CV:龍田直樹(OVA版)/楠見尚己(2001年TVアニメ版) / 麦人(2018年TVアニメ版)
概要
地下闘技場トーナメントの主催者で、世界中の格闘技者の情報量はもちろん、金の方も世界トップクラスを誇る日本最後の大物。
格闘家や強者を見聞することに血道を上げ、その渇仰のためなら自らの命さえも惜しまない。人間的に熟達しており、現役の総理大臣さえも彼の前では畏まり恐縮するほどの傑物。
刃牙達がピクルとの闘いを終えた後、重度の癌によって体を蝕まれていたことが判明、闘病を勧める紅葉を一蹴し、「闘いたい者それぞれに相応しい好敵手を引き合わせる」という自らに課せられた天命を全うすべく、栗谷川にマッチメイクを委託する。
『最凶死刑囚』編では、刃牙や独歩が負けた時には敗因を指摘、「ごく日常の中で人知れず起こり得る不当な暴力の鎮圧こそが根本。いかなる評価、いかなる賞賛を得ようが喧嘩で不覚をとる闘士など無価値と言ってよい」と批評して、花山を怒らせるが、「ワシが一番悲しんどるんじゃぁ!!貴様より!貴様等より! 誰より! 地下闘技場戦士の最強を誰よりも信じたのはワシじゃ!貴様等にこのワシの無念がわかるか!」と泣きながら気持ちを吐き出す。
これには刃牙も反論できなかった。