「“1”と…“0”は違う」
概要
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍で将官である「中将」に属しており、海軍中将の中では知名度と登場頻度が高い人物。縦縞スーツに口ひげと丁髷という非常にインパクトのある恰好をしている。
マリンコードは「00660」。
プロフィール
本名 | モモンガ |
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年齢 | 46歳→48歳 |
身長 | 251cm |
所属 | 海軍本部中将、海軍GL第1支部基地長 |
覇気 | 武装色、見聞色 |
武術 | 六式 |
出身地 | 偉大なる航路 |
誕生日 | 6月6日 (モ←6、モ←6、ンガ) |
星座 | ふたご座 |
血液型 | F型 |
好物 | サモサ |
初登場 | 単行本44巻 第420話『バスターコール』 |
CV | 太田真一郎 |
能力
覇気を体得し、大太刀を武器に海王類を腹の中から切り裂く高度な剣術を持つ。六式も体得している。
また、中将でも耐えきれない者がいるシャンクスの覇気でも意識を保つことができる。下記の通りボア・ハンコックの石化を防いでいるが、同時期に登場したヤマカジ中将があっさり石化されたことを鑑みるに、強さにムラがある中将達の中でも比較的実力が上の方であると思われる。
性格
ハンコックの能力に自らの手を傷付けて平常心を保って対抗するなど、見た目通り真面目な性格。
それ故に周囲の濃いキャラクターたちに振り回されるシーンも目立ち、インペルダウンではツッコミに終始した。
活躍
サバイバルの海 超新星編
エニエス・ロビー編
バスターコールを指揮する5人の中将の1人としてエニエス・ロビーを訪れ、死闘を終えて満身創痍で集まった麦わらの一味を追い詰めたが、最終的には取り逃がしてしまった。
女ヶ島〜マリンフォード頂上戦争編
ポートガス・D・エースの公開処刑に伴って必ず勃発する白ひげ海賊団との全面戦争に備えるため、王下七武海のボア・ハンコックを迎えにアマゾン・リリー近海に現れた。この際、戦艦を呑み込もうとする海王類を1人で斬り捨てる実力を見せたが、肝心のハンコックには最初は招集を聞き入れてもらえず、ハンコックの能力で部下達が全員石にされてしまう。しかし自身は手にナイフを刺した痛みで平常心を保ち石化を免れた。
その後、ハンコックがようやく招集に応じたことで彼女を軍艦に乗せ、インペルダウンでの用事を終えてからはマリンフォードに帰還する。
マリンフォード頂上戦争では同じ中将のダルメシアンと共に六式と剣術を駆使してルフィの処刑台接近を防いだ。
最後の海 新世界編
魚人島編
原作で旧海軍本部(マリンフォード)でモモンガと思しき海兵が指揮を執る姿が描かれており、麦わらの一味が復活したという報を受けて即座に増員を派遣した。ただし、アニメではこの人物はモモンガとは別人として描かれている。
本編以外での活躍
ONEPIECE FILM Z
連動企画「Zの野望編」において、巨人族の海賊パンズフライの護送を行う艦隊の指揮艦として登場している。護送の途中、囚人を助け出そうとする麦わらの一味、更に囚人を殺そうと企むシューゾ率いるNEO海軍の遊撃隊と戦闘になった。
初戦では乱戦となる中で同じ剣士であるゾロとも交戦するが、「海賊を守るのは本意ではないが」としつつも護送対象のパンズフライの身柄を守ることを最優先してNEO海軍の攻撃に対応したため、サンジからは「海兵にしちゃあ話せる」と感心され、それを聞いて睨み返しつつも閉口した。
また、頂上戦争で直接交戦したこともあってかルフィからは「相当強えぞ」と実力を高く評価されていた。一方モモンガの方はエニエス・ロビーとマリンフォードの二度に渡ってルフィを取り逃したこともあってか相応に因縁を感じている様子で、麦わらの一味と対面して早々に「今度は逃がさんぞ」と言いながら速攻でルフィに斬りかかっている。
麦わらの一味が逃走に成功した後はシューゾの攻撃で部隊を壊滅させられたと思われたが無事部下と共に生存しており、秘かにかつて恩師から学んだ海賊の追尾方法を用いて一行を追跡し、全ての決着がつき麦わらの一味に敗れて拘束されたシューゾ達を逮捕、インペルダウンへ投獄することを宣告する。その際シューゾからひと思いに新世界の海で殺すように懇願されるも、拒否して「それは法が決めること。これが海軍の正義だ」と告げ、かつての恩師と同じく真っ当な正義感を持つ海兵としての理念を貫いた。
また、劇場版本編にも登場しており、かつての恩師ゼファー率いるNEO海軍への対策会議に出席した。また、ゼファーとの最終決戦にも参戦している。
ONE PIECE STAMPEDE
海賊万博のためにデルタ島に集結した海賊たちを叩くために出陣した海軍艦隊の第一陣の1人として登場した。
ONE PIECE FILM RED
黄猿・藤虎と共にウタを止めるためにエレジアへ出撃する。その際赤髪海賊団と接触することになり、終盤ではシャンクスから海兵の殆どが気絶するほど強烈な覇王色の覇気をぶつけられるも、大将の2人と共に何とか意識を保ち続けた。