あそこは僕の戦場だよ。そして僕は必ず戦場から帰還してみせるね。
CV:仲野裕
概要
学園都市の第七学区にある病院で患者の保護を主にしているカエルに似た顔をしている医者。「何があっても患者を見捨てない」ことを信条としており、患者を救うためであれば手段は問わない。普通の医者が執らない手段に出たり、未認可の技術も使う。
禁書では主人公の上条当麻が何らかの事件で大怪我を負うたびにお世話になっている人物で、あまりに頻繁に入院するので「君はよっぽどこの病室が好きみたいだね」とまで言っている。ナース属性の持ち主らしいが単にすっとぼけて言ってるのか本気なのかは不明。
超電磁砲でも幻想御手(レベルアッパー)編でちょい役で登場。原作では顔を隠しての登場だったが、アニメでは普通に顔が出ている。
初対面の御坂美琴からリアルゲコ太!と言われる始末。仮にも意中の人(上条)を何度も救っている命の恩人なのだが・・・。本人もカエルに似ていることに自覚はあるらしい。芳川桔梗曰く「顔がカエルに似ているからいまいち貫禄に欠ける」。
実は、アレイスター=クロウリーと共に学園都市を作った人物で、イギリスで瀕死の重傷を負っていたアレイスターを救い、日本で匿ったのが彼とアレイスターの出会いである。
とあるシリーズにおけるブラックジャックとでも評しても良いくらい医療技術は高く、上条の切断された右腕を何事もなかったかの状態に戻した事でも有名。この件に関してはステイルからも「見かけによらず名医」と関心されるほど。また、検死医としての能力もあり、人皮挟美の遺体の検死を行って「ごく普通の死後2日の遺体」と言っている。
しかし、上条が竜王の殺息(ドラゴンブレス)を受けた事で生じた記憶破壊に関してだけは何も成果を上げることができず、悔やんでいる。また、食蜂操祈のことを記憶できないことについてもどういう状況かは把握できたものの、対処できなかった。
また、人間の寿命を延ばす研究も行っていたようで、それが後の身体的障害を抱えてしまったレベル5達へのリハビリである「負の遺産」に応用されている。
上条を始めとして多くの主要キャラクターは彼の世話になっておりその立場上、「とある魔術の禁書目録」「とある科学の超電磁砲」「とある科学の一方通行」、劇場版「エンデュミオンの奇蹟」などとあるシリーズほぼ全ての作品に必ず出番があるキャラの一人。アニメシリーズでは一貫してキャスト表記が「カエル医者」である。
pixivではカエル医者の方が登録数が多い。
正体?
学園都市の機能停止後は、木原脳幹と共にエジプトでミナ=メイザースと合流するが、ミナに対して自らを、健康体になったアレイスターの師匠「アラン=ベネット」と称した。
だが、これはミナを安心させる為の嘘らしい。
しかし、木原脳幹は「もしかしたら...」と疑っている。