そこでドリアンは斬ったはずの独歩の左手による攻撃を喰らってしまう。自身の適切な処置や医師の手腕もあって、独歩はあまりにキレイに切断した左手を、手術でくっつけなおしてしまっていたのだった。独歩との戦闘中にドリアンは加藤に仕掛けたものと同じ催眠術をかけるが、戦闘経験が豊富な独歩は気にせずドリアンをタコ殴りにする。通常ならイメージトレーニングの際に「誰しもが思い浮かべる自身の鮮やかな勝利」をイメージするところ、独歩は長年の経験により戦闘が自分の思惑通りに運ぶものではないと知っており、催眠術にかかっているにも関わらず術を受ける前と遜色ない動きを見せ、催眠術にかかっているという自覚がないまま戦い、ドリアンの攻撃にも対応して猛攻を仕掛ける。

独歩の猛攻を受け、左手・胸骨・膝に深手を負うドリアン。そしてそこに包帯まみれの加藤清澄車椅子に乗って現れ、独歩の見立てでほぼ五分の傷を負った加藤が戦いを引き継ぐ。その目を見たドリアンは恐怖に立ちすくみ、「わたしの敗けだァァァァァッ」と降参した。

敗れたと思いきや…

 その後、加藤の病室を訪れた後に病院を抜け出し、愚地邸をメチャクチャに破壊して独歩の妻・夏江を攫うという卑劣なマネを行い、激昂した独歩を右手内部に仕込んだ爆弾で倒す(当然ながら彼も手を負傷する諸刃の剣であり、左手が治る間もなく病院を抜け出しているため両手を負傷した状態)。哄笑するドリアンだったが、そこに現れたのはかつて「同門だから」と言って戦闘を拒んだ烈海王だった。
 烈に「強さとはいったいなんだろう」と問うドリアン。「自己(おのれ)の意を貫き通す力 我儘(わがまま)を押し通す力」と自分にとっての強さを返答する烈(余談だがこれは作者・板垣氏の考えでもある)。そこでドリアンは「『敗北したい』という望みをただの一度も叶えられたことがない」、すなわち「わたしは勝ったことがない」と悟る。それを喜劇と自嘲しつつ、烈に勝ちたいという願いが彼に生まれる。ドリアンは烈に挑みかかるが、病院を抜け出したままの状態で勝てるわけもなく、カウンターパンチを入れられて倒される。

気付いていたよ烈 海王
わたしは敗北者だったのだ
勝利に彩られていたハズの
わたしの人生が
その実、暗黒に満ち――――――……ッッ

 救急車に乗せられ、病院に連れ戻されるドリアン。しかし、目覚めた時に発した言葉は、幼い頃の記憶そのままだった。勝ち続けることで自我を支えてきたドリアンは、「敗北を望む」という言葉とは裏腹に、一度も勝つことが出来なかったという矛盾と重圧に耐えられず、幼児退行を起こして廃人化してしまったのだ。

その後

 ビスケット・オリバに連れられて中国大擂台賽に参加する。


戦法

  • ヒゲを抜いて吹き付け、飛ばして視界を奪う
  • アラミド繊維のワイヤーをライターに仕込み、相手を斬り刻む
  • を吹く
  • の中に様々なモノを隠し、吐きだして相手に投げつける
  • 手を叩いて催眠術をかけ、相手の「望んでいる戦況」を作り出して翻弄する
  • 手にグリースを塗り付け、ガラス片を手にまとって即席の凶器を作る
  • 自身の爪を研磨し刃物のようにして攻撃する
  • 靴の踵に仕込んだ刃を用いた踵落とし


 このように、徒手空拳も相当な腕前でありながら、多種多彩な戦法を持つ。

余談

  • 夏江はピクル編で再登場し、無事であることが判明している。
  • 彼が劇中でたびたび歌う曲はシャルル・アズナブール氏の『O Toi La Vie』という楽曲である(アニメではオリジナル曲に差し替え)。


関連項目

グラップラー刃牙 怒李庵海王
キャンディ 暗器 精神崩壊 

愚地克巳 加藤清澄 末堂厚 愚地独歩 烈海王 ビスケット・オリバ 楊海王

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