概要
ONEPIECEに登場する悪魔の実の動物系(ゾオン)の一つ。
食べる事で動物学的に鳥類に所属する動物にトランスフォーム出来る能力を得る。人間が食べれば、中間形態(人獣体)においては腕が蹴爪型に変化し、背中から翼が生えた天使のような姿となる。
しかし、飛行能力を持つ実はわずか5種類しか確認されていないという非常にレアな存在である。……が、既に判明しているだけで5種類の『トリトリの実の能力者』がおり、判明していないが恐らくトリトリの実の能力者と考えられる能力者もいる。
どの「5種類」が確認されたのか、今となってはよく分からなくなっている。
ただ、王国では体制側に属するペルも世界規模で見れば一般人に過ぎない。トリトリの実に限らず悪魔の実は一般に極めて希少性の高いものであり、地域によっては海賊でも伝説に過ぎないと思っている者や、そもそも悪魔の実の存在そのものを知らない者がいるケースもある代物である。
それを踏まえると、グランドライン前半の世間一般で把握できる範囲では、トリトリの実以外の飛行可能な能力を含めて5種であると解釈することはできる。
食したキャラクター
ペル
モデル隼(ファルコン)を食した。元ネタはエジプト神話のホルス。
バズ
劇場版『麦わらチェイス』のオリジナルキャラである、シュナイダーの愛犬。モデル鷲(イーグル)を食した。
マルコ
幻獣種モデルフェニックスを食した。
再生能力があるので船医として働いていたが、白ひげ海賊団解散後はエドワード・ニューゲートの故郷の島の医者に転職した。
トラツグ
京都市嵯峨山大覚寺とのコラボイベントにて登場。幻獣種モデル鵺を、空腹のあまり悪魔の実とは知らずに食したワノ国の人物。
トリトリの実ではあるが、妖怪である鵺に姿を変えるため、恐ろしげな見た目とある謀略から、撃ち取られそうになっていたところ、ルフィたちと出会った。
モルガンズ
モデルアルバトロスの能力者であり、世界経済新聞社の社長。常に人獣型の姿をとっており、人型が不明。本人曰く「飛べない」らしいが、元動物の能力及び空中に投げ出された状態だったことを加味すると助走があれば飛べる可能性が高い(アホウドリは助走が無いと飛べない)