概要
世界政府付属機関である海底監獄インペルダウンの内部を徘徊する獄卒獣の一体。
二足歩行で歩くホルスタインのような外見で、常に鼻水を垂らしている。また、片手に棘付きの巨大な金棒を持っており、戦闘ではこれを振り回して攻撃する。
能力
名前 | 不明 |
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解説 | 不明(ホルスタインに変身する?) |
種類 | ゾオン(動物)系 |
見た感じ人間には見えないが、クロコダイルによれば、その正体は「覚醒」した動物系の能力者であるらしい。
ギア2による攻撃や、小さな町なら根こそぎ壊滅させられる程の量の爆薬(と互角の威力のマギー玉)の直撃を受けても原形を留めてまだまだ動ける異常なタフネスを誇っており、例え動けなくなるほどのダメージを受けてもある程度の時間が経てば回復し、再び立ち上がる。外見の割に異様に素早く、ルフィやボンちゃんでさえ反応が追い付かないほどの速度で金棒を振り回し、囚人や敵対者を叩きのめす。
性格
表情からは何を考えているのかさっぱり分からない。普段はインペルダウン内を徘徊し、問題を起こした囚人を見つけては檻の中から引きずり出して制裁を加えている。囚人や敵に対しては血も涙もなく、まるでゴミのようにしか考えていないようだ。
基本的に言葉を何一つ発しない。時々牛のような雄叫びを上げるだけであり、普通の人間と会話ができるのかどうかすら判別できない。これも覚醒による影響なのか、そもそも元が人間なのかもいまいち分からない謎の多い存在である。
有事の際には獄卒長のサディちゃんに従って行動する。
活躍
インペルダウン編にて初登場。当初はシルエットだけで存在が示唆されていただけだったが、ポートガス・D・エースの救出のためにレベル3までやってきたルフィと途中で合流したMr.2の前にその姿を現す。驚くべき戦闘力で一瞬ルフィ達を苦しめるも、吹っ飛ばされて一時退場…と思いきや脱獄のチャンスを狙って隠れていたバギーやMr.3を追い回しながら僅か4頁で再び戦線復帰。そして4人の連携攻撃を立て続けに受けてついに動けなくなった。
しかし、ルフィ達の大脱獄が中盤に差し掛かった頃、完全復活を遂げてまたも囚人たちの前に姿を現す。が、ここでは特に活躍もできず、他の獄卒獣と共にそのままフェードアウトしてしまった。
新世界編ではまだ未登場だが、表紙連載にて新たな獄卒獣のミノチワワと共に描かれていた。見た限り容姿などに大きな変化は無い様子。